Clothes to You

GLORY GUYS

さらりと読んでいただければ幸いです!!

寒暖差が大きい時です。激しいといっても良いかもしれません。日差しのある昼間は冷房?日が翳れば、急激に下がり、思わず暖房を入れたくなりますが、節約です。ただ、今週の火曜日からはさらに気温が下がり、ついに暖房のスイッチが入りそうです。

15日はカードの締めが関係しているのでしょうか。昨日は思いの外、静かでしたが、本日はカシェートと共に慌ただしい一日なりました。入荷の多い時だけに、少しでも撮影をしておこうと思うのですが、カメラマンのとのタイミングが合いません。今日はブログは休むつもりでしたが、習慣となってしまっているだけに、何か手抜かりがあるようで落ち着きません。

手抜かりを補うのに、手抜きの内容になってしまっては本末転倒。ですが、少しだけ入荷のご案内をさせていただきます。

 

店舗奥のカジュアルコーナーの現在の品揃えです。正面のディスプレイはMANIFATTURA CECCARELLI/マニファッチュラ・チェッカレッリの「CRULSER JACKET」。左が奥に他のモデルも並んでいます。右側はErrico Formicola/エリコ フォルミコラのシャツやBRAMANI CASHMERE/ブラマニ  カシミア、B SETTECENTO/ビーセッテチェントのニューフェイスが並びます。センターにかけてあったのは、エリコ・フォルミコラの「GIANNI」でしたが、予想以上にお得意様の心に刺さったようです。代わりにセンターを務めるのが、昨日、全量入荷した【Maria Santangelo/マリア・サンタンジェロ】のワークシャツです。

 

両胸にフラップポケットがつくモデル「VERBIER」です。着丈は短めでタックアウト仕様になります。左のオフベージュはコーデュロイ、右のターコイズグリーンはストレッチコットンのツイル生地になります。

詳しくは近日中に、いや、その前に【Gabo/ガボ】のジャケットをご紹介しなければなりません。早速、本日、初めてのガボのスーツをお求めいただいた方もあります。羽織った瞬間、着心地の良さに感動してくださったのはご主人。着用姿に感激してくださったのは、奥様でした。ようやくファンも増えてきて、これからという時に今季が最後となってしまい、愛情を注いできただけに残念でなりません。入荷してきた商品については、より丁寧にご提案していくつもりです。ご期待ください。

 

 

 

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今季が最後となるのに、着用写真がない【Gabo/ガボ】の杢調ピンチェック柄スーツのご紹介です!!

他人(ひと)から見れば、「そんなことで」と言われそうですが、新品を初めて洗った後の表情が気になります。昔からデニムシャツが大好きな私スグルシニア。新しいブランドのデニムシャツはほぼ購入してしまいます。昨年はXACUS/ザッカスのもの。今季も襟型を変えてセレクトしています。最近ではErrico Formicola/エリコ フォルミコラの「GIANNI」。インバーテッドプリーツがついているモデルです。コットン71%にシルク29%の贅沢なインディゴブルーのデニム生地に反応しないわけはありません。初の洗濯後の着用写真ですが、シワのなり方がコットン100%に比べるとユニーク?いや、上品なシワというのでしょうか。シワになった分、影ができ、シルクの光沢が際立っているように思えるのです。写真ではうまく伝わらないし、他人から見れば、言われてもわからない程度ですが、本人としては新品の時より自分自身に近づてくれたようで嬉しいのです。着込むほどに愛着がどんどん増し、経年変化を楽しみながら、より完成品に近づけていく。新品は未完成状態という、そんなお話をしたくて、前置きに書かせていただきました。

 

ここ数年で大きくブランドを入れ替えたシャツ。復活させたBARBA/バルバは別として、少し前にはSalvatore Piccolo/サルヴァトーレ・ピッコロ、昨年からはXACUS/ザッカス、この春夏にはErrico Formicola/エリコ フォルミコラを投入しております。コスパはもちろん、バイヤーとして新鮮に感じるかどうかが大きな決め手になります。なんせ、皆さんは多くのシャツをすでにお持ちです。同じものなのに価格だけが上がってしまうと、食指が動きづらくなるのは私も同じです。

