Clothes to You

GLORY GUYS

先を急ぐことはしません!! 良いものはじっくりご提案していきます!!

昨夜、またやってしまいました。目の前が真っ暗は大げさですが、自分の情けなさに腹が立ちます。自宅の駐車場にバックで入れる際、柱にぶつけること、今回で3度目。左側のサイドミラーです。幸い、今回は外れただけで、なんとか元に戻りましたが、取り替えるとなるとそれなりの金額。念のためにテープで補強しておきましたが、多分、大丈夫でしょう。注意散漫は大きな事故につながります。慌てると碌(ろく)な事がありません。

黒と白のコントラストで思いついたのが、この写真。いやはや、なんでも洋服に結びつける悪い癖ですが、これも職業柄なんでしょう。

JAMES GROSE/ジェームスグロースの「DOVER JACKET」ニューシープスキン シングルライダースのインナーは、ZANONE/ザノーネのモックネックです。このホワイトの44のみと他の色目は完売ですが、サイズが合われる方には是非おすすめです。

モックネック人気の陰に隠れていますが、ドルチェヴィータことタートルネックの存在を忘れてはいけません。モックネックの展開は実は日本だけ。イタリアはもちろん英国でもほとんど見かけません。古い人間なのでしょう。私も一枚も持っていない。いや、一枚だけJOHN SMEDLEY/ジョン・スメドレーで半袖のモックネックを持っていました。あれば便利ですが、セクシーかといえば?です。ゴルフなどのスポーツウェアとしてのイメージが強いせいでしょうね。

冬はインナーとして、春はブルゾンとして羽織ることのできる立ち襟カーディガンです。季節にメリハリをつけるためにコットン素材でも提案されていますが、まだ寒い春なら、温度調整のできるウール素材の特質を考えても、この毛羽のない生地感であれば十分なんて、合理的な考えです。さらに、ナチュラルなキャメルベージュとオリーブであれば、自然の風景の中に優しく溶け込んでいけそうです。

サイズが合えば揃えておきたのが、PT TORINO/ピーティートリノの「ストレッチウールハウンドトゥース柄パンツ」です。

2年前のセレクト当時でも55,000円とウール混率の高いストレッチパンツは手が出しずらい状況でしたが、魅力的な柄行きが多く、一柄だけと選んだのが、このブラウン×ブラックのハウンドトゥースでした。打ち込みのしっかりした良い生地です。毛羽がないため、保温性を確保しながら、表面のクリアさがまだ寒い春には最適です。個人的にも購入したかったボトムですが、すでにカシェートバイヤーが穿いておりました。

カシェートに移動します。

オリーブといえば、こちら、CORDINGS/コーディングスの定番アイテムのハンティングシャツが気になります。採用している生地は、1858年に創業した英国で最も有名なコットン素材の名門生地メーカーBrisbane Moss/ブリスベンモスのモールスキンです。ご案内する前にサイズ39のみとなってしまい、未公開、いや、今回初の登場です。

ご用意できるサイズは39のみ。サイズが合えば、直しに出しているガンクラブチェック のトラウザースに合いそうと羽織りましたが…サイズ38があればでしたね。残念です。

2025-26年のバイイングをしていると、チャコールグレイも含め、オリーブやブラウンのカラー提案に気がつきます。現状に立ちながら、一年先の作業をしていると見えてくることは多くあるのです。自由気ままに書かせていただいているブログですが、何をご提案すれば、皆様のお役に立てるかなんてことも考えておりますので、少しだけ耳を傾けてくださいね。

 

※セール終了時期と新作入荷の状況案内

2月も後半。そろそろセールも終盤です。この三連休までと考えていましたが、この寒さ。少し伸ばしていきたいと考えております。また、入荷につきましては、明日、Gabo/ガボのスーツとジャケット、Maria Santangelo/マリアサンタンジェロのシャツが一部入荷します。ただ、全体に遅れ気味となっており、その理由は様々です。

「マリアサンタンジェロですが、メーカー全社的に生地納期の遅延に伴い生産が後ろ倒しになっております。またオーストラリア風邪が蔓延し生産人員が減るなどして生産コントロールに苦戦しているそうでございます」

こんなメールも入ってきています。ただ、以前と違い、納期を早める為のプレコレクションより一ヶ月ほど後に行われるメイン展でのオーダーが多い私たちにとって、キャンセルは困りものですが、さほど納期の遅れは気にしていないのが現状です。

ただ、英国ものを扱うカシェートは順調に入荷があり、ご案内が追いつかない状況です。本日のカシェートブログでお知らせしておりますが、明日、JOHN SMEDLEY/ジョンスメドレーのシーアイランドコットンのニットが全て到着する予定です。いつもは100枚ほどですが、今回は厳選した60枚と聞いております。寒い三連休になりますので、暖かくしてご来店くださいますようお願い申し上げます。

 

 

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洋服が語れる楽しい時間でした!!

