Clothes to You

GLORY GUYS

気になるのは、ボルドー、ブラウン、グリーン系の色目です!! 悔やみきれないのは、ワイン色に染まってしまったお気に入りのニットベストです!!

北海道より寒い東京。今週、月曜日の午後から出かけた出張ですが、予測した以上に寒く、仕事が終わってから飲む酒にも酔えませんでした。酔えなかった分、本日のブログも取り留めのない内容になるかと思います。

恵比寿にある和食の”ととや”。今回が2回目で、前回同様、ここ岡崎出身の先輩でもあり、取引先のH氏と一緒でした。換気のため、開け放れた入り口に近いカウンター席。雨の音とともにひんやりとした風が、本来なら、心地よいはずですが、どれだけ飲んでも体は温まりません。念のために持っていったウールのニットに着替えるほどでした。翌日も小雨の肌寒い日。そして、その翌日も。昨夜、岡崎に戻って、ようやくレインコートを脱ぐことができました。

今回、展示会巡りをする中、最も気になるのが、価格です。原材料費や燃料費の値上がり、さらに円安が追い打ちをかけるという、そんな状況の中で、価格転嫁しないようにと、苦慮されている代理店さん。そのまま価格に上乗せしてしまえば、かなりの値上がりになってしまいます。モデルを絞ったり、新たに素材を手配したりと、色々と考え、工夫されている姿に感謝するとともに、さらに盛り上げていかなければなんて、いつもより気持ちの入るバイイングとなっています。

シャツブランドとしては、最も知名度の高いFinamore/フィナモレ。かつてのような勢いはありませんが、バイイングからは外せません。洗いのコレクションについては、ネックサイズからSMLに移行したことは残念ですが、効率は良いようです。ボディも統一し、選べるのは襟型のみと変化球は投げれませんが、直球勝負ということでセレクトしてきました。気になる価格は、二千円アップといったところでしょうか。

本日のいでたちは、いつもはタックインして着る白シャツ。どこのかといえば、unrole/アンロール。Bevilacqua(べヴィラクア)のデザイナー、Alberto Paccini(アルベルト パッチーニ)氏が新たに立ち上げたシャツブランドです。休日気分で出勤してきた今日はタックアウトです。出せば、やや着丈が長いのですが、当人は気にしておりません。

首が前に出てしまうのは、姿勢の悪さ。カメラマンのマヤさんに指摘されて、背筋を伸ばしてみました。こちらはFinamore/フィナモレのシャツ。タックアウトとした際のバランスもよくなりました。洋服を、特にシャツを着る際は特に姿勢が大切になるのです。ご案内の際の写真はどうだったでしょう。

4月22日のブログにて一気にご案内させていただいたFinamore/フィナモレ。無地中心のセレクトの中で最も冒険したのが、このポプリンのパープルカラー。ベーシックカラーが多い売り場でもひときわ目立っておりますが、来季も、こんなロマンティックカラーに注目しております。

背筋の伸びたフィナモレのインに着ていたのが、ZANONE/ザノーネのICE COTTON。長年、取り扱っている定番モデルはカラーでご提案です。

全てのブランドではありませんが、例えば、フィナモレの隣りに展示してあったBOGLIOLI/ボリオリでも目立っていたカラーがボルドー系のブラウンやグリーン系。特に顕著なのは、店頭でも人気のグリーン系でしょうか。もちろん、そのブランドが得意とするカラーがあり、今季のFEDELI/フェデーリでは曖昧なニュアンスカラーをセレクトしていますが、その中でもグリーン系は人気があります。よろしければ、4月3日のブログを振り返ってみてください。

久しぶりに注目されているボルドー、ブラウン、そしてグリーン。ナチュラルな素材を用いながらも、逸早く、トレンドを取り入れているBARENA/バレナでも提案していました。

少し前のブログにも載せていましたね。着用サイズがなくなってしまい、返す返すも残念です。さらに残念なのが、先日、ご覧いただいた思い出のニットベスト。ブログに載せた同じ日の夜、行きつけの飲み屋さんで、ワインをこぼされ、ボルドー色に染まってしまったこと。「大丈夫、大丈夫。たかが服。気にしないで」と大人の対応はしたものの、実はかなりのショック。言うまいと思いながらも、ついつい書いてしまいました。

 

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