そんなバイイングの変化に合わせたかのように、ここ数年、シャツが面白いのです。カミチェリアノの技術を活かして様々な工夫がなされています。特にインに着るシャツよりも羽織ることに重点を置いたデザインが豊富です。

上のシャツはXACUS/ザッカス。Bonfil/ボンフィルのフライス編みモックネックロングTシャツに合わせています。さらに寒くなり、暖房が効き始める頃、そろそろでしょうが、インナーで調整。外に出る時はアウターやコートで防寒します。ニットオンニットの重ね着のほかにシャツで温度調整するのが、今季のオススメ。チェック柄であれば、無地中心のコーディネートのアクセントにもなります。着用シーズンの長さも魅力の一つでしょうか。

長い前置きとなりました。本日のご案内は【Gabo/ガボ】‥なんですが、どうやらいつものボケが入ったようです。いつもならサイズ44から50までの4サイズでならすのですが、数字の見間違いでしょう。サイズ48から52のオーダーになっていました。展示会で生地をセレクトしたのは、一年ほど前。入荷して気づくほどですので、バイヤーとして、いや店を預かるものとしてはお恥ずかしい限りです。

モデルはいつもと同じ【Gabo/ガボ】の持つパターンに修正を加えたオリジナルとなります。着用写真はご面倒ですが、過去のブログをご覧ください。

ウール99に1%のストレッチ素材を入れた杢糸を使ったピンチェック柄スーツです。杢糸とは、二種類以上の異なる糸を撚り合わて作られる糸です。色の濃淡が作り出す深みのある生地感は、どこか懐かしい表情をも作り出します。グレイの濃淡ですが、光の具合によってはブラウンがかって見えるかもしれません。

色違いのダークブルーになります。青みをグッと抑えたシックで奥ゆかしい色のスーツになります。

どちらも無地ライクでありながら、微妙な陰影や質感を出し、単色の無地とは異なる、表情豊かなスーツに仕上がりました。自信作です。いや、それだけにサイズのオーダーミスが悔やまれます。

MODEL:杢調ピンチェック柄スーツ
SIZE:48・50・52
COLOR:ダークグレイ・ダークブルー
MATERIAL:表地:ウール99%・ポリウレタン1%    裏地:レーヨン100%
PRICE:¥209,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

 

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寒さから身を守ってくれる愛らしいベアニット。【DANIELE FIESOLI/ダニエレフィエゾーリ】からご提案します!!

ニュースを賑わすのは、熊の被害。今秋、連日のようにクマの出没情報、被害が報道されています。都道府県別の熊の推定生息数を見てみると、ここ愛知県は数字になっていませんが、隣接する岐阜県や長野県では4000頭以上となっています。山に近い我が家も鹿や狸はよく見かけますが、熊となると今の所、アライグマを年に数回見るぐらいです。愛犬が亡くなってから、山歩きをしなくなりましたが、もし今の状況下では見合わせるかもしれませんね。

本日、ご案内するのも熊。ただ、全く害を及ばさない、寒さから身を守ってくれる愛らしいベアニットです。

すでにご案内済みのベアは【DANIELE FIESOLI/ダニエレフィエゾーリ】のループヤーンハーフジップニットです。色で言えば、ヒグマでしょうか。

 

ホッキョクグマです。デザインも変わり、襟付きのボタンカーディガンになります。ウールメインのループヤーンは空気を多く含む分、軽くて保温性があります。オフホワイトであれば、さらに優しい風合いを演出します。

色を使わず、シンプルにナチュラルなカラーでまとめるのが良いでしょう。同系色のハイゲージニットにオリーブブラウンのコーデュロイパンツを合わせてみました。

モックネックかタートルネックを合わせるつもりでしたが、シンプルなアイテムだけに、どこか捻りを効かせたい、アクセントが欲しいとハーフジップを選びました。暖房が入る季節、温度調整できるのはハーフジップでしょうか。暑がりな方にオススメのハーフジップです。

 

寒がりな方には、ほっこりニットのこちら

WILLIAM LOCKIE/ウィリアムロッキーのラムズウール。このタートルネック、まだ未公開ですが、毎年、定番としてカシェートに置いてあります。参考までに着用サイズは38。個人的に何枚か所有していますが、40で選ぶ時もあります。

