昨日は冷たい雨の中、足場の悪いカシェートにご来店いただき、ありがとうございます。

急な気温変化のせいでしょう。ご来店いただいた方の目的は、こちら。160年の歴史があるダウンファクトリー【PYRENEX/ピレネックス】。フランスのピレネー山脈の麓サン・セベ(Saint-Sever)にて、羽毛を高級ダウンに加工する会社として1859 年に創業した老舗の羽毛ファクトリーです。先程もお問い合わせがあり、私とサイズが近いこともあり、モデルとして活躍？したばかりです。

カシェートばかりにダウンがあるわけではありません。グローリーガイにも自信を持ってお勧めできるブランドがあります。カシェート販売員のナグラさんも推奨する【MANIFATTURA CECCARELLI/マニファッチュラ・チェッカレッリ】や【MooRER/ムーレー】、ダウンブランドではありませんが、【HERNO/ヘルノ】です。

イタリア人デザイナー・ジュリアーノ氏が、世界中で見てきた”男の中の男”の洋服を追求したブランドとして誕生。かつて、アメリカのブランド「FILSON」と契約し、「FILSON ITALY」としてイタリアの工場ならではのクオリティーと着心地を活かした、素晴らしい洋服を発信し、世界中のファンを魅了。2013年フィルソンとの契約終了を機に、【MANIFATTURA CECCARELLI/マニファッチュラ・チェッカレッリ】を復活させました。

10月31日のブログでマスヤマがご紹介させていただいております。

取り扱い9年目となる【MooRER/ムーレー】。きっと凄いブランドになると予見した通り、今ではダウンブランドの頂点に立ったといっても過言ではありません。当時、メインブランドとして扱っていたのは、MONCLER/モンクレール。アジア戦略としてクオリティ以上の価格が提示され、このまま継続するかどうか悩んでいた時でした。まだ日本では無名のブランドでしたが、店頭での反応は頗る良く、そのことでやめる決心がついたのでした。

写真は昨年のものになります。着ているモデルは「MARCO-WCO」。今季、ちょい出に軽く羽織るアイテムがないからと購入した「CATALDI-S3」イタリア語で”水”を意味する「ACQUA」ラインのライトダウンです。ただ、着る間も無く展示会が始まり、休みは返上。終わって、さぁと思いきや、この寒さです。そうなると、クローゼットの奥の方にかけてある「MARCO/マルコ」の出番。今年のクリスマス会は、これ着て行こう!! となりそうです。

私の本日の出で立ちと色目が同化しております。着ているコートは、新作の【HERNO/ヘルノ】？ではありません。

Settefili Cashmere/セッテフィーリ・カシミアのご紹介ブログに登場したレイヤード仕様のバルカラーコートです。上はフードとフロントのレイヤードを外した写真になります。急激に冷えた、この週末。比較的新しいお客様が多く、書いている間にも、このモデルの48が旅立って行きました。冬の寒さは体にこたえますが、商いとしては嬉しいことです。

なんと、暑い盛りの8月5日のブログにて、スタッフの中では最も暑がりなタカイが暑そうにご案内しています。納期に安定感のあるヘルノです。

夕方の6時を回った現在の気温は2.1度、湿度44%、北北西の風3.8m/s。寒さに我慢できず、ハイゲージからミドルゲージに着替えた私スグル。冒頭写真、トルソーに着せてある「BELFORT/ベルフォール」に合わせたタートルネックを購入してしまいました。実を言いますと、このニットの色違いは持っていて、その暖かさは経験済み。以前から、どのタイミングで購入しようか迷っていたのですが、この寒さが背中を押してくれました。どこかといえば、スコットランドのWILLIAM LOCKIE/ウィリアムロッキーのもの。やはり寒い地方のニットは暖かい。実感です。

※年末年始のご案内です。

年内の営業は30日(金)まで、年明けは3日(火)より通常通りと例年と変わりません。