一年に二回お会いすることができる楽しい日です。

私の洋服の師匠と言っても過言ではないN.K氏。展示会を開かない為、わざわざ、ここ岡崎までご足労いただいております。

独立する前からのお付き合いですので、かれこれ40年近くなるでしょうか。元VANに在籍、1978年にVANが解散した後は、VANやKENTのシャツを作っていたスキャティ・オークで大阪の支店長を勤めた後、独立され、N.Kクラシックを創業。クラシコブームの前であり、私が独立して数年後のことでした。「スグル君、そろそろ時代は変わるからね」と紹介してくださったのは、数々のイタリアファクトリーブランド。

中でもJACOB COHEN/ヤコブ・コーエンを紹介された際は衝撃的でした。当時、インコテックスのウールパンツが2万アンダーの時代です。それがジーンズなのに3万超え。当時の消費税は確か3%でしたが、税込みにすると4万円近かったはずです。それでも売れたのは、ジーンズという今までの概念とは明らかに違い、いや、魅力と言った方が良いでしょう。ジーンズを穿かなかった多くの方からも支持され、瞬く間にその名が広まっていったのです。その経過は皆さんもご存知でしょう。この秋冬のエントリーは、9万?という噂。実際、展示会には行きましたが、オーダーはしていません。昨年秋の入荷でオーダーストップです。

現在のJACOB COHEN/ヤコブ・コーエンのラインナップは、こちらからご覧になれます。

ジャケットスタイルが最も様になるJACOB COHEN/ヤコブ・コーエンのデニムパンツ。デビュー当時のコンセプトが、”ジャケットに合うジーンズ”でした。従来のジーンズに見るパターンではなく、トラウザースを基本に設計されています。床に置いていただくとよくわかります。

上の写真は、今週の出張スタイルと同じ。ボリオリのジャケットにヤコブのデニムは私の定番ブランド。そして足元も。このANTONIO PIO MELE/アントニオ・ピオ・メーレもN.K氏からセレクト。もうすぐ入荷してくるはずです。全てイタリアものですが、ニットだけは英国ブランド。昨日、カシェートのブログにも紹介されていましたが、WILLIAM LOCKIE/ウィリアムロッキーのタートルネックです。タートルで二枚、エルボーパッチ付きのクルーネックを二枚と、寒がりな私はこのブランドを冬の防寒用ニットとして活躍させています。

出張の際もウールコートを羽織っていますが、新たに気になるコートといえば、MACKINTOSH/マッキントッシュ。現在、ジャケットの上に羽織れるウールコートはブラックのセミチェスター、ネイビーダブルのベルテッド、ブラウンチェックのラグランバルマカーン。もう一着揃えるなら、この「BELFORD」チョークストライプバルマカーンコートがいいかなと思っております。これでキャスケットかぶったら、モテるでしょうね。デニムにコートの組み合わせは、最強のコンビなんです。

話をN.K氏に戻します。現在、氏からセレクトしているブランドは、MANIFATTURA CECCARELLI/マニファッチュラ・チェッカレッリとSalvatore Piccolo/サルヴァトーレ・ピッコロです。どちらも表面的なわかりやすい服ではなく、通好みによって支持されている、You Tubeなどで軽く扱われることのない造詣深いブランドです。

この秋冬、ブランドを知らない方にも支持されたのが、このカセンティーノのクルーザージャケット。

次の秋冬は、全色と行きたいところですが、それではバイヤーの力量が疑われます。どれもがイメージできるカラーですが、白シールのインディゴとチェック柄を推していくことにしました。他にもモデルを選んでおりますが、入荷時のお楽しみとさせてください。

まとまりのないうちに時間が来てしまいました。本当はもっと多くのことを語りたかったのですが…

私の前職から、独立後、そして今日までずっと、ブランドは変われど、同じ方からバイイングしていると、サンプルがなくても安心してオーダーができるのです。今では多くの代理店さんがあり、様々なブランドを取り扱っていますが、共感しながら洋服の魅力を語り合える人はそんなに多くはありません。あえて年齢は聞きませんが、私より10は上のはずです。業界のためにもグローリーガイのためにも少しでも長く続けていただきたいものです。

 

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2025-26年秋冬バイイングの最終作業は最も寒い時期ですが、洋服屋が風邪をひいたら、笑われます!!