パンダになりたい場合は、インにブラックタートルを。ブラックのモックやタートルネックはゲージを問わず、皆さんお持ちでしょうから、敢えておすすめするとすれば、こちら

すいません。こちらもカシェート展開のSUNSPEL/サンスペルです。アウター、コートの重衣料からご紹介しているため、ご案内が追いついていませんが、コットンのカットソー以外にもウール素材のアイテムも充実しています。イタリアのニットメーカーが作るものとの違いは、インナー使いに徹していることでしょうか。心地よい肌触りはもちろんのこと、上に着るものを響かせないすっきりとしたフォルム、着丈もタックインしても安心の長さです。一度、経験されると、その違いと良さがわかるはずです。サイズSでジャストになります。

 

ツキノワグマです。白い斑紋がない?はい、実は白のタートルネックを使ったコーディネートを考えておりましたが、サイズSとMがないのです。サイズMについては確保しておりますが、Sはメーカーにも在庫がなく、やむを得ず置き撮りです。

 

このコーディネートに白を入れたコーディネートを想像してみてください。デニムやシャンブレーのインディゴを入れてみるのも良さそうですね。

モデルは身長175㎝、体重62kg、胸囲91㎝で、サイズSを着ています。

MODEL:ループヤーン襟付きカーディガン
SIZE:S・M・L
COLOR:オフホワイト・ブラック
MATERIAL:ウール91%・ナイロン9%
PRICE:¥59,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

 

ここ数年、新しいブランドにトライしているグローリーガイ。金太郎前にはなりたくないし、未知のブランドを育てることに情熱を燃やします。どのブランドもかつてはそうでしたが、認知度が上がるほど、情熱は失われていきます。ましてや代理店さんが直営店を出したり、自社サイトを設けたりするといきなりテンションが下がります。ただ、今の時代、私の考え方が時代遅れと多くの方が思うし、自分でも納得はしていますが、できるだけ隠れた逸品を探し、ご提案していくつもりです。末長くお付き合いください。

※入荷情報です。

明日、Gabo/ガボのスーツ2型、ジャケット3型。Maria Santangello/マリア・サンタンジェロのシャツジャケ、ドレスシャツ全てが揃います。残念ながら、Gabo/ガボにつきましては、イタリア側の都合により今季が最後となります。

他にも入荷アイテムがあります。また、カシェートではご紹介できていないアイテムも多くあり、この週末は是非梯子してご覧いただければ嬉しく思います。

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アメリカの洋服が好きなジュリアーノ氏が、細部まで拘りを持って作る【MANIFATTURA CECCARELLI/マニファッチュラ・チェッカレッリ】。本格的なギアアイテムに、セクシーさを吹き込んでいます!!

ビスポークスーツの聖地として有名な”サビル・ロウ”。18世紀から続く長い歴史を持ち、英国紳士服の伝統と品質を象徴する場所として世界的に知られています。また、「背広」という言葉の語源になった場所です。私たちにも馴染みのあるアンダーソン&シェパード、ギーブス&ホークス、ヘンリープール、ハンツマンなど錚々たる名門テーラーが並びます。

格調の高い通りに、一際目を引くのが、陽気で明るい雰囲気を持つDrake’s/ドレイクスのショップです。かつて、30年前とずいぶん昔ですが、慶井氏率いるフェアファックスさんからネクタイを仕入れていました。再開したのは、4年前。代理店の渡辺産業さんの門を叩いたのがカシェートバイヤー。その時にセレクトしたのが、昨日、ブログでご紹介させていただいたモデル名「CROSBY」のデザートブーツ。英国の名作映画「007」シリーズのノー・タイム・トゥ・ダイでジェームズ・ボンドが劇中で履いていたことでも話題となった靴です。詳しくはカシェートブログをご覧ください。同時に入荷してきたオクスフォードのB.D.シャツも気になりますね。

ジェームズ・ボンドが劇中で履いていたのは、ダークブラウン。私が手にしているのが、明るい方のブラウンです。これを履いて撮影したかったのですが、許可が降りませんでした。ソールが汚れますので、当然です。ただ、本日、ご案内のジャケットにもよく合うということで、ご紹介だけしておきます。中に着ているニットはPEREGRINE/ペレグリンのもの、未公開ですが、私の着用サイズ40が完売。38を着ましたが、丈足らずでした。

