こんにちは。GLORY GUYのタカイです。そして、今日の出で立ちです。
ジャケットはBUGUTTA、ニットポロはJOHN SMEDLEY、パンツはBorelioでシューズはBAUDOIN&LANGEです。
本日の最高気温は34℃。真夏日に迫るほどの日でも、店内で仕事をする私たちにとって羽織ものは必需品です。着用しているのはBAGUTTA/バグッタのもの。シャツ屋が作るジャージ生地のジャケットは、キチンと感がありながらも楽な着こなし。まるでカーディガンのようです。
実はこれ、着ていると「それ良いね!」「そういうのある?」とお声掛けいただくことが多いんです。
外に出れば異常な暑さ、室内に入れば過剰な冷えと、急な寒暖差が交互に襲ってくる生活が当たり前のようになったことで、簡単に温度調整ができたり、動きやすい気軽な羽織ものに関しては、本当に多くのご要望をいただいております。
そんな声にお応えして、本日ご紹介するのがこちら。
アウターブランドの【HERNO/ヘルノ】が提案するリネンジャケットです。(モデルは身長180㎝、体重67㎏、胸囲94㎝で、サイズ46を着用しております。)
リネン100%のジャケットは、シャツ生地のように薄く、軽い仕立てで物的な重さもかなりの軽量です。通気性は抜群で、メランジの風合いがさらなる涼を感じさせてくれます。
キチンと感はありますが軽い着こなし。カーディガンまでの気楽さではないものの、テーラードジャケットとは違い、肩肘張らない気軽さがあります。
コーディネートしたのは、Giannetto/ジャンネットのリネンスタンドカラーシャツと、個人的に大ヒットした自前のBorelio/ボレリオのパンツ。緩すぎず太すぎずなシルエットには空気の通り道があり、気分も穿き心地も快適なリラックスパンツです。
襟を立たせれば、ブルゾン風な一面を見せるジャケット。襟裏にはブランドのプレートロゴがキラリ。
袖には裏地がないので、この時期は無造作に捲って手首を見せると涼しげですね。
こんなイメージも良いでしょう。
“旅するニット”と言われるRencontrant/レンコントラントのニットにOf ORIGIN/オブオリジンのサンダルを合わせ、旅をイメージしたコーディネート。
移動の車中や機中、ホテルのラウンジや夕食時の装いにはマナーとして。想定し得る様々な場面に、このジャケットが最適解を導き出してくれるはずです。
パンツは、引き続き自前のBorelio/ボレリオを穿いております。旅行のように、リラックスしたい場面の方がしっくりきますね。
カーキとオレンジの相性は抜群。コーディネートとして、手に持っているだけでもサマになるのです。
独立する前の話です。私が勤めていたのは、地元岡崎にあるファッションビルの一店舗。かつてはVAN を中心に扱っていた神戸の老舗トラッドショップです。ちょうどバブル期で、外部から専門家を招く余裕もあったんですね。各テナントの店長が参加したファッションレクチャーの後は、ショップウィンドウを飾るディスプレーのコーディネートコンテスト。テーマに基づいたコンセプトは、文章にしなければなりません。私が選んだのは、”炎のランナー”でした。1981年公開のイギリスのドラマ映画で、アカデミー賞作品賞を受賞。衣装デザイン賞も受賞しており、英国ファッション好きにはたまらなく魅力的な映画です。ドラマのワンシーンを切り取って、ディスプレーを仕上げていきます。結果は?聞いてください。なんと優勝したんです。売り場にモニターまで運び込んで、音楽も流して…そう、初めて、この曲を聴いた時は思わず胸が熱くなり、その記憶は今でも強く残っています。作曲したのは、ギリシャの音楽家、ヴァンゲリスさん。”ブレードランナー”や邦画の”南極物語”の音楽も担当していましたね。そのヴァンゲリスさん、17日、パリの病院で亡くなられました。79歳。心からお悔やみ申し上げます。
翌年、退職して、自分の店を構える直前に出かけたイギリス。”炎のランナー”の舞台にもなった、念願の地、ケンブリッジ。広大すぎる敷地に、カミさんはしゃがみこんでしまいました。どうやら、歩き疲れたようです。
思い出に浸るには、1日は短い。現実に戻りましょう。
気温急降下です。最高気温20度に届かない肌寒い日です。明日になれば、また気温は上がり、気温差の激しいジグザク気候。体調管理が難しい今の世です。
雨が降ったり止んだりの肌寒い今日。振り返ったのは、HERNO/ヘルノ。タカイがご案内させていただいた薄手のナイロンブルゾンはいかがでしょう。嵩張らないアウターだけに秋までクローゼットにしまい込むことなく、必要な時に取り出せば、急な天気の変化にも対応できます。
