イベントの多いこの季節。と言ってもそれはカミさんのことで、フラ(ダンス)にズンバ、ヒップホップなどのイベントが目白押し。打ち合わせや練習にと体も頭もフル稼働の日々です。そうなると増えるのが、一人飯。レンジの使い方しかわからない私は、自然と外食が多くなります。ただ、仕事終わりが21時ごろとなれば行く店が限られ、そんな時に立ち寄るのが、10時まで営業しているシャングリラさん。サンドウィッチと紅茶の美味しい喫茶店です。
いつものようにタマゴサンドとミルクティー。出てきたてティーカップに思わず見惚れてしまいます。どこのかといえば、1775年イギリス創設のAynsley/エインズレイ。創業時から100年にわたって代名詞となっていた「スティル・ライフ・フルーツ」をリニューアルして1980年に「ステファン・パーズレイ」氏によってリリースされたオーチャードゴールド シリーズ。お店の方にアンティークですかと聞けば、2018年の復刻モデルだそうです。英国工場にて職人が手作業で製作している貴重な一品です。残念ながら、この深みのあるグリーンはすでに廃盤。ごく稀に入荷があるようですが、なかなか手に入らないようです。オーナーの奥様のお気に入りのティーカップ。嬉しいのは、そんな素敵なティーカップを選んでいただいたことです。
昨日、湿気のある蒸し暑さの中、デニムを穿いてきたことを後悔です。ならばと、本日、選んだのが、Borelio/ボレリオのモダングレイパンツ。気温の下がった今日より、昨日、選ぶべきパンツでした。それほど、ひんやりとした肌触り。偶然にも、午前中、パンツを探しに来られた方にオススメしたら、軽快さに感動しておられました。穿いて来られたのが、インコテックススラックスのチノ。それも秋冬の生地でしたので、特にそう感じられたのでしょう。
どうですか。このクールな清涼感とアップにしましたが、恥ずかしくも購入してすぐにシミ(左の腿辺り)を作ってしまいました。こぼした記憶はないのに。早速、洗うことにします。
品質表示を見れば、ポリエステル60%・ウール38%・ポリウレタン2%。洗濯機が不可となっています。ただ、下のメーカーサイドの黒タグには液温30°Cを限度として洗濯ができると表記してあります。さらに、
こちらはPT TORINO/ピーティートリノのおなじみ「Travel」シリーズ。素材混率に少しだけ差がありますが、洗濯可能となっております。Borelio/ボレリオを扱う代理店さんに聞けば、検査場によって、その判別は異なるとのこと。特に厳しい検査場に出すと、クリースが入ることで洗濯不可になる場合が多いとのことでした。では洗えないかといえば、店頭でご説明される際には、洗濯可能で伝えても良いとのことでした。
まずは、私が今度の休みにでも洗濯してみます。その結果はまたお伝えしますね。
湿度の高い日本の夏を少しでも快適に過ごしたい。そう考えた時、トップスよりボトムの選び方が大切になります。リネンをお勧めしていますが、シーンによってはシワが気になられる方も多いかと思います。そこでお勧めしたいのウール素材のパンツです。その筆頭がBorelio/ボレリオ。イタリアのファクトリーブランドでは出せないモダンなムードを出しているのは、そのブランドの背景。DRIS VAN NOTENをはじめとした数多くのメゾンのOEMを手掛けるベルギーの老舗パンツ専業ブランドだからです。
スポーティーなノープリーツ。程よく腰回りにゆとりを持たせながら自然なテーパード。ブランド側としては5.0センチのターンナップを提案しています。ただ、好みはあるもので、シングルではダメかといえば、そんなことはありません。本日、お買い求めいただいた方もシングルでお選びいただきました。
ただ、相変わらず根強い人気を誇るのが、PT TORINO/ピーティートリノの「Travel」。今季はライトグレイとミディアムグレイをご用意しております。
股上はほぼ同じ。ワタリ幅は30.5とボレリオより狭く、裾幅は18と0.5㎝ですが広くなります。よりストレートに近いフォルムになります。
BERWICH/ベルウィッチも忘れてはいけません。コットンやリネン・コットンで人気の「Jmorello」。ガーメントダイ加工による縮地のせいか、かなりタイトなイメージがありますが、糸染めのウールシリーズとなると、そのシルエットは穏やかです。
ジャケットを羽織れば、さほど違いのわからないノープリーツとワンプリーツです。あえていえば、ノープリーツの方がスポーティ、ワンプリーツがややクラシックでしょうか。股上は、このベルウィッチが最も深く、24.5。ワタリ幅は31.5と二つのブランドの中間ほどです。裾幅はPTと同じ18。それぞれのブランドのモデルによってシルエットは様々ですが、私たちが選んでいるイタリアブランドと比べると、やはりBorelio/ボレリオは、異色な存在と言えます。
ヒップ周りが小さめなイタリアのパンツに比べ、ゆとりのあるボレリオのモデル「VAN」。ヒップのある日本人にとって、無理なく穿いていただけるはずです。すでに店頭では多くのクラシコパンツをお持ちの諸兄にお選びいただいております。ブランド知名度はまだまだですが、もし気になられる方がございましたら、お便りをお待ちしております。
ご参加いただいた方々に感謝です。ありがとうございます。16日(日)までのイベントになります。
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