昨日のブログで日光市を群馬県と書いてしまいましたが、栃木県の間違いでした。日光にお住いの方には大変失礼いたしました。お詫び申し上げます。
本日、ようやくデビューしたコーデュロイジャケット。着用しているのは、BOGLIOLI/ボリオリ の新作です。私が所有しているのは、黄味が強いベージュ。もう7年?いや、もっとかもしれませんね。店頭で、かつてのYouTubeでよく着ていましたので、ご存知の方もあるかと思います。この時期に必ず登場する私の定番服です。シャツはFinamore/フィナモレのオックスフォード、ボトムはJACOB COHEN/ヤコブ・コーエンのデニムパンツと好みは変わりません。体型も変わらないので、長い付き合いの服ばかりです。
休日、出かけるなら、このスエードのG9型レザージャケット。変わらず、この組み合わせも好きです。以前、同じ色でMA-1型を所有していました。とはいえ、30年前の話。クローゼットからすでに消えています。季節が進み、もうすぐ着ることができるなんて、妄想とともに購買意欲がそそられます。この秋に日光に行くなら、このスタイルでしょうか。現実的には一泊二日と短い行程ですが、お気に入りの服と旅ができれば、それだけでもワクワクしてしまう、そんな服と旅が好きな私です。
本日のご案内は、【FEDELI/フェデーリ】です。展示会で見つけてしまった日常にも旅にも使いたいニット。ただ、価格が問題。どうしようかと迷っていた時、「他のモデルを絞って、量より質で選んだら」とナイスな一言。他人事のように。あっさりいうジュニアですが、いつも的を得ているだけにおろそかにできません。
選んだのは、フルジップのブルゾン型ニット。温度調整の必要な季節。脱ぎ着のしやすいデザインは重要なポイントとなります。ボトムは、シワや汚れを気にすることのないデニムパンツ(PT TORINO)が最適。暑さが遠のき、朝晩の気温差のある時期なら、程よい生地が環境の変化に対応してくれます。インナーについても、ニットではまだ早い、シャツでは堅苦しいと、デニム同様、季節をつなぐアイテムとして重宝するのが、ロングスリーブのTシャツです。靴選びは、やはり履き心地。季節感を大切にしながら、疲れない靴を選びたいものです。
素材は、ウール・カシミア。凹凸のある編み地が立体感と奥行きを表現。タックを積み重ねていくことでできる丸みは、保温性を高めるとともに通気性にも優れ、快適に着ることができます。
いつもなら定番のハイゲージからミドルゲージのニットでお茶を濁してしまう【FEDELI/フェデーリ】。本来のコレクションラインに魅力的なニットがいっぱいあるのに、高価だからと見過ごしていました。前期高齢者のバイヤーの私としては釈然としない心持ちになっていたのは、事実。ハイゲージのニットはDrumohr/ドルモアとカシェート展開のJOHN SMEDLEY/ジョン・スメドレーに任せて、【FEDELI/フェデーリ】ならではの感動できるモノをセレクトし、皆様と共有できるように発信していくつもりです。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。
MODEL:ウール・カシミア フルジップブルゾン型ニット
SIZE:46・48・50
COLOR:フォーン・ネイビー
MATERIAL:ウール70%・カシミア30%
PRICE:¥130,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
私の洋服の師匠であるN氏。JACOB COHEN/ヤコブ・コーエンを日本に紹介してくれた方です。ファッショニスタとしても知られている氏、日本より海外での知名度が高いかもしれません。そんな審美眼のある氏が勧めてくれたのが【ANTONIO PIO MELE/アントニオ・ピオ・メーレ】です。
ビスポーク靴職人であるアントニオ・ピオ・メーレさんが、1999年にミラノにて創業。展開店舗が限定されているため、日本における知名度は低いのですが、その履き心地に驚き、実際に使ってみて、足に優しい靴として手放せなくなりました。その感動をさらに広げたいと、今季、完売していた「TRAMONTANA」のブラウンスエードを追加オーダーをしました。
チャッカブーツに近いミッドカットのモンクストラップブーツ。紐で締めるチャッカブーツよりホールド感はあります。登場以来、多くのコーディネートで合わせていますので、おなじみの顔です。
