予定の入っていない休みは久しぶりです。いつものカフェでのんびりと思いきや、第1週の火曜日は定休日。居心地の悪いカフェにはいきたくないし、遠くにもいきたくない。そこで選んだのが、
道の駅「藤川宿」。以前はハンドドリップのコーヒースタンドがありましたが、今はなく、あるのは、ミニストップさん。コーヒーの味は悪くはありません。何よりも落ち着く場所があるのは嬉しい。裏側に設えられたテーブルと椅子。人通りはほとんどなく、通るのは車と電車。そして、心地よい風です。サンダルスタイルで旅気分。気軽に立ち寄れる場所が一つ増えました。
本日、カシェートバイヤーは東京へ。1ポンドが205円とさらに円安が進み、暑い中、さらに汗をかきながらのバイイングをしていることでしょう。特に値上がりが顕著なのが、リネン素材。原料である麻(フラックス)は農作物です。雨が降らずに高温が続く近年の気候変動により、従来のように栽培ができない状態です。そこへきて、栽培農家が減少しており、世界におけるリネン原料の生産量は半減。需給バランスが大きく崩れ、世界的に原料の高騰が続いているという状況なのです。
さらに追い打ちをかけるのが、ファストファッション。流行を採り入れつつ低価格に抑えた衣料品を大量生産し、短いサイクルで販売するファッションブランドやその業態のことですが、問題点を多く抱えています。詳しい内容は避けますが、この業態が天然素材に目を向け出していることが悪影響を及ぼしていることも事実です。
ファストファッションの反対を行くのが、私たち。特にカシェートが掲げているのが、スローファッションです。
“スローファッション”とは、
1つのファッションアイテムをなるべく長く使うあり方・価値観を指します。 人や環境へ配慮する点においてはエシカルファッションと似ていますが、スローファッションは質の高い製品を作り、生産量を減らすことで過剰在庫や大量廃棄などの問題を解消することに重点をおいています。
カシェートが取り扱うのは、アイリッシュリネン。こちらは【CORDINGS/コーディングス】の「Spence Bryson」アイリッシュリネンハンティングシャツ。詳しくは、こちらのブログでご案内しております。
カシェートに並んだリネンシャツ。未公開ですが、リネンの特質上、通年使えるのがリネン。深みのあるブリティッシュカラーであれば、秋にも最適です。
リネンの中でも特別感のあるアイリッシュリネン。メゾンブランドが目をつけているのでしょうか。展開できるのが、今季だけかもしれないと心配しているカシェートバイヤー。彼の得ている情報が最も確実です。彼がいうのには、
「本当はずっと継続したかったのに…来季からセレクトすることが叶わなさそうな…アイルランド生まれのシャツメーカー【James Mortimer/ジェームズモルティマー】からアイリッシュリネンシャツも入荷しております。
アイリッシュリネンならではのしなやかで優美な光沢が魅力的。夏場に1枚で着てもジャケットに合わせて、さりげない大人の洒落と着心地の良さを体感できます
これぞ本物で最高峰と呼ばれるリネン。そう教えてくれたブランドでもあり、その感動を皆様と共有したいと思っています。
配色は4色展開でご用意しました。もっとセレクトしておけばよかったと後悔しております。本物のリネンの良さを、この機会にお試しください。」
先駆けて着てしまいました。サイズ38をゆったり着ています。洗うほどに体に馴染んでくるのが、アイリッシュリネンの特徴でもあり、魅力です。ジュニアが着込んでいるしなやかな生地を見て、ご購入を決断される方も多いアイリッシュリネンのシャツです。近日中にカシェートメンズブログに公開されるはずです。
グローリーガイのブログでした。対抗馬は【Finamore/フィナモレ】。同じネックサイズ38(S)を着ていますが、フィット感は大きく異なります。リネンの種類はもちろん違いますが、洗いをかけている分、初めから柔らかな生地感を見せてくれるのが、イタリアブランドのシャツになります。できればサイズ39の設定が欲しいものです。
※サマーセールのご案内です。
本日はリネンについての話になりましたが、最後にセールのお知らせです。多くのショップさんではすでにセールが始まっている中、ブランド別にプレセールのご案内をしながら、いつから本セールを始めようかと迷っていたのが本音です。決めたのは、昨日。通り過ぎる電車を見ながら、来週の木曜日、7月11日からスタートすることに決めました。アイテムによって、割引率に差がありますが、店内の全ての商品が対象になります。気になられる商品がありましたら、事前にご連絡ください。お答えできる範囲で割引率のご提示をさせていただきます。
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