粉雪舞う冷たい日です。昨日の東京出張。いつもより気温が下がったとはいえ、ここ岡崎と比べれば断然過ごしやすく、移動も楽でした。

カシェートのメンズ化から5年。ようやくショップとしての形が出来上がってきたことや、グローリーガイが今年で35年を迎えることなど、いろんな意味で大きな節目になりそうです。カシェートはさらに英国色が強まり、そこににフランスの香りを混ぜてのアプローチに。グローリーガイはイタリアのファクトリーブランドを中心と従来通りのコンセプトですが、大きく変わるのは品揃え。変わらない良さとして10年、15年、中には20年続けているブランドもありますが、変わりすぎたのは価格。さすがに受け入れることのできないブランドは、思い切ってお休みさせていただくことにしました。

“別れがあれば、出会いがある”なんて、1月31日のCachette LIFEに書かせていただいたように、離れるものがあれば、新たに取り組むブランドもあり、改めて再開するブランドもあります。なるべくシンプルな流通でコストが価格に反映しないように心がけていくつもりです。

一昨日のブログで、ご紹介させていただいた【De Petrillo/デ・ペトリロ】のスーツです。先ほど、ご来店されたN様、結婚式の二次会に出席される為、お選びいただいたのが、チャコールグレイの無地スーツでした。

嬉しいことにコーディネート写真そのままでご用意させていただきました。秋冬でもチャコールグレイのリクエストをいただいており、偶然にも、昨日、生地を選んできたばかりです。サイズ42のK様、展示会前に教えていただきましたので、仕入れに反映させていただきます。秋冬生地で提示された価格が、240,000円。今季が248,000でしたので、代理店さんの了承を得て、240,000円に端数切り。8,000円とささやかですが、35周年価格です。「どうせなら、4も取って」でしょうが、それは勘弁してください。

それにしても寒い。夕方の6時、外に出れば、吐く息は白く、車の移動でもコートは欠かせません。車の温度計は2度。氷点下になるのも時間の問題ですね。

寒いからと言って縮こまっていてはいけません。寒さをしのぐには、まず下半身の防寒対策と持ち出したのは【DALCUORE/ダルクオーレ】のトラウザース。2021年ものですが、ウィスキーでいう「マチュレーションピーク」。これだけの素材、縫製でこの価格であれば、買わないわけにはいかない貴重なパンツです。偶然にもサイズ46が二本。一本は私が買わせていただきます。

 

こちらもナグラさんに丈直しのピン取りをお願いしました。

いつ購入しようかとタイミングを計っていた【CORDINGS/コーディングス】のガングラブチェックツイードトラウザーズ。なぜか「GREY FOX」と名付けられたインプリーツのサイドアジャスターモデルのベルトレスです。なぜかというのは、grey foxグレイフォックスとは灰色のアメリカのキツネだからです。ロンドンには1万匹のキツネが生息していると言われます。実際、今回のイギリス出張でも一度だけ早朝のホテル前で遭遇しています。ただ、ロンドンにいるのは、red foxアカギツネ。なぜ、モデル名が「GREY FOX」なのでしょうか。

私がまだ20代後半の時、生地は異なりますが、このモデルとほぼ同じディテール、シルエットのトラウザースを好んで穿いていたのです。そのブランドが、当時、働いていたショップで扱っていたアメリカのラルフローレン。もしやその謎が…。いやいや、そんなことはありません。なぜ好んで穿いていたかといえば、モテるんです。それだけ?いや、それだけで十分です。

占いではそろそろモテ期。偶然の一致?カッコつけていえば、シンクロニシティでしょうか。本日、二本のパンツをお買い上げです。ありがとうございました!!

皆さんもどうか風邪をひかないように下半身を疎かにしないでください。

追伸

「GREY FOX」の謎。どうやらナグラさんの情報では、インスタ名”greyfoxstyle”を開いているデビットエバンスさんのことのようです。デビットエバンスといえば、ネクタイですが、憶測だけでは書けません。暫くお待ちください。

 

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新作スーツは、【De Petrillo/デ・ペトリロ】からお届けします!!

