夕方の6時、ようやくグローリーガイに戻ってきました。午前中は静かでしたが、午後からお客様が集中したカシェート。住宅街のなかで隠れ場のように、かみさんと二人、ひっそり営業していた頃をイメージした今回のイベント。当時と違い、メインはジュニア。彼の世界観に私の郷愁を混ぜ込んでみました。ただ、ご来店いただいた方は移転後のお得意様がほとんどです。いつもとは違う緩いカシェートで楽しんでいただけたでしょうか。
カシェートスタジオに並べられたBorelio/ボレリオのパンツとMAISON CORNICHON/メゾンコルニッションのカットソー、そしてMario Doni/マリオドーニのサンダルです。さながらブランド数を持たない、小さな代理店のショールームのようです。
Borelio/ボレリオ、最初の購入者は私スグルシニアでした。モデルは「VAN」のモダングレイパンツ。スポットを当てているのに当人が穿いていないのでは説得力がありません。冬は素材の違いでいくつか持っているのに、夏のグレイのパンツが意外にも少ない。スニーカーとの相性の良いグレイパンツといえば、やはりモダンなフォルムを持つBorelio/ボレリオでしょう。
やはりお客様の目的は、JOHN SMEDLEY/ジョン・スメドレー。私も新調しようか物色すれば、意外なところで目が止まりました。初めて挑戦する色だけに似合うのかどうか。カミさんは無難にフレンチネイビー推し、ジュニアは大きく頷いていた「FINCHLEY」30Gシーアイランドコットン ロングスリーブポロニットのサマースカイブルー。長年連れ添ったカミさんの意見を聞くか、若い感性で提案してくれるジュニアを信じるか。明日まで持ち越しです。
James Mortimer/ジェームズモルティマーの気になるシャツが、ネイビーのストライプ柄。まだ未公開ですので、詳しくは語れませんが、無地同様、アイリッシュリネンです。来年、コレクションから消えてしまうかもなんて話を聞けば、食指が動きます。久しぶりに長くカシェートにいるとついつい消費者気分に。グローリーガイのセレクトとは一味も二味も違うカシェートの品揃え。バイイングに立ち会っていないだけに新鮮な気分でモノを見ることができます。明日も開店からカシェートスタジオに立ちます。ファミリーだけの緩いイベントです。カシェートファンだけではなく、クラシコファンにも気軽に立ち寄っていただければ嬉しく思います。
今日、明日の二日間のみのイベントになります。
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