Clothes to You

GLORY GUYS

映画”フェラーリ”を観てきたら、BARBA/バルバの「JIMMY」を想い出しました!!

週に一度、取れるかどうかの休日。部屋にこもるのは、冬場。夏生まれの私は元気です。夕方から出かけたのが、地元の映画館。目的は”フェラーリ”。イタリアの自動車メーカー・フェラーリ社の創業者エンツォ・フェラーリを描いたドラマです。

観やすい場所でと、開演1時間前に席を取り、近くのカフェでコーヒーを飲みながら待ちます。

開演10分前なのに誰もいない。もしや貸し切りと思いきや、同世代のおじさんが一人。結局、オヤジ二人の映画鑑賞となりました。始まってすぐの違和感は、イタリアのドラマなのに英語劇。フェラーリならイタリア語でしょう。まぁ、ペネロペ・クロスの美しさに免じて…。それにしても、ローカルな映画館って、こんなんで成り立つのでしょうか。その方が心配です。

話を戻して、映画の時代背景が1957年となれば、やはり気になるのは、ファッション。全体的に渋いスリーピーススタイルが多い中、淡いグレージュのスーツの下に着たペールトーンのニットベストが印象的でした。パンツには全てはサスペンダー。英国的でありながら、丸みのあるフォルムがイタリアらしいエレガントさを醸し出しています。

時代によって変わるスーツのフォルム。その背景は別として、もし私が”フェラーリ”という美しい車に添うファッションをイメージするなら、こちらでしょうか。

私が最も好むイタリアンスタイルの一つが、こちら。【BARBA/バルバ】から提案されているフル毛芯仕様の「JIMMY NP」。着丈は短めのコンパクトなスタイリッシュなモデルです。オーダーしているのは、日本では私どもだけのようです。

セレクトしたストレッチ素材を一切使わないピュアコットンは美しい表情を見せます。打ち込みのしっかりとした生地を心地よく着るには、サルトリアにおける高い技術が必要となります。オフホワイトのサンプルはちょうどサイズ46。羽織った瞬間、体を包み込むような立体的な作りに感動します。これなら、着込むほどに体に馴染み、三年後、五年後、さらに十年後には体の一部のように手放せなくなる存在になると確信しました。

来春夏用として生地を見てきましたが、同じ生地はなく、残念ながら、コットン素材では選べませんでした。その代わり、目に留まったのが、

ロロ・ピアーナのウール・リネン・シルク三者混です。アンコン仕立ての「EASY」でジャケットをオーダーすれば、シングル123,ooo円、ダブル128,000円です。フル毛芯仕様の「JIMMY」であれば、180,000円ほど。10年先も着用していただくことを考えれば、迷うことはありません。

おっと、時計の針は9時を回っております。今夜の食事は、エッグサンドとミルクティーに決めていました。早く行かなければです。それではまた明日お会いしましょう!!

 

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