Clothes to You

GLORY GUYS

同じアイテムでも、歳を重ねるごとに質を上げていくことは大切なことです!! Whiteley&Green/ホワイトリーアンドグリーンとRota/ロータの話です!!

この歳になってようやく朝の時間の過ごし方の大切さを知りました。起きてすぐにカーテンと窓を開け、空を見ながら新鮮な空気を吸います。そして、次にベッドメイキング。いつもなら、そのままにしてしまうのですが、心を入れ替えるとこうなります。コーヒーを沸かし、クッキングペーパーを使っての調理。パンから白米に変えれば、自ずと味噌汁が欲しくなります。今までなら、読まずに積み上げていた新聞にしっかり目を通し、少し休んでからは、40分ほどストレッチ体操。13種類の、これは、体の歪みを治すためのオリジナルメニューになります。その後、湯船に浸かり、シャワー。着替えて出勤です。

後30年?いや、少しでも長く元気な状態で仕事をしていきたい、”仕事を趣味”から”人生”に切り替えた今、そんな強い意志が生活習慣を変えていきます。まだまだ改善すべきことはありますが、まずはできることから実践です。そんな私を見て喜んでいるのは、カミさん。笑顔のある朝は1日を豊かにしますね。

 

ネイビー好きな私が、今、最も合わせたい組み合わせです。ごく普通のスタイルですが、一つ一つのクオリティを見直します。好みは大きく変わるものではありませんが、歳を重ねるごとに質を上げていくことは大切なことです。特に昨年、そろそろ終活?なんて弱気になりながらの断捨離。季節が変わり、着るものがないと、やや慌て気味です。購買意欲も盛んな今、あれもこれも欲しいと、とても健康的な毎日です。

 

着ているニットはDrumohr/ドルモアですが、今回、お勧めしたいのは、インのシャツ。セクシーな洗いのシャツといえば、真っ先にBARBA/バルバの「DANDY LIFE」をあげますが、Salvatore Piccolo/サルヴァトーレ・ピッコロのシャツもなかなかのものです。一番は素材へこだわり。オックスフォードやシャンブレー、デニムなどカジュアル寄りの生地は着用すれば、すぐに他のシャツとの違いを感じるはずです。このシャツへの賞賛はこちらのブログでご説明しておりますので、ぜひご覧ください。

 

羽織ったのは、カシェート展開のWhiteley&Green/ホワイトリーアンドグリーン。このブランドは英国製ですが、グローリーガイにも並べたかったブランドです。ここが、最も得意とする、繊維の細い上質なウールを独自の製法で高密度に織ることによって生まれるキャバリーツイルクロス。他には類のない美しい生地は世界が認める唯一無二の存在です。カシェートバイヤー、渾身のセレクトは、彼のブログへの熱量でご理解いただけるはずですが、M-65型については私も負けてはいません。かつて、いろんな方から「スグルさんのイメージはM-65型」と言われるほど、愛用もすれば、展示会で必ずセレクトしていました。

少し長くなります。

初めて手にしたのは高校時代。ベトナム戦争が終盤を迎える頃です。ちょうどその頃に始まった青春ドラマ”俺たちの旅”の中村雅俊さんに影響を受けたのが最初でした。反戦運動に象徴される70年代ファッション。ヒッピーやグラム、ロックと様々なファッションが流行りましたが、当時の私の服装を見ると、ベルボトムのジーンズに下駄、そしてM-65でした。

最大の特徴であるフード収納の立ち襟、フラップ付き4ポケットにウエストのドローコード、そして何よりも魅力的なのがエポーレット(肩章)です。もともとは階級章やストラップを掛けるためのものですが、今では機能性というよりファッションの要素が強いエポレット。クラシックで男らしさのあるディテールだけにその存在は大きいといえます。

 

エポレットといえば、やはりトレンチコート。M-65と同じWhiteley&Green/ホワイトリーアンドグリーンのものになります。生地もカラーも同じですが、存在感はさらに増します 。1965年にアメリカ陸軍に正式採用されたことに由来する野戦用服、つまりフィールドジャケットのM-65。方やトレンチコートは第一次世界大戦のイギリス軍がトレンチ戦(塹壕戦)で着用していたものです。どちらも現在では機能性というより、当時のディテールを忠実に再現したクラシックなものに人気が集まります。以前、イタリアブランドでエポレットのないトレンチコートをご提案しましたが、あまり響かれなかったようです。あるべきものはあるべきところについていなければ本物とはいえないということでしょうね。

 

どんなに美しい服でも眺めているだけでは意味がありません。羽織ったり脱いだりの動作に色気を感じるアウターやコート。更に、絞る、結ぶの動作に男の服の魅力が隠されています。M-65であれば、ウエストのドローコード。トレンチコートであれば、ウエストのベルトです。気象状況の変化のための機能ですが、ウエストにくびれを出すだけで表情は大きく変わります。クラシックなアイテムに魅力を感じるのは、今では無用とも言えるディテールの存在と機能性を備えた仕様に限るといっても良いかもしれません。その時代背景に生み出されたものが改良され、完成形として、時代が変わった今でも支持される、それがクラシックな服の魅力と言えるのでしょう。

 

合わせたボトムは、Rota/ロータ。私の着用サイズは、46ですが、手前のハウンドトゥース柄は月曜日に旅立っていきました。本日、穿いたのは、シャドーグレンチェックの2色です。足入れして、その姿を見れば、新しい世界が待っています。

 

 

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