さぁ、ここからが本番です。ご案内させていただくのは【MANIFATTURA CECCARELLI/マニファッチュラ・チェッカレッリ】の「7061-WX」。ワックスコットンのボア付きジャケットです。

改めてブランドについてご説明しますと、

【MANIFATTURA CECCARELLI/マニファッチュラ・チェッカレッリ】は、伊・トスカーナ地方のフォルリに本拠地を構えるファクトリー。1998年にイタリア人デザイナー・ジュリアーノ氏が、世界中で見てきた”男の中の男”の洋服を追求したブランドとして誕生しました。その後、アメリカのブランド「FILSON」と契約し、「FILSON ITALY」としてイタリアの工場ならではのクオリティーと着心地を活かした、素晴らしい洋服を発信し、世界中のファンを魅了。2013年フィルソンとの契約終了を機に、【MANIFATTURA CECCARELLI/マニファッチュラ・チェッカレッリ】を復活させました。 アメリカの洋服が好きなジュリア―ノ氏が、細部まで拘りを持って作るブランドであると同時に、本格的なギアアイテムが多いことも特徴となります。

いかがでしょう。アメリカン気分が漂うDrake’s/ドレイクスの靴を持ち出したのがよくお分かりになるかとお思います。

ドライワックスコットンと違い、ワックスコットンは番手の細いコットンにオイルを何層にも重ねて染み込ませて防水性を高めるという手法で、若干のベタつきはあります。劣化して、防水性が弱まれば、リプルーフなどの手入れも必要になります。

同じ仕様のボア付きベストを持っていますが、購入時に比べるとベタつきは気になりません。防水性は弱まったとはいえ、厳しい環境下で着ることは稀ですので、リプルーフせずにそのまま着ています。

チン・ストラップが、襟元からの風を防ぎます。

脇のベンチレーションが、蒸れを防ぎ、衣服内の温度を快適に保ちます。

袖口の二重構造が、防風性と保温性を高めます。

裾のドローコードがフィット感を高める役割のほか、雨や風、砂などの侵入を防ぎます。

表地のワックスコットンのハードさに合わせるかのようなライニングです。ボアとは、正式には羊毛に似せた化学繊維のことで、アクリルやポリエステル素材になります。ただ、こちらはウール90%にポリエステル10%の保温性に優れた素材を使用。天然繊維のもつナチュラルな雰囲気を存分に楽しんでいただけます。

ベストのご案内文と同じになりますが、実際に使ってみて、その保温性はダウン以上です。また、ウール素材がもつ温度調整機能が働き、周りの環境に対応してくれるのも見逃せない特徴といえます。

合わせたニットは Massimo Piombo/マッシモ・ピオンボ、パンツはBONHEUR/ボネールです。そして足元は私物のチャッカブーツを履いていますが、ぜひ、Drake’s/ドレイクスのデザートブーツをイメージしてください。

 

モデルは身長175㎝、体重62㎏、胸囲91㎝で、サイズ38を着用しております。

MODEL:「7061-WX」ワックスコットン ボア付きジャケット
SIZE:36・38・40
COLOR:カーキブラウン(Chocolate)
MATERIAL:表地:コットン100% 裏地:ウール90%・ポリエステル10%
PRICE:¥126,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

 

 

 

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同じアイテムでも、歳を重ねるごとに質を上げていくことは大切なことです!! Whiteley&Green/ホワイトリーアンドグリーンとRota/ロータの話です!!

この歳になってようやく朝の時間の過ごし方の大切さを知りました。起きてすぐにカーテンと窓を開け、空を見ながら新鮮な空気を吸います。そして、次にベッドメイキング。いつもなら、そのままにしてしまうのですが、心を入れ替えるとこうなります。コーヒーを沸かし、クッキングペーパーを使っての調理。パンから白米に変えれば、自ずと味噌汁が欲しくなります。今までなら、読まずに積み上げていた新聞にしっかり目を通し、少し休んでからは、40分ほどストレッチ体操。13種類の、これは、体の歪みを治すためのオリジナルメニューになります。その後、湯船に浸かり、シャワー。着替えて出勤です。

後30年?いや、少しでも長く元気な状態で仕事をしていきたい、”仕事を趣味”から”人生”に切り替えた今、そんな強い意志が生活習慣を変えていきます。まだまだ改善すべきことはありますが、まずはできることから実践です。そんな私を見て喜んでいるのは、カミさん。笑顔のある朝は1日を豊かにしますね。

