盆休みを利用して訪ねてきてくれた友人。鰻でも食べようかと駅前にできた複合施設オト リバーサイドテラスにある”ウナギの兼光”さんに行けば、長蛇の列です。どうしようかと思いながらも、外は土砂降りの雨。立体駐車場から濡れずに施設に入ることができ、今更、場所を変えるのはと記名して待つこと一時間。ようやく席が空き、昼食にありつけました。通常は昼の営業時間が決まっているのですが、お盆の期間とあって、この日は通しで夜まで営業。聞けば、トヨタ系の休み(8月13日〜21日)に合わせて、特別営業のようです。並んでまでして食事をすることに慣れていない私。久しぶりに人混みに紛れ込んだ気分ですが、まんざら悪い気はしません。待つ間の楽しみは会話と人間観察。ただ、それは3、40分までで、さすがに一時間となると、見るものにも飽き、お互い無言になってしまうのです。人間、お腹が空くと不機嫌に、満たされれば、機嫌が直るのは、科学的根拠もある、わかりやすい現象ですね。
本日の出で立ち、いやいや、これでは宇宙服着てサウナに行くようなものです。Tシャツにカーディガンを合わせていますが、その上に無理やり羽織ったのが、【HERNO/ヘルノ】の「フーデッドダウンブルゾン」。8月5日のブログでタカイがご案内しておりますが、展示会で一目惚れしたのは、私スグル。バイヤーの立場というより、個人的なスグル目線で最も感動したのが、このダウンジャケットと言い換えてもいいでしょう。
かつてグローリーガイが提案するダウンブランドといえば、モンクレール。アジア戦略という、我々にとっては納得のいかない価格上昇に伴い、見切りをつけたブランドですが、長年、大切に提案していただけに愛着のあるブランドでした。展示会で見たとき、まず思い浮かんだのが、モンクレールの初期のモデルです。思わず、懐かしい!! と叫んでしまったほどレトロな雰囲気を持つダウンジャケットでした。ナイロンに施されたグロッシーコーティングによる立体感のある光沢がとにかく目を引きます。加えて、アイボリーホワイトとブラックの配色とのコンビネーションが、モードになりがちな白黒とは全く異なる、甘さのあるレトロな表情を作り出しています。
何と言ってもお気に入りは、Hのイニシャルロゴ。HERNOのHは”すけべ”なHではなく、私の名前、HIROSHIの頭文字。いや、勝手なことを言っておりますが、かつて展開していたHACKETT/ハケットのロゴ同様、大いに親しみを感じるのです。クオリティにもデザインにも引けを取らないだけに、中には、Hで始まる、あの世界のハイブランドと間違える方もあるやもしれません。聞かれたら、自信を持って【HERNO/ヘルノ】と答えてやってください。ご存知なければ、”知る人ぞ知る”とさりげなく答えて、それ以上は語らないようにしましょう!!
※Cachette 情報
昨日、ご紹介させていただいた【MAJESTIC FILATURES/マジェスティックフィラチュール】のカットソー。他のアイテムと並んで、カシェートにてご提案しております。
靴の充実にも余念のないカシェート。本日のブログにて、クラークスのワラビーベージュが紹介されました。ぜひ、ご覧ください。
2022年春夏セール、ラストランです。秋冬のストックセールと併せて、ご活用ください。
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