手軽さは必要だけど、もう少しハードなシーンにも使いたい。ならば、ASPESI/アスペジの「MINI FIELD VENTO」はいかがでしょう。ミリタリーの名作「M-65」ジャケットを、ナイロンタフタを用いてより機能的で軽量、 かつコンパクトに進化させた、アスペジのロングセラーモデルです。
私スグルが一押しするのは、VALSTAR/ヴァルスターのドリズラー似のシャツ襟ジップジャケット。個人的にはカージャケットと呼んでおります。レトロな佇まいと、真夏以外の合いシーズンに使える便利さがオススメの理由です。
明日は、また気温が上がって夏日になるそうですが、いざという時のためにワードローブを見直してみてください。季節の隙間を埋めるのが上手な人ほど、オシャレになっていきます。
この後、私はCachette MENS に移動します。ほんと、人使いの荒いスタッフの面々です。いや、出たがりなだけに、売り場に出ない分をブログでカバーしているのでしょう。
最近、独裁者の顔になってきたな。さすが、役者さん。回を重ねるたびに、そう思うのは、NHKの大河ドラマ”鎌倉殿の13人”で頼朝役を演じる大泉洋さん。頼朝役を演じると決まった時、イメージが違うなと思っていましたが、いやいやなかなか板についてきました。”板につく”とは、積み重ねの結果として立場や境遇が似合ってくる、または、ふさわしい技術が身に付くこと。長年、洋服屋として演じてきた私ですが、なかなか経営者としての役を演じることができません。演じることの難しさを痛感している日々です。
昨日とは打って変わって、気温がぐんと上がった岡崎。シャツを素肌に着ることのできる陽気です。着てきたのは、毎回、ご提案させていただいているGUY ROVER/ギ・ローバーのB.D.シャツ。そのまま、ジャケットでは心もとないとZANONE/ザノーネのドライコットン(クレープコットン)のベストを挟んでおります。もう7,8年前にセレクトしたモノですが、店頭で尋ねられるのが、「どこの?」とか「そういうコットンのベストが欲しい」。確かに温度調整するのに、ニットベストは便利です。上に羽織る際も、袖がない分、袖の通りがよく、使いやすいアイテム。来季に向けて、バイイングを検討中ですが、本日の主役は【eleventy/イレブンティ】。これからの季節、持っていると大いに役立つシャツアウターのご提案です。
スニーカー以外は、【eleventy/イレブンティ】のアイテムでコーディネートしています。
シアサッカーのような凹凸感のある生地は、伸縮性のあるポリエステル。青の濃淡で織りなす奥行きと清涼感。羽織ってみれば、その軽さに驚きます。両胸についたポケットのフラップやフロント前立てに大きめなボタンを配することで、よりアウターとしての演技力を発揮しております。
端役も疎かにできません。SUPERGA/スペルガのレザースニーカーで物語を盛り上げます。
モデルは身長175cm、体重63k、胸囲92㎝で、サイズSを着用しております。
MODEL:両胸ポケット付きシャツアウター
SIZE:XS・S ・M ・L
COLOR:ネイビー
MATERIAL:ポリエステル100%
PRICE:¥37.000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
余談ですが、本日ご紹介のeleventy/イレブンティは、代理店さんがBARENA/バレナと同じです。ファクトリーブランドのセレクトが多い中、コンセプトは違いますが、カジュアルのトータルブランドとして大切にご提案させていただいているブランドになります。今季の新作 BARENA/バレナは、こちらからご覧ください。
※ Cachette MENS 情報
Cachette/カシェートにおいて、現在、【JOHN SMEDLEY/ジョン スメドレー】のイベントも開催しております。詳しくはこちらからご覧ください。
