9月も3分の二が終わり、今月最後の日曜日。ようやく朝晩は涼しくなりましたが、昼間の日差しは相変わらず厳しい。皆様、元気でお過ごしでしょうか。夏の疲れが出る頃でもあり、十分な体調管理とともに無理はなさらないでくださいね。
忘れられては困ると、久しぶりの顔出しで登場です。夏のセールを遅らせた分、秋の立ち上がりが遅くなりました。春夏と秋冬混在の売り場。買いそびれた物から今着れるもの、そして将来に向けて購入しておこうと、まだまだ残暑の残る9月は様々なニーズがあります。今季はコートの動きが早く、皆様が出かける準備をされていることがよくわかります。そしてジャケットについては前半は春夏物。中盤からは秋冬ものが動き出しています。例年と異なるのは、新作に集中していないことでしょうか。価格が上がっているだけに、旧品でも色柄の好みやサイズが合えば、新作に限らず売れているということです。私が着ているDe Petorill(デペトリロ)のジャケット。春夏物の旧品ですが、今から暫く着るのにちょうど良い生地のジャケットです。価格もずいぶん魅力的。現に気にされている方もあり、売り場から消えるのも時間の問題?かもしれません。私の財布事情ではないので、来年になるやもしれません。
ナポリのサルトリアの中では比較的構築されているDe Petrillo(デ ペトリロ)のジャケット。比べてみれば、その雰囲気の違いは、一目瞭然です。本日、ウェブサイト「SUGURU SHOP」にずらりと並んだ【Walker Slater/ウォーカースレーター】のツィードジャケット。ハケット(HACKETT)を展開していた頃が懐かしい。いや、ハケット以上に英国の香りがします。当時のハケットのスーツやジャケットはダイドーリミテッド( 大同毛織)とのライセンスものでした。展開までの経緯やブランドの背景などは、カシェートメンズのブログに熱く語っていますので、ぜひご覧ください。
参考までに。イタリアのジャケットは通常46。上の二枚の写真で着用しているのはサイズ34でややタイトです。もう少し中に着込むことを考えれば、サイズ36の方が良いでしょうね。
イタリアのファクトリーブランドを扱うグローリーガイ。ただ、北と南では趣が異なります。上の写真のミラノのBOGLIOLI(ボリオリ )や下のTAGLIATORE(タリアトーレ)など独自のスタイルを提案するブランドもあります。そんなイタリアブランドを楽しみながら、時には英国本場のジャケットを身に纏うのも、どこか新鮮です。英国ジェントルマンを気取ったり、ロマンティック・コメディの帝王と呼ばれるヒュー・グラントのような茶目っ気のある二枚目を演じても良いでしょう。何れにしても、カシェートがジャケットを展開することで、選択の幅が広がったのは間違いありません。恐るべきライバル店、カシェートのご提案でした。
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