♪北風ぴゅうぴゅう♪

北風吹く夜は湯気の向こうで可愛い妻があんたの帰りを待っている

北風吹く夜は流行歌で揺れるグラスにあんたの心が溶けてゆく

男なら、どちらも正解!! なんて、日吉ミミさんの歌がよぎってしまうほど、夜遊び後の強い風の日です。

どうやら、今週は厳しい寒さ。まだまだ春は寒いのです。そう皆さんが思い始めたのでしょう。ダウンジャケットを中心に防寒アイテムに人気が集まっています。

明日からの寒波。この厳しい寒さに対応できるのは【MANIFATTURA CECCARELLI/マニファッチュラ・チェッカレッリ】の「FISHERMAN PARKA-DW」ドライワックスコットン フィッシャーマンパーカー。先ほど、防寒対策用としてお役に立つことができました。

本日のご案内アイテムは季節を進めます。【De Petrillo/デ・ペトリロ】より新作のスーツが2モデル入荷しましたので、ご紹介させていただきます。

シャツは私物のMaria Santangelo/マリアサンタンジェロ。いいスーツも選ぶシャツで見え方が変わります。それほど重要なアイテムですが、思いのほか、こだわられていない方が多いようです。スーツスタイルの土台となるだけに、少しでも良いシャツをお求めやすい価格でと据え置きにしております。春から初夏、気温差の大きい季節だけにコットン素材のコートは欠かせません。手に持っているのは、MACKINTOSH/マッキントッシュのトレンチコート。スリーシーズン用のコートとして揃えておかれると良いでしょう。

サマーウールのハウンドトゥース(千鳥格子)のツーピーススーツです。無地中心のワードローブの中に柄物を入れるとすれば、最も取り入れやすい柄になります。さらに細かい柄にピンチェックがありますが、無地との差をつけるなら、ハウンドトゥース でしょうか。同じモノクロのグレンチェックより控えめな印象があり、コーディネートしやすいのも、この柄です。

シャツはホワイト以外にブルーでもピンクでも。土台を無地にすれば、ネクタイの柄を気にすることはありません。

ストライプ柄に比べ、ラフな印象を持つチェック柄。ニットタイで遊ばれても良いでしょう。

今回、スーツで選んだモデルは「Napoli J C1P」のドロップ7です。昨年より修正したのはドロップ寸。胸囲から胴囲を引き、2で割ったものです。今までは、より強いシェイプのドロップ8でしたが、皆さんのウエストに、いや私も含め、フロントの釦を閉めた際、禁断のクロスラインが出ておりました。もう少し自然なラインをとドロップ7に変更しております。

モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。

MODEL:サマーウールハウンドトゥース SB-3B-SVスーツ
SIZE:44 ・46 ・48・50
COLOR:モノクロ
MATERIAL:表地:ウール100% 裏地:キュプラ100% パンツ裏地:アセテート56%・レーヨン44%
PRICE:¥240,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

 

手に持ったのは、MACKINTOSH/マッキントッシュのトレンチコート。先ほどの色違いです。ここ数年、ネイビー中心のセレクトでしたが、昨年よりグレイ強化。特にチャコールグレイに注目して生地を選んでおります。ネイビーの無地スーツが揃えば、次はチャコールグレイ無地です。オーソドックスな色目だけに小物で変化をつけたいものです。気をつけるのは、靴とベルトの色。あるいは鞄の色を合わせることです。そのことは、このスーツに限ったことではありませんが、シンプルなスーツほど気を使いたいものです。

 

一般的にトロピカルと呼ぶサマーウールです。上のハウンドトゥース同様、夏を通してスリーシーズン着用可能です。春は寒いので無理して衣替えしないでください。その代わり、暑さが治る晩秋ごろまで着用可能です。

上着だけでは説明不足です。ボトムは同じナポリの工房でしっかり作られています。ワンプリーツの程よいテーパーシルエットは、ジャケットをドロップ7に変更したことで、よりバランスの良いシルエットを生み出しました。

私のファーストスーツはチャコールグレイでした。成人式の時です。周囲がネイビーでしたが、なぜかアメリカンなトラッドの匂いが好きで三つボタン段返りのスリーピースを着て式に参加しました。私のスーツ原点であるチャコールグレイ。無彩色な無地だけにVゾーンは自由自在。柄のシャツに柄のネクタイを合わせるパターンオンパターンに挑戦してみてください。

チャコールグレイはなるべく濃い色目がオススメです。その理由は、オケージョンシーンで活躍させるためです。濃ければ濃いほどフォーマル性が高くなり、その分、ネクタイが華やいで見えるはずです。

モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。

MODEL:トロピカルチャコールグレイ SB-3B-SVスーツ
SIZE:44 ・46 ・48・50
COLOR:チャコールグレイ
MATERIAL:表地:ウール100%   裏地:キュプラ100% パンツ裏地:アセテート56%・レーヨン44%
PRICE:¥240,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