出かける時は晴れ。午後から時々雨。こんな変わりやすい天気に、車通勤のメリットがあるのです。車の後部席にレインコートを放り込んでおけば、いざという時に役にたつ。雨の後は気温がぐっと下がりそう。突然、夜のお誘いがあれば、防寒用にも。問題は、靴。雨用の靴は用意していない。「えっ?」そう、気になってはいても、まだ手に入れていないのが、話題のFOX UMBRELLAS/フォックスアンブレラのレインシューズ。つい、車だから、まぁ、いいかなんて、ついついです。そのせいか、気がつけば、愛用のスプリングコートのレザースニーカーも黒ずんできてしまい、季節関係なく一年中、履いてしまうスウェードの靴もなんとなくヨレてしまっている。「車だから、まぁ、いいっか」と、ついついの多いのが、デメリットなんでしょう。車の運転を諦めざることになる将来。身を守ってくれるのは、身に付けるもの。なんて、いつの日か車のない生活スタイルまで考えている取り越し苦労な私スグルシニアでした。
余談でした。本日も昨日に続き【PT TORINO/ピーティートリノ】のご案内です。今期よりトップスも加わり、よりドメニコ氏の世界観を見ることができます。
汚れたスニーカー以外、全て【PT TORINO/ピーティートリノ】です。まず、ご紹介させていただくのは、ホワイトのワイドパンツに合わせたデニムのウエスタンシャツです。
アメリカ西部のカウボーイが着ていたことから、カウボーイシャツとも言います。フロントの肩についた切り替えのヨークや両胸のフラップ付きポケットが特徴ですが、最もウエスタンシャツらしいのが、
スナップボタンですね。この仕様は、落馬などの事故にあった時に片手で引っ張れば簡単に脱げるように設計されたものです。通常、パール風のボタンが使われ、このシャツにもPTのロゴ入りパール風ボタンが採用されています。
昨日、フライングでCachette LIFEの写真を掲載させましたが、モデルマヤさんが着ていたデニムシャツに黒のパンツ(確認したら、黒ではなく、ネイビーでした)の組み合わせも素敵でした。ならば、
売り場でブラック探しです。できれば、PT/ピーティーで。着用サイズであることは必須です。
今季のものではありませんが、昨日ご案内させていただいた「Travel 」と同じテクノウォッシャブルウールを使った側章付きウールストレッチパンツ。軽快なクロップド丈は、相手が馬でなければ、都会のカウボーイに仕立て上げてくれるはずです。穿いているうちに脱ぎたくなくなってしまう、そんな楽チンなパンツでした。
先日、BOLZONELLA/ボルゾネッラのデニムシャツを購入したばかり。こっちの方が良かった!!ではありませんが、マイブームになっているだけに、目に毒なウエスタンシャツです。
モデルは身長175㎝、体重64㎏、胸囲92㎝で、サイズ37を着用しております。
MODEL:デニムウエスタンシャツ
SIZE:37・38 ・39 ・40・41
COLOR:ウォッシュドブルー
MATERIAL:コットン100%
PRICE:¥37,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでご購入頂けます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
昨日の写真です。中に着ているボーダーのカットソーに注目ください。
ホワイトをベースにしたボーダーは2色。イエローというよりオレンジに近いマンダリンオレンジと、一見、濃いネイビーにも見えるブラックです。襟元をホワイトにすることで、爽やかな少年のような、若々しいボーダー柄のTシャツです。通常、カットソーのサイズ表記はSMLになりますが、このTシャツは44などの数字。いつものパンツサイズでお選びください。
モデルは身長175㎝、体重64㎏、胸囲92㎝で、サイズ46を着用しております。
MODEL:ホワイトベースボーダーTシャツ
SIZE:44・46・48・50
COLOR:マンダリンオレンジ・ブラック
MATERIAL:コットン100%
PRICE:¥19,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでご購入頂けます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
着るものに困る季節、持っていると便利なGジャン。インディゴブルーは持っている、あるいは子供っぽくなるから苦手。そんな方にオススメしたいのが、ブラックのデニムジャケット。Gジャンと言わずに、デニムジャケットと呼び名を変えるだけで、随分、色気のあるものに変わります。
ハリコシを持たせたデニム生地は、伸縮性に富んだコットンストレッチ 。馴染ませれば、さらに柔らかな着心地になっていくことでしょう。まだデビューしたばかりの【PT TORINO/ピーティートリノ】のトップス。後ろ姿のロゴが自慢げについております。振り返れば、話題性にも事欠かないはずです。