フランスRELTEX社製の「LACTAE HEVEA/ラクト・エヴィア」という、50工程以上もの手作業を経て製作された、天然ゴム100%のスーパーソールを採用しています。驚きの軽さと柔らかさで、アントニオ・ピオ・メーレの軽やかな履き心地を、底面から支えてくれる素材です。
MODEL:「TRAMONTANA」スエード シングルモンクストラップブーツ
SIZE:39・40・41・42・43
COLOR:ブラウン
MATERIAL:牛革(スエード) ソール:ゴム(LACTAE HEVEA)
PRICE:¥78,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
CATEGORY
9月になればから、9月になってしまいました。まだまだ暑いせいか、ご来店数は少なく、常連さんに助けてもらっているグローリーガイです。長く商いをしていると、お客様の年齢層は広く、就かれている職種も様々。引退して年金で生活されている方も。共通しているのは、服好きであることです。大きなトレンドが見えない今、自分のスタイルを持った方にご来店いただいている、そんな秋の始まりです。
明日から蔵庫/マガジーノ の蔵開きです。新作のご紹介の後にマスヤマからお伝えさせていただきます。
中世の面影を残す美しい街並み、穏やかな曲線を描く丘陵地帯、アドリア海沿いの180㌔にわたる美しい海岸線、そして豊かな文化のあるイタリア・マルケ州に1973年に創業された従業員60人を率いる靴ファクトリー【DOUCAL’S/ドゥーカルス/デュカルス】。イタリアで最も”まじめ人間”が多いとされる地域で作られる、丁寧で美しい靴です。
2年ぶりに戻ってきました。時間をかけて足に馴染ませる英国靴と違い、足入れをした途端、スニーカー感覚で軽快に履くことのできるのが、【DOUCAL’S/ドゥーカルス/デュカルス】の魅力です。今回、ドレスパンツからデニムパンツまで合わせることのできるモデルを選んでいます。
パンツからの流れる美脚ラインを描いてくれるチャッカブーツ。チャッカとはポロ競技の時間の単位を表し、ポロ選手が試合後に履いていたカジュアルなブーツがチャッカブーツの起源と言われています。
コーディネートを選ばない秋冬の定番靴です。カジュアル過ぎない足元を演出する為、黄色味の少ないグレイッシュなフォーンをスウエードでセレクトしています。
穿いたのは、インディゴブルーのデニムパンツ。ホワイトでもブラックでもあるいはグレイデニムでも全てお任せのフォーン。ドレスパンツではハウンドツゥース を選びました。もちろん無地のグレイでも他の柄物でも相性は良く、時にはタータンチェック柄を穿き、トラディショナルな気分に浸るのも良いかもしれません。
ブラックスウェードと迷いましたが、ダブルモンクストラップで選びましたので、ここはネイビーで。実物は写真より青味の少ないグレイッシュな色になります。
足元を華やかで若々しく魅せるネイビーのチャッカブーツ。大人のゆとりを感じさせてくれるシューズです。
サイズ感です。クロケットやチーニーなど英国靴は7.5。パラブーツもローファー以外は7.5、スプリングコートのスニーカーは41で履く私で、サイズ41でジャストです。爪先や甲部分にもゆとりのある癖のない木型です。
MODEL:ラバーソールスウェードチャッカブーツ
SIZE:38・ 39・40・41・42
COLOR:フォーン・ネイビー
MATERIAL:牛革 ソール:ラバー
PRICE:¥63,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
ブラックスウェードのダブルモンクストラップは【DOUCAL’S/ドゥーカルス/デュカルス】の人気モデルです。かつてはと付け加えたほうが良いでしょう。ただ、久しぶりに目の前にすると、その美しさに変わりはありません。いや、以前にも増して魅力的になっている…は、しばらく会っていなかったからかもしれません。
ソールはレザーに変わりますが、クッション性やグリップ性にも優れ、気楽な履き心地です。
こちらも青味が出てしまいましたが、実際はもっと深みのあるブラックです。撮影場所の光のせいでしょうね。
MODEL:レザーソールダブルモンクストラップシューズ
SIZE:38・ 39・40・41・42
COLOR:ブラック
MATERIAL:牛革 ソール:レザー
PRICE:¥69,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
