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【MANIFATTURA CECCARELLI/マニファッチュラ・チェッカレッリ】の少しだけ現実を離れ、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しているワックスコットン ボアライニング付きベスト。懐かしいけど、新鮮なスタイルです!!

寒い朝でした。最低気温は5度。携帯の天気では3度になっていました。愛知県の地図を見ると、西に名古屋市。東に豊橋市とあり、岡崎は、その中間ほどに位置します。愛知県の気温を比較してみると、北にある豊田市とほぼ同じで、山間部を除けば、最も寒い地域。この寒さは明日も続きそう、いや、11月でこの気温であれば、この先どうなることやらです。

肩が縮まっているのは、寒さのせい?  カシミアのセーターとウールの5ポケットと真冬に選ぶ服装の本日。更に羽織ったのが、ダウンベストです。どれも10年、いや、それ以上の着用歴のあるもの。ニットはSettefili Cashmere/セッテフィーリ・カシミアで、最初の展示会でセレクトしたニットです。パンツはJACOB COHEN/ヤコブ・コーエン。これも古い。MooRER/ムーレーのダウンベストも展開当初に購入したものです。いいものは長持ちします。ただ、変わらないスタイルとはいえ、やや飽きが来ているのも事実。時代とともに新鮮さは必要です。

そんな思いは、昨年からでした。今季のバイイングで意識したのは、スポーティーさでなく、ロマンティクさ。少しだけ現実を離れ、ノスタルジックな雰囲気を醸し出している、懐かしいけど、新鮮なスタイルです。

そう思い、購入しようと決断したのが、FORTELA/フォルテラのキルティングベスト。ただ、残念なことに、いや嬉しいことに大阪のN様の元に旅立って行きました。いつもお世話になります。私の代わりに愛用してください。

当時のトレンドはジャストサイズ。このムーレーのダウンベストもサイズ44で選んでいました。年齢とともにタイトに着ることが、やや辛くなっているせいでしょうか。トレンドの移り変わりもあり、気分はなんとなく、下のベストにいきます。

ベスト提案が続きますが、こちらは【MANIFATTURA CECCARELLI/マニファッチュラ・チェッカレッリ】のもの。伊・トスカーナ地方のフォルリに本拠地を構えるファクトリーです。少し前のブログでマスヤマがブランドの顔である「FISHERMAN PARKA/フィッシャーマンパーカ」をご紹介しております。今回、初めてセレクトしたのが、ワックスコットンのベストです。ワックスコットンといえば「Barbour/バブアー」の名が上がりますが、オイルの量は少なく、さほど気になりません。

「表地には糸の段階でワックスコーティングを施し織り上げた防水・防風性に優れたオリジナル素材を採用。通常のワックスコーティングのようなベタつき感はなく、張りのあるドライな質感が特徴」…この生地の説明は、ドライワックスコットン フィッシャーマンパーカーのことです。”ドライ”のつかないワックスコットンは、番手の細いコットンにオイルを何層にも重ねて染み込ませて防水性を高めるという手法で、若干のベタつきはあります。劣化して、防水性が弱まれば、リプルーフなどの手入れも必要になりますので、ご注意ください。

表地のワックスコットンのハードさに合わせるかのようなライニングです。ボアとは、正式には羊毛に似せた化学繊維のことで、アクリルやポリエステル素材になります。ただ、こちらはウール90%にポリエステル10%の保温性に優れた素材を使用。天然繊維のもつナチュラルな雰囲気を存分に楽しんでいただけます。

最初に登場したカーキブラウン(Chocolate)の他にネイビー(NAVY)もセレクトしております。カシェートメンズで展開のCORDINGS/コーディングスのシャツ(未公開)を借りて、コーディネートです。ニットはFILIPPO DE LAURENTIIS/フィリッポ デ ローレンティス、パンツはeleventy/イレヴンティ、ブーツはParaboot/パラブーツを履いております。

ウエストの隙間を埋めるのに便利なサイドアジャスター。ドローコードのように風の巻き込みも防いでくれます。

モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ38をややゆとりを持って着ております。

MODEL:「7916-WX」ワックスコットン ボアライニング付きベスト
SIZE:36・38・40
COLOR:カーキブラウン(Chocolate)・ネイビー(NAVY)
MATERIAL:表地:コットン100% 裏地:ウール90%・ポリエステル10%
PRICE:¥53,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

 

同じスタイル(靴は私物)で羽織ったのは、カシェートメンズ取り扱いの【TWC/ティーダブリューシー】。昨日のブログでご紹介していました。こちらもロマンティックです。

グローリーガイに移動して展開中のフランス発のカットソーブランド【MAJESTIC FILATURES/マジェスティックフィラチュール】。SUGURU SHOPに掲載させていただきました。冬のリラックスウエアとして、ぜひご検討ください。

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過酷なアウトドアにも耐えうるような男らしい表情ながら、着やすさや作り込みの細かさはイタリアのもの。MANIFATTURA CECCARELLI/マニファッチュラ・チェッカレッリの銘品・フィッシャーマンパーカが登場です!!

