Clothes to You

GLORY GUYS

秋冬春のバイイング状況を織り交ぜてのご提案です!!

身体の芯から冷えた昨日。遅い昼食に餅入り味噌煮込むうどんで体を温めたせいでしょうか。満腹感と疲労感で睡魔が襲います。あまりの眠気にこれはいかんと急遽スケジュール表に休みマークを入れ、夕方から休養させていただきました。おかげで活力を取り戻した本日。長々とブログを書くことになるかもしれません。

最近ハマっている自我撮り。アピールするのは、もちろん私スグルではなく、スグレ物たち。以前撮ったLARDINI/ラルディーニのニットジャケットもおかげで昨日、Y様の元へ。今回、ご提案させていただくのは【Settefili Cashmere/セッテフィーリカシミア】のリブ編みショールカラーカーディガン。春に羽織るのに便利なアイテムです。次の秋冬春の展示会にも登場していましたので、こっそりお見せします。

サンプルカラーはロイヤルブルー。控えめにコクのあるグリーンと優しいベージュの2色をセレクト。グレイも気になりますが我慢です。気になる価格はといえば、腰のポケットがプラスされて、74,000円。税込で、81,400円になります。為替や他の要因をそのまま価格転嫁しているブランドは20%アップ。比べれば良心的な価格設定になります。

久しぶりにメランジのニットも気になります。大人が似合う柔らかなベージュとグレイの2色をセレクト。こちらは、本体価格64,000円。10年以上着るニットです。収入が増えることを願いつつ、他にもオーダーしてきました。

 

先週から動きの良いアイテムが、こちら【MANIFATTURA CECCARELLI/マニファッチュラ・チェッカレッリ】のドライワックスコットン シャツジャケット。私の洋服の師匠でもあり、日本にJACOB COHEN/ヤコブ・コーエンを導入したN氏。三年ほど前に紹介されたのが、伊・トスカーナ地方のフォルリに本拠地を構えるファクトリー。1998年にイタリア人デザイナー・ジュリアーノ氏が、世界中で見てきた”男の中の男”の洋服を追求したブランドです。ブランドを象徴するのは、フィッシャーマンパーカーですが、今回、力を入れたのが、この春まで着ることのできるシャツジャケットです。

個人的には無地のマルベリーカラー(サイズ38)を購入。ただ、このブラックウォッチも人気。サイズ36のみとなっています。

実は、この【MANIFATTURA CECCARELLI/マニファッチュラ・チェッカレッリ】。師匠のN氏が代理店を務めていましたが。この秋冬シーズンより大手商社に。展開場所は、多分、ストラスブルゴさん。どうしても違和感を覚えずにはいられないのですが、これも時代でしょうか。服好きだけでは商売ができない。残念な話です。

 

インに着ているネル生地のワークシャツは、【unrole/アンロール】。知る人ぞ知る Bevilacqua(べヴィラクア)のデザイナー、Alberto Paccini(アルベルト パッチーニ)氏が新たに立ち上げたシャツブランドです。シャツ好きを唸らせるほど生地への拘り。本来なら、もっと広まっても良いブランドなんです。残念ながら、You Tubeには登場しておりません。サイズ38を着用しております。

 

20年以上、イタリアのファクトリーブランドを身につけていると、時にはと浮気心が持ち上がってきます。女性ほどではありませんが、気分を変えるために様々なスタイルに挑戦しています。穿いているパンツはベルギーのBorelio/ボレリオ。そして気にしながらお勧めしたいのが、ポルトガル語で”季節風”を意味する【monção/モンサオ】。長年PRADAで、デザインに携わっていた2人が立ち上げた、シャツを中心としたブランドです。着ているレザージャケットを脱ぎ、そのまま着ていようかと思わせてくれるシャツジャケットです。

この季節、温度調整するのに便利なのは、シャツアウターだけではありません。カシミアのマフラーではボリュームが出すぎてしまう。タートルネックからクルーネックに切り替えたら、首元が寒い。そんな時に重宝するのが【Holliday&Brown/ホリデイ&ブラウン】のシルクウールのストールです。

柄が一つ抜けてしまいましたが、ネクタイと同じでバリエーションで揃えておかれるとコーディネートの幅が広がります。秋冬春のスリーシーズン、いや夏の冷房対策にもとしまいこむ必要のないアイテムになります。

 

※Cachette MENS 情報

カシェートで見つけたシャツアウターは、2015年、イギリス人のアダム・キャメロンとシャーロット・キャメロン夫妻によって設立された【TWC/ティー ダブリュー シー】。聞けば、まだ未公開とのこと。もったいないと月曜日のカシェートブログに掲載予定です。

古き良き時代のハリウッド映画や父親の面影を彷彿させてくれる【Out of Trad/アウトオブトラッド】。ビームスを経て独立された大島拓身さんが手掛けるブランドです。先ほど、カシェートでジュニアが羽織って説明してくれましたが、正直なところ、前回のコレクションより魅力的でした。誰にでも受け入れられる服ではありませんが、それこそが服の醍醐味。個性や特徴のない服は沈んでいくだけです。

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