コットン素材にノータイですが、久しぶりにスーツスタイルです。毎日通うコンビニのおば様には、「今日はこれっ？」って小指を立てられるほど。このしぐさ、日本では”恋人”とか”愛人”の意味ですが、中国では小指は”できの悪い人”の意味。日常の何気ない動作も国によって意味は異なるので注意しなければいけません。

本日、最高気温は19度、北西の風7メートルと寒くなることを予想しての服装選び。さすがにウールはと思い、インに着たのはシーアイランドコットンの30Gタートルネック。ジョンスメドレーのもので、ネイビーのサイズMを着ています。確か、ご紹介する前に完売、いや、ブラックのサイズSのみとなってしまい、未公開アイテムですが、気温差のある今の季節にとても重宝します。色違いで揃えておけばよかったかなと後悔です。

こちらは、昨日の出で立ちです。自慢したかったのは、おろしたてのデニムシャツ。【XACUS/ザッカス】のものになりますが、ワイドスプレッドの襟の角度や大きさが、ちょうど今の気分です。クラシックなスタイルにも、ラフに着崩したぬけ感のあるスタイルにもよく合います。かつて人気のあったカッタウェイの襟型も素敵でしたが、今思えば少し大げさすぎた感があり、また重ね着する際にはワイドからセミワイドぐらいが襟の収まりは良さそうです。

何を着ようか迷った時に重宝するデニムシャツです。よろしければ巻き戻してご覧ください。

午前中に撮影したのが【CORDINGS/コーディングス】のアイリッシュリネンハンティングジャケット【BERNARD ZINS/ベルナールザンス】のサマーウールトラウザーズ。カシェートバイヤーならではのセレクトが新鮮で、彼に対抗して組み合わせてみました。インのニットは変えています。

クラシックなアイテムに天然素材のリネンとウールをブラックで統一させるという大胆な発想。面白いですね。トラディショナルな組み合わせが、ブラックのもつモダンな色によって、より価値のあるものに、いわゆる昇華した感覚です。

日本ではカシェートのみの「V3」モデル。なぜ普及しないのかなんて、他店のバイヤーさんの意図はわかりませんが、他に展開がないだけに、全国ネットのアイテムになっています。上のジャケットと併せて揃えておかれると楽しい夏が過ごせそうです。

午後からはお馴染み様オンパレードの慌ただしい一日に。新作紹介は次回とさせていただきます。

ゴールデンウィークは休みなしで営業です。どうそ、よろしくお付き合いください。