“端境期”という言葉があります。古米(前年の産米)と入れ替わって新米(その年の産米)が市場に出ようとする頃の9月、10月頃のことを言います。転じて一般に需要のとぎれる時期のことですが、洋服はどうなんでしょう。例年以上に厳しい暑さの続く今年の夏。本来なら秋物に移行する時期ですが、まだまだ夏物の需要は高いのです。洋服屋ですので、需要には応えなければいけません。とはいえ、そろそろ次の準備をしなければ、乗り遅れてしまいます。
そこで、商品の入荷順にご紹介していくより、ある程度、グローリーガイセレクトの概要の見えるご提案をしていこうというのが、私スグルの考えです。現在、注目いただいているTAGLIATORE/タリアトーレも、今回、見応えのあるコレクションとして店頭に並んでいます。そして、本日、ご案内させていただく【HERNO/ヘルノ】についても同じ考えでご提案していきます。
まずは、”男のワードローブに必要な11アイテム”がコンセプトの「LEGEND」から、
レインコートブランドとして世界中で認められた【HERNO/ヘルノ】。2009年、ニールバレットとのコラボでインジェクション(直封入)の軽量ダウンを発表して以来、ダウンブランドとして定着。ローンチして10年の節目に誕生したコレクションが「LEGEND」です。すでにご紹介しているダウンジレも同じシリーズになります。
現在、私の着用サイズ46のみ入荷しております。価格は98,000円(本体価格)。サイズ展開は44~50。フルサイズで揃った段階で詳しくご紹介させていただきます。もうしばらくお待ちください。
インのカットソーはMAJESTIC FILATURES、ボトムはJACOB COHENのコーデュロイを、足元はANTONIO PIO MELEのモンクストラップを使っています。ブラウンはこの秋入荷予定です。
旅をキーワードにラグジュアリー&コンフォータブルに特化したコレクション「HERNO RESORT」。ブラックのニットベスト(本体価格127,000円)とパールホワイトのニット×ナイロンリバーシブルパーカー(本体価格139,000円)をセレクトしました。
着用写真はありませんが、こちらも展開サイズは44から50になります。サイズが揃い次第、ご紹介していきます。
昔の人間が【HERNO/ヘルノ】らしいと思うのは、ヘリンボーンのチェスターコート。ブラウンにカラーネップの入った洒落たコートです。サイズ46のみ入荷。46から50までの展開となります。本体価格159,ooo円となります。
ここまでが、現在、日本に入荷しているモデルです。9月初め頃に店頭に並ぶ予定です。
そして、今後入荷が予定されているモデルが、
ざっと並べてみました。【HERNO/ヘルノ】にときめいた2023-24年秋冬コレクション。デザイン美を大切にしながらも機能性を追求。ハイテクなものより、どこかノスタルジックな風を感じさせてくれるモデルをセレクトしました。デジタルな時代だからこそ、アナログを大切にしたい、そんな想いと共通しているのかもしれません。
「ものごとの発端には、常に水が存在しました。この水が生命の流れを生み出します。水が、あらゆる創造の源となります。」
ヘルノの物語です。
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