Clothes to You

GLORY GUYS

せっかくの写真が日の目を見ないのは寂しいと掲載させていただくことにしました。

今朝の新聞に掲載されていた無限軌道災害対応車”レッドサラマンダー”。水深1.2メートルでも進む水陸両用車です。二つのキャビンが連なり、全長は8.7メートル、重さは12トンを超え、最高速度は時速50キロ。価格はといえば、なんと1億円。現在、この車両は日本に二台。そのうちの一台が岡崎にあるのです。なぜ岡崎市に?日本のほぼ中央に位置し、東名高速の岡崎インターまで5分と東西への交通の便の良さ。また南海トラフ大地震の影響も受けにくいと考えられているからです。先週の大雨で遂にお膝元での登場。自宅からさほど離れていない小美町で車に取り残された人の救助にあたったのでした。秘密基地から出動した人命救助車。まるでサンダーバード2号に搭載した4号のように。何それ? そう、分かる方の年齢は私ぐらいから上の世代。1965年から1966年にイギリスで放映された人形劇によるテレビ番組です。再放送されていましたので、ご存知の方もあるかもしれません。登場する乗り物はかっこよく、子供心ながらにレディ・ペネロープ(当時の声優は黒柳徹子さん)に惹かれたりと、近未来と大人の世界を憧れの眼差しで毎回テレビの前に釘付けでした。

この二枚の写真。実はParaboot/パラブーツのローファー「CORAUX/コロー」とグルカサンダル「PACIFIC/パシフィック」のご案内用として撮影したものです。今週の月曜日に撮影。翌日、強行の日帰り出張をして水曜日にご紹介するつもりでした。いざパソコンに向かえば、どうも体が重く、集中できません。こんな時は早めに帰るに限ると、急遽、タカイに委ねました。ただ、せっかくの写真が日の目を見ないのは寂しいと掲載させていただくことにしました。

イタリアンニットの中でもどこか特別感のあるSettefili Cashmere/セッテフィーリ・カシミア。デザイナー兼オーナーのミケーレ・パリエーロの熱い想いは、世界でも大変珍しいスイス製のビンテージ編立機(DUBIED社製)を使い、20年以上のキャリアを持つ専門の職人が仕上げていくニットに反映されています。今季、登場したリネン・コットン ミニショールカラーカーディガン。残りサイズ46をややタイトに着ています。実際は48が理想です。価格は上がりますが、次のシーズンも提案したいと再オーダーしております。

こちらですね。新しい色目を加え、セレクトしております。

かつて、ミケーレにお願いして、作っていただいたクルーネックのウールニットベスト。今回の展示会で春夏用サンプルとして展示されていたのが、こちらのふんわりベスト。もちろん、セレクトから外しはしません。

今季、ベスト好きの私が見つけたのはDRUMOHR/ドルモアのハイゲージのライトコットンニットベスト。来春夏も引き続き、ご提案していきます。ただ、今年の価格設定は低く、来年は少し高く感じるかもしれません。

穿いたのは、PT TORINO/ピーティートリノのリネン・コットン シャーリングパンツ。リネンが入ることで涼しげな表情を見せるリラックスパンツ。色目も素敵です。ただ、ややタイトなサイズ感で、いつも通りの46を穿いていますが、少しゆとりを持つならワンサイズ上げて48を選んだ方が良さそうです。マリオ・ステファノ・マラン氏からドメニコ氏に代わり、さらにデザイナー色を前面に出しているPT TORINO/ピーティートリノ。トップスなどトータル展開を試みていますが、できれば、ブランド名をドメニコと分けて、従来のパンツ専業ブランドとしての立ち位置に戻った方が良いかなと勝手に思っております。

無名の頃に勢いよくオーダーしていたEMMETI/エンメティ。メディアへの露出が高くなればなるほど、気持ちが萎えるのはいつものこと。久しぶりに顔を出した展示会で、「オッ」と叫んだのが、0.4mmという超極薄レザーの「NAPPA MANGA」。乗せたモデルは、「JURI」。力を入れたのはブラウンでしたが、思惑外れでブラックが完売。やはり黒は強い。来季は、さらにスペシャルな革にこだわって、ブラック外しのネイビーとキャメルをオーダーしております。

ライダースジャケットに合わせたパンツは、唯一のINCOTEX/インコテックス。セレクトしやすいのは、ワーク&ミリタリーをテーマにしたINCOTEX SLACKS/インコテックス スラックス。ウール素材の生地高騰が大きな要因ですが、それに輪をかけてドレスパンツの需要が減ったことで、なかなか思い切ってドレスラインをオーダーできないのです。ならば、ドローコードのシャーリングパンツの先駆けとなった「1TA044」モデルを使ってのご提案です。以前はノープリーツでしたが、インのワンプリーツの方が今の気分でしょうか。

穿いたサイズは46と思いきや、先ほどすでに完売していることに気がつきました。思い出せば、グローリーガイのファッショニスタのお二人がご購入されていました。ご両人とも70歳越えの人生の先輩でもあります。穿き直せば、サイズ48に間違いありません。タイトなヒップ周りはインコテックスの特徴です。上の写真は、ご案内の際、私が体重を落としていた頃で、サイズ46で穿いています。

11日の日曜日までのイベントです。

嬉しいことに、このチャンスを活かされる方のご来店がございました。また、通販ではTシャツへのご注文が増えています。ありがたいことです。

しばらくは、はっきりしない天気が続きます。気温も平年並みか少し低めのようです。長雨にならないことを祈りながら、本日のご案内を終えさせていただきます。

 

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