 

ネイビー好きな私が、今、最も合わせたい組み合わせです。ごく普通のスタイルですが、一つ一つのクオリティを見直します。好みは大きく変わるものではありませんが、歳を重ねるごとに質を上げていくことは大切なことです。特に昨年、そろそろ終活?なんて弱気になりながらの断捨離。季節が変わり、着るものがないと、やや慌て気味です。購買意欲も盛んな今、あれもこれも欲しいと、とても健康的な毎日です。

 

着ているニットはDrumohr/ドルモアですが、今回、お勧めしたいのは、インのシャツ。セクシーな洗いのシャツといえば、真っ先にBARBA/バルバの「DANDY LIFE」をあげますが、Salvatore Piccolo/サルヴァトーレ・ピッコロのシャツもなかなかのものです。一番は素材へこだわり。オックスフォードやシャンブレー、デニムなどカジュアル寄りの生地は着用すれば、すぐに他のシャツとの違いを感じるはずです。このシャツへの賞賛はこちらのブログでご説明しておりますので、ぜひご覧ください。

 

羽織ったのは、カシェート展開のWhiteley&Green/ホワイトリーアンドグリーン。このブランドは英国製ですが、グローリーガイにも並べたかったブランドです。ここが、最も得意とする、繊維の細い上質なウールを独自の製法で高密度に織ることによって生まれるキャバリーツイルクロス。他には類のない美しい生地は世界が認める唯一無二の存在です。カシェートバイヤー、渾身のセレクトは、彼のブログへの熱量でご理解いただけるはずですが、M-65型については私も負けてはいません。かつて、いろんな方から「スグルさんのイメージはM-65型」と言われるほど、愛用もすれば、展示会で必ずセレクトしていました。

少し長くなります。

初めて手にしたのは高校時代。ベトナム戦争が終盤を迎える頃です。ちょうどその頃に始まった青春ドラマ”俺たちの旅”の中村雅俊さんに影響を受けたのが最初でした。反戦運動に象徴される70年代ファッション。ヒッピーやグラム、ロックと様々なファッションが流行りましたが、当時の私の服装を見ると、ベルボトムのジーンズに下駄、そしてM-65でした。

最大の特徴であるフード収納の立ち襟、フラップ付き4ポケットにウエストのドローコード、そして何よりも魅力的なのがエポーレット(肩章)です。もともとは階級章やストラップを掛けるためのものですが、今では機能性というよりファッションの要素が強いエポレット。クラシックで男らしさのあるディテールだけにその存在は大きいといえます。

 

エポレットといえば、やはりトレンチコート。M-65と同じWhiteley&Green/ホワイトリーアンドグリーンのものになります。生地もカラーも同じですが、存在感はさらに増します 。1965年にアメリカ陸軍に正式採用されたことに由来する野戦用服、つまりフィールドジャケットのM-65。方やトレンチコートは第一次世界大戦のイギリス軍がトレンチ戦(塹壕戦)で着用していたものです。どちらも現在では機能性というより、当時のディテールを忠実に再現したクラシックなものに人気が集まります。以前、イタリアブランドでエポレットのないトレンチコートをご提案しましたが、あまり響かれなかったようです。あるべきものはあるべきところについていなければ本物とはいえないということでしょうね。

 

どんなに美しい服でも眺めているだけでは意味がありません。羽織ったり脱いだりの動作に色気を感じるアウターやコート。更に、絞る、結ぶの動作に男の服の魅力が隠されています。M-65であれば、ウエストのドローコード。トレンチコートであれば、ウエストのベルトです。気象状況の変化のための機能ですが、ウエストにくびれを出すだけで表情は大きく変わります。クラシックなアイテムに魅力を感じるのは、今では無用とも言えるディテールの存在と機能性を備えた仕様に限るといっても良いかもしれません。その時代背景に生み出されたものが改良され、完成形として、時代が変わった今でも支持される、それがクラシックな服の魅力と言えるのでしょう。

 

合わせたボトムは、Rota/ロータ。私の着用サイズは、46ですが、手前のハウンドトゥース柄は月曜日に旅立っていきました。本日、穿いたのは、シャドーグレンチェックの2色です。足入れして、その姿を見れば、新しい世界が待っています。

 

 

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