その時々で感動する展示会。かつて、ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)のニットに魅せられ、10万円ほどのニットと2万円以上するカットソーをセレクト。その後、カシミア・シルクの裏地のついたスエードのレザージャケットに感動し、当時、27万円もするのに仕入れてしまった経緯があります。いつ頃だったか記憶は曖昧ですが、17,8年程前だったでしょうか。そんなある日、届いたのが、分厚くも重厚な、まるで高級アルバムのようなカタログ。大学のキャンパスが背景で数多くの素敵なモデルさんがクチネリの服を身に纏った素敵なカタログでした。元々はニットブランドのクチネリ。こうしてトータル展開の方向に。それもラグジュアリー路線に移行していく、そんな狭間だったんでしょう。その後のブルネロクチネリのコレクションを見れば一目瞭然です。感動したからといって、少し無理をしてセレクトなんて、そんなレベルでは全くなくなってしまいました。
ブルネロ クチネリの色調に似ていたからでしょう。また、上品さを保ちつつ、これ見よがしはなく、さりげない抜け感を持つコレクションがいつも素敵で、毎回、セレクトしていたブランドが【eleventy/イレヴンティ】でした。日本ではなかなかトータル展開しているショツプは少なく、コレクションとしてご覧なられた方は少ないかと思います。2年前、代理店さんが変わり、フルコレクションで見ることができました。ただ、問題は価格。セレクトする際にどうしても見てしまう上代。こんなにもアイテム数が多いのにセレクトできるものは、ごく僅か。私どもの販売力の無さが原因でしょうが、店頭のお客様を無視するわけにはいきません。
今年の初めに行われた2023年秋冬のメインコレクション。多分にもれず、価格は上昇です。無理してセレクトしても良い結果は出ません。そこで、この春夏を持って展開を諦めることにしました。ブランド自体は、ロンドンで成功し、少し前にニューヨークのマンハッタンに二層のショップをオープン。ミラノにも新たにショップをオープンするなど大成功を収めています。残念ながら、私どものような日本の地方で商うショップではなく、大都会のショップでなければ成り立たないブランドなのかもしれません。
コットン・リネン のオイスターホワイトのGジャン。サイズXSですが比較的ゆとりがあります。46サイズ相当とお考えください。比較的、生地の薄い、シャツ感覚で羽織ることのできるGジャンです。
昨年のセレクトで、40%offでご提案しております。
展開当初からセレクトしているコットンジャージのカットオフジャケット。グレイとネイビーをご用意しました。【eleventy/イレヴンティ】が展開するジャケットの中で最もシンプルなデザイン。代理店さんの企業努力が窺える価格設定です。着用サイズは46になります。
5万円を超えるパンツコレクションの中、見つけ出したのが、ライン入サイドリブ付きコットンストレッチパンツ。トータルブランドならではの個性のあるデザインは、なかなかファクトリーブランドでは表現できないものです。
サイズ30を穿いています。
【eleventy/イレヴンティ】の他のアイテムは、こちらからご覧になれます。
【eleventyイレヴンティ】のご案内ブログが掲載されるたびにご注文くださったファンの方にお礼申し上げます。また、少ないセレクトながらも丁寧に接客してくださった代理店の方々にもお礼申し上げます。ありがとうございました。またいつか、このブランドとの再会があるかもしれません。その際には、いち早く皆様にお伝えします。
しんみりしている場合ではありません。次がありました。今からカシェートメンズブログに移動します。ぜひ、お立ち寄りください。
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