魅力ある洋服は、雄弁である…は、個人的な意見ですが、大いにそうだと思います。洋服が喋ることはありませんが、細かく作り込まれたディテールを一つ一つ見ていけば、このデザインはこんな意図で作られていて、こんな場面に機能するよ、と洋服に語りかけられているような感覚を覚えることがあります。そんな想像を掻き立ててくれる洋服は、触っていてとてもワクワクさせられるものです。本日は、そんな癖?を持つマスヤマがご案内を担当します。

先日JACOB COHEN/ヤコブ・コーエンのデニムを初めて手に取っていただいたお客様から、この付属品はどうして付いているの?、英語で色々とメッセージが書いてあるね、良い匂いがするけど?、とのご質問。凝った作り込みは随一なブランドだけに、好奇心を刺激された様子でした。ストーリー性に富んだ、雄弁なデニムですね。

本日ご紹介するのも、非常に雄弁な商品。きっと、男心をくすぐるはずです。

10月24日のブログ末尾にて、ちらりとお見せしていた【MANIFATTURA CECCARELLI/マニファッチュラ・チェッカレッリ】のアウターです。長い名前を覚えるのは後で良いので、まずはこのアウターが放つ独特の雰囲気にご注目ください。

早速、着用してみました。ヘビーでボリュームのある生地感や、大きく刻まれたシワ感。良い意味で土臭さが漂うともに、タフでラフなアメリカンな雰囲気…とでも言いましょうか。カメラマンからは「ヘビー・デューティだね」との声が。小綺麗なイタリアのアウターとは、一線を画した雰囲気です。

そうは言っても、ブランドの国籍はイタリア、デザイナーのジュリアーノ氏もイタリア人。ただ、氏は大のアメカジ好きであり、アメリカのアウトドア・ブランド「FILSON」の生産に携わっていたこともある人物です。「FILSON」は、木こりやハンターが過酷な環境下でも利用可能なウェアを生産している、米国のクロージングメーカー。そう聞けば、この雰囲気には大いに納得がいくはずです。

以下のブランドストーリーも一緒にご覧ください。

「【MANIFATTURA CECCARELLI/マニファッチュラ・チェッカレッリ】は、伊・トスカーナ地方のフォルリに本拠地を構えるファクトリー。1998年にイタリア人デザイナー・ジュリアーノ氏が、世界中で見てきた”男の中の男”の洋服を追求したブランドとして誕生しました。その後、アメリカのブランド「FILSON」と契約し、「FILSON ITALY」としてイタリアの工場ならではのクオリティーと着心地を活かした、素晴らしい洋服を発信し、世界中のファンを魅了。2013年フィルソンとの契約終了を機に、【MANIFATTURA CECCARELLI/マニファッチュラ・チェッカレッリ】を復活させました。 アメリカの洋服が好きなジュリア―ノ氏が、細部まで拘りを持って作るブランドであると同時に、本格的なギアアイテムが多いことも特徴となります。」

ご用意したのは、ブランドの顔である「FISHERMAN PARKA/フィッシャーマンパーカ」。昨年と同じモデルでのセレクトです。ヒップが見え隠れする程度の丈感で、動きやすく、日常生活で最も使い回しがききそうなフォルムではないでしょうか。

昨年と異なるのは、素材。「DW」と名付けられた、糸の段階でワックスコーティングを施し・織り上げたヘビーコットンの生地でご用意しています。防水・防風性に力を発揮しつつ、ワックスコットンのようなベタつき感が殆どみられないというスグレモノ。ドライワックスコットンと呼称されています。張りもしっかりあるので、写真のように襟立ちもシャキッと決まります。

FISHERMANとは、漁師、漁夫のこと。PARKAとは、フードの付いたものをイメージしがちですが、元々は毛皮などで作られたフード付きの防寒着、つまりアウターとしての要素が強いものに語源があります。ジップを上まで上げれば、風の強い日にはマフラー要らず。

多少の雨なら、傘要らず。フードにはドローコードやツバまで配置され、こういったアウトドア的な機能までしっかり作り込まれています。道具を意味する、”ギア”という言葉が浮かんできます。

胸元のウォームポケット、裾のパッチポケットは、両者ともにフラップ付き。写真にはチラリと写っていますが、フラップの裏や袖口のストラップの裏、襟の裏など、よく触れて擦れる部分には、スウェードのレザーを配置するきめ細やかさ。見れば見るほど、惹かれていってしまいます。

極めつけは、中に詰められたダウン。800フィルパワーを誇る、イタリア・ミナルディ社のグースダウン。フィルパワーとは、羽毛の”かさ高”を示す数値です。簡単に言えば、フィルパワーの数値が大きいほど空気を多く含むことが出来るため、保温性に優れた良質なダウンといえるのですが、700フィルパワーあれば高級ダウンと言われるなかで、驚きのスペックです。

さり気なく格好良いのが釦。ブランド名が刻印された光沢のある釦は、表地と同色でまとめられています。

多機能な上に、細部まで作り込まれたデザイン。ジュリアーノ氏の拘りが詰まった1着だけに、長々と綴ってしまいました。ダークタンは昨年からの継続。新しい色として、ダークグリーンをご用意しました。ヘビーコットンの味のある表情だけに、色を使うことでより自然な印象で着こなせるはずです。

後ろ姿や横からの姿、360度、魅力的なアウターになるはずです。後ろ身頃には、ポケットが2室(下は左右貫通)配置、ウエストにはドローコードが通り、フィット感を調整出来ます。

身長183cm・体重67kg・胸囲94cmで、38サイズを着用しています。

MODEL:「FISHERMAN PARKA-DW」ドライワックスコットン フィッシャーマンパーカー
SIZE:36・38・40・42
COLOR:ダークタン・ダークグリーン
MATERIAL:表地:コットン100% 身頃裏地:コットン100% 袖裏地:キュプラ100% 中綿:グースダウン100%
PRICE:¥142,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

顔が写っていませんが、私はここにいます。店頭での接客や電話の応対をしながら、ブログ作りをしているマスヤマ。事務所のパソコンに向かう私と違って、売り場にいながら集中してブログを作ることは大変なことです。さらにオンラインへの掲載作業。本日、タカイが休み。私?いやいや、その作業は未経験。ナグラさんはといえば、完全にアナログです。本日、頼りになるのはマスヤマだけ。現在、掲載作業を進めております。もうしばらく、お待ちください。

 

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