久しく食べていないと無性に食べたくなる火鍋。どうせ食べるなら、遠くても、四川出身のベテランシェフが作る本格的なもの。ただ、一人では言葉の問題もあり、量も多いので、知り合いの中国人にお願いして、三人で出かけて行きました。基本的には、辛い赤スープは重慶発祥、辛くない白スープは内モンゴル発祥と言われていて、仕切りについては、道教の陰陽文様を表しています。いや、食べながら勉強になります。中国の鍋料理は、殷王朝、または周王朝の頃にはあったようです。なんと紀元前の話ですから、食文化も含め、中国の歴史は想像できないほど長く、深いものがあります。蒲郡出身の宮城谷昌光さんの中国歴史小説を読み漁っていた40代。史跡と四川美人を求めて、三国志ゆかりの成都に旅したのも、ちょうどその頃でした。遠い日の懐かしい話です。
急に暖かくなりました。ただ、4月並みの陽気は日曜まで。その後、また気温が下がりそうです。そんな変化の大きい季節、ナイロンアウターが活躍します。レイン、ウィンド、ダスター、加えて花粉から身を守ってくれます。インナーを調整すれば、気軽に羽織れる便利なアイテムです。羽織ったのは、HERNO/ヘルノの「ウルトラライトクリース シャツ型アウター」。そろそろ出番です。この薄さなら、夏の旅のお供にも。ご案内ブログではタカイがサイズ46を着ていましたが、華奢な私は、サイズ44の方が心地よいサイズ感でした。
本日、穿いてきたデニムです。そのままは穿きかえずに、写真に収まってしまおうかと思うほど、よく似ているのが、
申し遅れました。本日ご案内の【JACOB COHEN/ヤコブ・コーエン】です。モデルは「NICK」。私が穿いている、かつての「J622」です。この後、ご案内の「BARD(旧J688)」より股上は浅めで、ややスリムなシルエットを持つモデルになります。セレクトの決め手は、色合い。ほんのり青みがかったブルーグレイを選ぶことで、今季推しのネイビーとの相性も良く、コーディネート全体の雰囲気を和らげてくれます。
語る必要のない【JACOB COHEN/ヤコブ・コーエン】ですが、改めて見ても、惚れ惚れするシルエットです。膝の位置を高くし、膝から裾にかけて絞り込まずにストレートに落とすことで、脚長効果は抜群です。
モデルは身長175㎝、体重61㎏、胸囲91㎝で、サイズ30を穿いております。
MODEL:「NICK」ウォッシュド ブルーグレイ5Pデニムパンツ
SIZE:29・30・31・32・33・34
COLOR:ブルーグレイ
MATERIAL:コットン92% ・ポリエステル6%・ポリウレタン2%
PRICE:¥69,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
「いやぁ-、堪らん」なんて自己陶酔してしまう組み合わせです。初めて、ミラノのショップで出会ったASPESI/アスペジ。その時の私が穿いていたデニムが【JACOB COHEN/ヤコブ・コーエン】でした。好きなもの同士の写真撮影は、ポーズも決まります。以前より華奢になった私スグル。今回、着た「小松マテーレ製品染めM-65ミリタリージャケット」はXS。薄着であれば、いけそうです。
かつての「J688」が「BARD」。先に紹介させていただいた「NICK」より股上は1.5㎝ほど深めで、ややゆとりを持ちます。ただ、加工やオンスによって個体差が出ますので、試着をお勧めします。例えば、先週、ブルーグレイをお買い求めいただいたI様は、いつもなら「NICK」はタイトで穿けないなんて言いながらも、今回、サイズを上げずに、29をお持ちいただきました。また、先ほどお越しいただいたH様は、念願のブルーグレイをお買い求めに。その際、サイズ34を両方、穿き比べていただきましたが、「BARD」の方がタイトに感じられたようです。
思わず、カメラマンのナグラさんに「ピンをとっておいて」なんて頼んでしまうほど、いい感じで色落ちしたウォッシャブルブルー。ブルーグレイよりウエイトはあります。膝より上部に加工を強くした脚細効果のあるデニムパンツです。
モデルは身長175㎝、体重61㎏、胸囲91㎝で、サイズ30を穿いております。
MODEL:「BARD」ウォッシュド ブルー5Pデニムパンツ
SIZE:29・30・31・32・33・34
COLOR:インディゴブルー
MATERIAL:コットン96% ・ポリエステル3%・ポリウレタン1%
PRICE:¥77,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
※イベントのご案内です。
Maria Santangelo/マリア・サンタンジェロのパターンオーダー会を、今月16日(木)より26日(日)まで開催いたします。内容は前回と同じですので、詳しくは、こちらのブログをご覧ください。
余談です。あのアメリカを代表するトータルブランド。最上位のファーストラインとしてコレクションされているのが、「パープルレーベル」ですが、そのすべてのシャツのファクトリーにと候補に上がったのが、Maria Santangelo/マリア・サンタンジェロ。かなり熱く求愛されたようですが、フォーマルシャツ以外は断ったようです。どこかのパンツブランドと違い、目先のことにとらわれず、先のことがちゃんと見えている企業です。このブランドを扱っていることが誇りに思える、そんな情報でした。
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