唯一、表革でセレクトしたのが、シボ革の外羽根Uチップ。ブラウンでセレクトです。なんとなく、どこかのブランド靴に似ているような…そうなんです。価格は全く違いますが、手軽に雰囲気を楽しんでいただくためにコレクションの一つに入れさせていただきました。
う〜ん、こちらもやや青味がかかりました。上の置き撮りの方が色は正解です。デニムからコットンパンツ、ドレスパンツまで幅広く対応できる万能靴。揃えて置かれると、とても重宝します。こちらもサイズ41で気持ちよく履いています。
MODEL:レザーソールUチップシューズ
SIZE:38・ 39・40・41・42
COLOR:ブラウン
MATERIAL:牛革 ソール:レザー
PRICE:¥69,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
いかがでしたでしょうか。全てワードローブに入れた際、バランスよく着こなしできるようにとバイイングしたつもりです。9月になれば、まず足元から衣替え。ローファーなどのスリッポンから紐靴に切り替えることで、気分もスタイルも大きく変わるはずです。新しい代理店さんに変わったことで、ミニマムは大きくなり、紹介された際に諦めていた【DOUCAL’S/ドゥーカルス/デュカルス】。その後、代理店さんの配慮によって展開が可能になりました。ただ、今後、本国の意向もあり、展開が継続できるかはわからないのが、やや不安材料です。ただ、今回展開できたことを素直に喜びたいと、急ぎ足ですが、ご紹介させていただきました。
ここからは、蔵庫/magazzinoマガジーノ からのお知らせです。道案内は、マスヤマ。店頭に立つのは、ナグラさん?いや、タカイかもしれません。まさかのジュニア?いや私スグルです。いやいや、誰が立つかはわかりません。臨機応変の陣で皆様をお迎えいたします。ぜひ、お誘い合わせの上、ハシゴ気分でお越しください。
皆さん、こんにちは。蔵番長こと、マスヤマです。昨日のブログで予告がありましたが、明日、明後日の週末、久しぶりにマガジーノを「蔵開き」することになりました。いつ以来でしょうか。恐らく、昨年の夏前に開けて以来のオープンとなりますので、是非最後まで案内をご覧ください。
グローリーガイ、カシェートに次ぐ3番目のお店として誕生したマガジーノ。マガジーノはイタリア語で”倉庫”を意味します。元々、季節外アイテムの倉庫を探していたところに由来があるのですが、そこに、魅力的な諸物品が収納されている”蔵”という意味合いを掛け、蔵庫/Magazzino(そうこ・マガジーノ)という名前で、アウトレットとしてスタートした経緯があります。2020年からは不定期にお店を開ける「蔵開き」スタイルに変わりましたが、私マスヤマにとっては、沢山のお客様との出会いがあった思い出深い場所です。この場所を懐かしむ声もあったとのことで、この土日に試験的ではありますが、お店を開けることと相成りました。
1年振りということもあり、昨日今日と準備に時間はかかったものの、その分、ラインナップには自信アリです。今回特集するのは、「ラスト1点」となった商品。全てワンサイズで、最後の1点となった商品を集めました。最後の1点ということは、そのサイズの方にしかお勧めできないと言えばそれまでですが、同時に、お店として想いの詰まった商品でもあります。春夏秋冬問わず、スペシャルプライスでご提案をさせていただきますので、是非ご期待ください。
今回は、オンラインショップでも蔵開きです!! SUGURU SHOPの方でも「ラスト1点」の商品たちをご覧になれるように、コーナーを作りました。
オンラインショップ、左側の項目に「OUTLET」とありますが、そちらをクリックしてみてください。いつものアウトレットは一旦コーナーから引かせていただき、代わりに約180点、全て「ラスト1点」の商品たちが表示されるようになっています。
この「ラスト1点」コーナー、商品の絞り込みが出来るようになっています。上に「商品を絞り込む:」の表記の下には、春夏、秋冬、スーツなどのカテゴリー別の文字が並んでいます。その文字をクリックしていただくと、見たいカテゴリーに絞り込みが出来ますので、普段オンラインショップでお引き立てをいただいている方や、お店に来る前にあれこれ探して楽しみたい方は、是非ご活用ください。何があるかはお店に行ってからのお楽しみという方は、敢えて見ないのも良いかもしれません。
長くなりましたが、蔵開きのご案内とさせていただきます。この週末は、久しぶりのマガジーノで皆様をお待ちしております。
© GLORY GUY