日差しがあれば、春を近くに感じる季節です。ただ、油断は禁物。服の選択を間違えると後で後悔します。難しいのは、店頭での品揃えも同じ。まだまだ冬を探しに来られる方も多く、かたずけてしまうわけにはいきません。日本には春夏秋冬と四つの季節があり、暦上では季節の区切りがありますが、実際はここからが春、ここまでが冬なんてはっきりと決めることはできません。先の季節を意識しながら、今のご要望にお応えするのが、本来の洋服屋の在り方でしょうか。
こちらの写真、昨年8月23日のブログに掲載されていました。ちょうど今と同じで、夏から秋に変わる頃です。ご案内したのは、RUFO/ルッフォ。アルチザン(職人)のこだわりとプライドが生み出す極上のレザーコレクションをついに展開!!と息巻いたのですが、セレクトのタイミング、またはチョイスの悪さのせいでしょうか。あまり皆さんの心につきささらなかったようです。ただ、唯一この「FRED」襟付きラムナッパレザージャケットは好評をいただきました。残すサイズが46一点となると心が騒ぐのは当然で、展示会で一目惚れしただけに、20日のセール終了が待ち遠しい。もう少し待てば、私の手元に来てくれるなんて、高嶺の花を待つ心境です。
白のニットに着替え、今日も着てみました。羽織れば、自然に口角が上がります。
実は、今日着ていたニットはミディアムブラウンのタートルネック。気温が二桁ならばと着替えたのが、
12ゲージカシミアのクルーネックセーター。どこのかといえば、フランス語で”出会い”を意味するRencontrant/レンコントラント。温もりのある肌触りとゆるりとしたフォルムが、この冬の別れと新しい春の出会いとを歓送迎してくれているかのようです。サイズMがあるのが、このモデルでしたが、シルク・ウール ワッフル編みクルーネックセーターもサイズが合えば、お勧めいたします。
ライバル登場。20代の頃の私ですなんて、誰も信じません。お揃いのパンツ(BERNARD ZINS)を持っているジュニアです。ちょうどサイズSがあり、着用するつもりでしたが、隠れ場なのに、朝からご来店の切れ目がありません。渋々、写真を探して掲載したのがJOHN SMEDLEY/ジョンスメドレーのVガゼットダブルジャガードスウェット型ニット。すでに一度羽織って、ときめいており、あとは予算次第ということでしょうか。
明るい色を気にしながら、暖かい服装で春を待ちましょう!! が前置きでしょうか。いやいや長い前置きでした。
季節が飛びます。早ければ春、実際には立夏(5月初旬)頃から活躍しそうです。リゾート風スタイルでコーディネートしてみました。
ご紹介させていただくのは、Settefili Cashmere/セッテフィーリ カシミアの新作ニットです。素材は、コットン・カシミア・シルクの黄金比?いや理想の混率。それぞれの天然繊維の良さをブレンドさせています。コットン・カシミアのナチュラルな風合いにシルクの光沢を交えた美しいカーディガンに仕上がりました。魅力は素材だけでありません。優しく編み上げられた地柄に、オイスターホワイトにグレイを足したペールグレイ、オレンジとイエローの中間色アンバーは、輝かせば宝石のトパーズになりそうな、そんな絶妙な色合いです。
合わせたインは、どちらも同じSettefili Cashmere/セッテフィーリ カシミアのコットン・シルク スキッパーポロニット。ニット同士の組み合わせですが、カットソーのようなハイゲージのニットに合わせると上品な佇まいです。パンツはBorelio/ボレリオのコットンカルゼ ドローコード付きシャーリングパンツ。ホワイトのリラックスパンツ、足元BAUDOIN&LANGE/ボードインアンドランジで涼しげなコーディネートです。
昨日、ご案内させていただいたMaria Santangelo/マリア・サンタンジェロのリネンシャツに合わせてみました。リゾートというより我が家の書斎の気分でしょうか。合わせるものによって背景が変わるのも、このカーディガンの魅力です。
モデルは身長175㎝、体重64㎏、胸囲92㎝で、上のリゾートスタイルはサイズ46をややタイトに、下の書斎スタイルはサイズ48でややゆとりをもってきております。
MODEL:コットン・カシミア・シルク 地柄 カーディガン
SIZE:46・48・50
COLOR:ペールグレイ・アンバー
MATERIAL:コットン60%・カシミア20%・シルク20%
PRICE:¥55,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
春の新作 MooRER/ムーレー情報です。待望の2モデルが入荷しました。明日、ご案内予定です。
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