 

最近、お会いしていませんが、コロナ前の展示会では毎回、来日され、一個人店の私の意見でさえも真剣に耳を傾けてくれました。体型の異なるイタリア人と日本人。修正を加えながら、より完成度の高いものへ。そんな着心地に対するこだわりと熱意があったからこそ、今の【De Petrillo/デ・ペトリロ】があるのです。

 

撮影で使った【MACKINTOSH/マッキントッシュ】の「BLANFIELD」コットンギャバジンクロストレンチコート。サイズ確認も兼ねて、着てみました。着用サイズは38。カーキは完売のため、着用できずでした。

カシェートバイヤーが言うには、「前は確かポリエステルとゴム引き素材しかなかったのでオーダーは見送りましたが、今回は高密度なコットンギャバジンクロスが登場していたので迷うことなくオーダーしました」と、正解なセレクトです。ポリエステルでは味気ない、ゴム引きは湿度の高い日本では不向きな素材です。その点、コットンギャバジンクロスなら、質感、実用性とも完璧です、着込んでいくほどに、いや年齢を重ねるほどに味わい深くなっていく、人生を一緒に歩んでいけるトレンチコートです。

 

※Cachette/カシェート情報

昨日、Cachette MENSCachette LIFE ともに更新しております。よろしければ覗いてください。

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“男は敷居を跨げば七人の敵あり”が本日の話題です!!

“男は敷居を跨げば七人の敵あり”の諺。男子たるもの家の外に一歩出れば、さまざまな敵がいるという意味ですが、家の中と外では意識は自ずと変わります。それは着ていく服装にも表れるはずです。

車での移動とは言え、出で立ちは疎かにできないのが、洋服稼業の楽しみ。面倒とは思いません。玄関で靴を履き、コートを羽織り、グローブをはめ、最後に帽子をかぶれば準備完了。以前より増えたのは、帽子ですね。車に乗り込めば、外してしまうのですが、これも出かける際の気分なんでしょう。ただ、一つアイテムが増えたことで、忘れがちなのが、携帯電話と眼鏡。どちらかを忘れてしまうのには、困りもの。今朝も車に乗り込んだ後、携帯を忘れていることに気がつき、後戻りでした。

グローリーガイの店頭より、「これ、気になるね」の声がありましたので、早速、サイズ確認を兼ねて試着してみました【MACKINTOSH / マッキントッシュ】の「MA-1型ダブルナイロンジャケット」。着用サイズは36です。参考までに穿いているパンツはヤコブ・コーエンの細コールコーデュロイ。モデルはスラントポケット の「BOBBY」と細身のシルエットに合わせてみました。

全体に丸みのあるシルエットが新鮮です。ファスナーもあえてダブルジップにせずにシングルジップと古典的。クラシック回帰にトレンドが流れる中、パンツのシルエットも緩やか。極端な太さは別として、よりエレガントなスポーツスタイルを求める上で、選ぶトップスとしては最適なブルゾンと言えるでしょう。クラシックな表情を持たせながらモダンに見せるが、今の【MACKINTOSH / マッキントッシュ】の魅力と言えそうです。

かつて、モンクレール、カナダグースの横に並んでいた【MACKINTOSH/マッキントッシュ】。ブランド戦略の煽りを受け、三ブランドとも売り場から消えましたが、カシェートが英国をコンセプトにしたショップに変わることで、再び代理店の方から声をかけていただきました。

やはりバイヤーの方がうまく表現しております。詳しくは、こちらからご覧ください。

 

断捨離してもなかなか捨てきれずにいるお気に入りのスーツ。年に一度は着て、風に当ててやらなければと今季初の登場です。タイドアップしていた時期もありましたが、今は楽な方へとタートルネック合わせ。ただ、これに合わせていたブラックのハイゲージニットが虫食いとほつれで昨年末に処分。ブラウンにチャコールグレイ、そしてネイビーは健在ですが、代わりになるブラックがないと、急遽、カットソーのタートルネックを着てきました、比較的気温の高い今日はさほど寒さを感じませんが、今週からまた随分と気温が下がるようですので、新たに新調しようかと、店内をうろうろ。一つぐらいは見つかると思いきや、見つからず、カシェートへ。ないないと騒ぎながら、次のシーズン、どこかで仕入れしなければと思うブラックのハイゲージタートルです。いざという時にない、そういうことってありますよね。なんて、そろそろ出かけなければいけません。久しぶりの夜の集い。マフラー、コート、グローブ、それに帽子と準備は整いました。では皆さん、明日、またお会いしましょう!!

 

 

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