”女心と秋の空”というなら、”男心と春の天気”でしょうか。気温の変化も含め、めまぐるしく変わる天気。20度超えの季節外れの暖かい日があると思えば、しまい込んだ冬物を取り出して着る寒い日も。午前中、穏やかであっても、突然の雨や風に翻弄される時もあります。そんな時、必要な道具として、男心をくすぐるのは、歴史に裏付けられたアウターやジャケット。思いつくだけでも、様々なブランドの名が出てきます。
ハリントンジャケットならBARACUTA/バラクータのG9、カントリージャケットならBarbour/バブアー、ミリタリージャケット「M-65」ならASPESI/アスペジという風に。例えば、ほとんどの車がオープントップだった時代、寒さや汚れなどから保護するために開発されたのが、カーコート。いわゆるショート丈のステンカラータイプですが、現代の車にはやや懐古趣味になり、なんとなく不釣り合いです。そこで、カーコート、言い換えてドライビングブルゾンとして発表されたのが、ブルゾンの定番モデルとなったValstar/ヴァルスターの「VALSTARINO/ヴァルスタリーノ」。この秋冬、久しぶりに展開を試みました。
昨年の秋、ブログでご案内したのが、コットンナイロンの中綿入りヴァルスターでした。そして、この春、私たちが選んだのは、こちらです。
いかがでしょう。立ち襟ボタン留めフロントのヴァルスタリーノがメインの展示会で見つけてしまった、ドリズラーに似たシャツ襟のジップジャケット。レトロ感を漂わせながら、使い勝手の良いブルゾン。久しぶりに一目惚れです。コーディネートもその雰囲気に合わせて、ネクタイを結んでみました。タン(BEAN)で合わせたネクタイはF.Marino、シャツは未公開のMaria Santangelo、パンツはDALCUORE。ネイビーで合わせたネクタイはF.Marino、シャツは未公開のMaria Santangelo、パンツは昨日ご案内のBERWICHです。靴下は私物のBRESCIANIを履いております。
コットン・ナイロン地は、撥水加工された、自然なコットンの風合いを楽しんでいただけます。フロントのフラップ付きポケットに加え、内側左下にボタン留めのポケットが付きます。袖口の写真がありませんが、アジャストのカフス仕様になり、シャツのように袖まくりができるのも、この季節ならではのありがたい仕様となっています。
タン(BEAN)は、ネクタイを外し、代わりにニット(FEDELI)を着てみました。程よくゆとりを持つジャケットは、温度調整の必要なこの時期には重宝するはずです。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。
MODEL: コットン・ナイロン ジップジャケット
SIZE:44・46・48・50
COLOR:タン(BEAN) ・ ネイビー(NAVY)
MATERIAL:コットン63%・ナイロン37%
PRICE:¥76,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
シンプルなデザインだけに、T.P.Oに応じて、コーディネートをお楽しみください。参考までに、タンで合わせたニットはSettefili Cashmere/セッテフィーリカシミア、ネイビーはPHIL PETTER/フィルペター。パンツはどちらもBorelio/ボレリオ、スニーカーはSUPERGA/スペルガです。
※Cachette MENS 情報
レトロな雰囲気にモダンさを加え【Jeanik/ジーニック】のカバーオール。こちらも見逃せません。
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