本日も気になるアイテムをつらつらと綴っていきたいと思います。
ネイビー好きです。ウール素材のニットコットン素材のパンツ。足元はブラウン。スウェードでもスムースでも構いません。その上に着るのもネイビー系のアウターやコート。
ネイビーのニットでお気に入りは、ZANONE/ザノーネの5Gドルチェビータ。購入したのは、12年前、いやもっと前かも。記憶は定かではないのですが、その後、ブラックの46を5年ほど前に購入したのですが、着るのはもっぱらネイビーの方。着なくなったのは、サイズ感です。ザノーネのフィットサイズにはslim fitとregular fitの2種類あり、「CHIOTO/キョート」を含め、slim fitが中心。展開を始めた際、担当の方から「ザノーネは小さめですからワンサイズあげてください」の言葉通り、タイトな作りです。毎年ご提案するのは、生地の堅牢さと保温性、そして毛羽のないクリアな表情。今年もよく着て、新品と変わらない状態を自慢しています。
合わせたいのは、JACOB COHEN/ヤコブ・コーエンの「BOBBY」モデルのネイビー。残すサイズは29と30。昨日、同世代で似た体型の古参様がサイズ30を購入され、これで完売かぁなんて嘆いておりましたら、ありました。余分にオーダーしていたのです。セールにはならないようなので、もう少し待ってあれば、購入予定です。
昨年購入したのは、ブラウンでしたが。カラースワッチにはなく、代わりにセレクトしたのがブリックレッド。赤みをおさえたレンガに近い深みのある色です。インパクトのある色なので、コントラストを取らずに合わせたいニットの色はブラウンかダークグレイでしょうか。
同じ「BOBBY」で選んだウールのライトブラウン。何色とでも合いそうですが、こちらもコントラストを抑えてオフホワイトのニットで優しい雰囲気に。リッチな組み合わせです。
他にも気になるのが、ボリュームを抑えたMooRER/ムーレーのアノラックモデル「ALBINI/アルビニ」。着用時の適正気温を示すサーマルグレードは、”B”。快適気温が-5℃~+12℃の環境下と最も日常生活において出番が多く、着用シーズンが長いアウターです。
インに着ているニットはZANONE/ザノーネの5ゲージモックネック。パールグレイは早々と完売してしまいましたが、注目いただきたいのはINCOTEX SLACKS/インコテックス スラックスのコーデュロイパンツ。
後染め洗いの抜け感。重くなりすぎないのが、魅力です。JACOB COHEN/ヤコブ・コーエンでも細コールで5ポケットモデル「BRAD」をご用意していますが、同じカジュアル感を持ちながらもエレガントな雰囲気があります。「王様の畝」とも言われるコーデュロイ。軽やかさとエレガントさ。持たない理由はありません。今季、グレイが最も人気ですが、個人的にはブラウン。好きなネイビーと注目しているチャコールグレイと合わせたいものです。
ところでコーデュロイって、いつまで穿けますか?なんて質問を時々受けますが、秋を感じる9月末頃から4月頃でしょうか。9月はまだ暑いと言われる方もありますが、素材はコットンです。見た目ほどの保温性がないのがコーデュロイ。若い頃は9月にツィードのジャケットにコーデュロイと季節を先取りしていたほど。今では気温に合わせていつまでも夏物。業界人らしくないとジュニアにも怒られますが、前期高齢者として許してもらっております。話が逸れましたが、太畝は別として、細コールや中コールで特に製品染め洗いのヴィンテージ感のある風合いであれば、春まで十分に穿いていただけます。
それにしても寒い。急に風が冷たくなってきました。本日は新年会。コートが必要です。着てきたのは、15年ほど前、いや20年近くなるかもしれないHERNO/ヘルノの中綿入りコート。まだ、ダウンブランドと言われていなかった頃のもので、ちょうど上の写真のLARDINI/ラルディーニのコートに似たデザインです。こちらも仕舞い込む時期は短く、春まで着ることのできる便利で美しいアイテムになります。
今年もイタリアへは行かず、しっかり春まで着ていただけるアイテムをご紹介していきます。春物は?いや、今から入荷してくるのは、春というより夏物ですね。季節に合わせてご提案していくのが、本来の洋服屋。今年はいつも以上に、身と心を守る服という道具にじっくりと向き合っていきたいと思っております。
今までで最も価値のある”STOCK SALE“。新作と併せて、ご検討ください。
※Cachette MENS 情報
明日は祝日ですがカシェートは定休日の為、月火とお休みさせていただきます。グローリーガイは営業となります。ご希望のアイテムがございましたら、何なりと申しつけください。
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