モデルは身長175㎝、体重64㎏、胸囲92㎝で、サイズ46を着用しております。
MODEL:ブラックデニムジャケット
SIZE:44・46・48・50
COLOR:ブラック
MATERIAL:コットン96% ・ポリウレタン4%
PRICE:¥59,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでご購入頂けます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
Cachette/カシェートの営業時間に変更があります。こちらのABOUT USでご確認ください。
Cachette MENS blog、Cachette LIFE blogも更新しております。是非お立ち寄りください。
”女心と秋の空”というなら、”男心と春の天気”でしょうか。気温の変化も含め、めまぐるしく変わる天気。20度超えの季節外れの暖かい日があると思えば、しまい込んだ冬物を取り出して着る寒い日も。午前中、穏やかであっても、突然の雨や風に翻弄される時もあります。そんな時、必要な道具として、男心をくすぐるのは、歴史に裏付けられたアウターやジャケット。思いつくだけでも、様々なブランドの名が出てきます。
ハリントンジャケットならBARACUTA/バラクータのG9、カントリージャケットならBarbour/バブアー、ミリタリージャケット「M-65」ならASPESI/アスペジという風に。例えば、ほとんどの車がオープントップだった時代、寒さや汚れなどから保護するために開発されたのが、カーコート。いわゆるショート丈のステンカラータイプですが、現代の車にはやや懐古趣味になり、なんとなく不釣り合いです。そこで、カーコート、言い換えてドライビングブルゾンとして発表されたのが、ブルゾンの定番モデルとなったValstar/ヴァルスターの「VALSTARINO/ヴァルスタリーノ」。この秋冬、久しぶりに展開を試みました。
昨年の秋、ブログでご案内したのが、コットンナイロンの中綿入りヴァルスターでした。そして、この春、私たちが選んだのは、こちらです。
いかがでしょう。立ち襟ボタン留めフロントのヴァルスタリーノがメインの展示会で見つけてしまった、ドリズラーに似たシャツ襟のジップジャケット。レトロ感を漂わせながら、使い勝手の良いブルゾン。久しぶりに一目惚れです。コーディネートもその雰囲気に合わせて、ネクタイを結んでみました。タン(BEAN)で合わせたネクタイはF.Marino、シャツは未公開のMaria Santangelo、パンツはDALCUORE。ネイビーで合わせたネクタイはF.Marino、シャツは未公開のMaria Santangelo、パンツは昨日ご案内のBERWICHです。靴下は私物のBRESCIANIを履いております。
コットン・ナイロン地は、撥水加工された、自然なコットンの風合いを楽しんでいただけます。フロントのフラップ付きポケットに加え、内側左下にボタン留めのポケットが付きます。袖口の写真がありませんが、アジャストのカフス仕様になり、シャツのように袖まくりができるのも、この季節ならではのありがたい仕様となっています。
タン(BEAN)は、ネクタイを外し、代わりにニット(FEDELI)を着てみました。程よくゆとりを持つジャケットは、温度調整の必要なこの時期には重宝するはずです。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。
MODEL: コットン・ナイロン ジップジャケット
SIZE:44・46・48・50
COLOR:タン(BEAN) ・ ネイビー(NAVY)
MATERIAL:コットン63%・ナイロン37%
PRICE:¥76,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
シンプルなデザインだけに、T.P.Oに応じて、コーディネートをお楽しみください。参考までに、タンで合わせたニットはSettefili Cashmere/セッテフィーリカシミア、ネイビーはPHIL PETTER/フィルペター。パンツはどちらもBorelio/ボレリオ、スニーカーはSUPERGA/スペルガです。
※Cachette MENS 情報
レトロな雰囲気にモダンさを加え【Jeanik/ジーニック】のカバーオール。こちらも見逃せません。
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