いつの間にかコーデュロイの似合う季節になりました。ジーンズにコーデュロイジャケットは、私の秋に着る鉄板モデル。冬になれば、ブラックやネイビーなどのタートルネックを合わせます。流行とは関係なく、毎年、BOGLIOLI/ボリオリからご提案もしていますが、残念ながら、私の周囲で着ている方は限られてしまいます。気楽に着ることのできる素材だけに、もっと普及してほしいジャケットです。
こんなコーディネートが雑誌に載る時代もありました。やや、やりすぎ感のある組み合わせですが、温かみのあるスタイルには懐かしさと好感が持てます。ようやく若い方にも認知されつつあるツィードジャケット。雑誌にも頻繁に登場しています。カシェートでも今回、特別なツィードジャケットを提案もしています。本来、若い時に経験してきた着こなしを歳を重ねる毎に、自分のスタイルとして完成させていくのが理想ですが、どうもそうはいかないのが日本。年配の方の服装には華がありません。洋服が似合うのは若い時ではなく、経験を積んだ年配になった時。シワや白髪、薄毛とともに渋さを増していくものなのです。文化の違いかもしれませんが、とても残念なことです。
話が逸れました。
この季節から活躍するのが、コットンフランネルのシャツ。いわゆるネルシャツです。本日、コーデュロイジャケットのインに着ているシャツもそうです。素肌に着ているので、肌触りの良さと暖かさを感じます。上の写真はunrole/アンロールのネル地のワークシャツ。タッククインアウト、どちらでも対応可能な着丈。起毛感を抑えた綾織りですので、重ね着がしやすいのもオススメの理由です。
遅くなりました。本日は、1989年、マッシモ ピオンボ氏によって創立された、素材にこだわった独特な世界観が魅力のイタリアメンズブランド 【MP Massimo Piombo/マッシモ・ピオンボ】から、軽く、優しい着心地ながらも、アランセーターとともに逞しい海の男を演出するフィッシャーマンセーターのご案内です。
英国調にトレンドが傾く中、イタリアの各ブランドから出ている編み地が、イギリスゴム編み。イングリッシュリブといったほうがスマートでしょうか。針抜きの凹凸感のある男らしい編み地です。ただ、本場英国物と比べると、大きな違いは軽さ。ボリューム感はあっても、着てみれば、その軽さに驚くはずです。
このオフホワイトを含め、5色でのご提案です。
オフホワイト
ネイビー
グレイ
オレンジ
グリーン
コーディネートで使用したINCOTEX SLACKS/インコテックス スラックスのモールスキンストレッチパンツ。残り29と30のみになっていますが、今季、気分のパンツです。
デニムはJACOB COHEN/ヤコブ・コーエンの「BARD」ウォッシュドブルー×イエローパッチ5Pパンツ。着用サイズ30がなく、数字上ではいけそうと31を履きましたが、やはり大きすぎました。合わせやすいデニムカラーです。他のサイズはご用意できますので、ご検討ください。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、オフホワイトとネイビーはサイズ48をゆとりを持って着ています。グレイ、オレンジ、グリーンの三色はサイズ46を着用しております。
MODEL:針抜きイングリッシュリブ編みタートルネックセーター
SIZE:46・48・50
COLOR:オフホワイト・ネイビー・グレイ・オレンジ・グリーン
MATERIAL:ウール100%
PRICE:¥49,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
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ご案内の前にお詫びとお知らせです。
昨日、私スグルシニアが飛び入り参加したカシェートメンズブログ。ご案内は【WILLIAM LOCKIE/ウィリアムロッキー】の別注エルボーパッチ付きクルーネックセーターですが、着用サイズに誤りがありましたので訂正させていただきます。杢グレイとチャコールグレイはサイズ38、ブラウンはサイズ40を着ております。写真を見てもブラウンはややゆとりが出ています。申し訳ございませんでした。
10月に入り、入荷の多いカシェート。本日、新規のお客様を含め、多くの方にご来店いただきました。いつもなら祝日関係なく月火は定休日としてお休みをいただいておりますが、遠方よりお越しいただく方も多く、明後日、9日の月曜日は営業することにしました。突然のお知らせとなりましたが、ご了承ください。尚、グローリーガイの定休日は火曜日。祝日の場合は営業となります。衣替えの季節だけに、ぜひ2店舗併せてご覧いただければ嬉しく思います。
本日は【HERNO/ヘルノ】からヘリンボーンのチェスターコートをご紹介します。
まずは、コーディネートアイテムのご紹介です。
ニット:Drumohr/ドルモア パンツ:GERMANO/ジェルマーノ 靴:ANTONIO PIO MELE/アントニオ・ピオ・メーレ
靴については私物です。ブラウンを履くつもりでしたが、行方不明。色違いのブラックを使っています。
お馴染み、取り外し可能な中綿入りの前立て付きのチェスターコート。いつもより存在感があるのは、ざっくりとしたネップ入りヘリンボーン柄のせいでしょうか。ブラウンとのオフホワイトの配色も素敵です。
前立てを取り外したコーディネートです。
ニット:Drumohr/ドルモア マフラー:PIACENZA/ピアチェンツァ
中綿入りの裏地にジップとフラップ付きのポケットが装備。
タリアトーレやラルディーニなどのテーラードブランドとの大きな違いは、機能性。ダウンブランドとしての顔を持つ【HERNO/ヘルノ】ならではの保温性と実用性を兼ね備えています。
体に沿った立体的なスッキリしたシルエットも【HERNO/ヘルノ】の魅力。襟裏に付いたロゴプレートはさりげなく、控えめで上品です。カシミアのコートほど気を使うこともなく、無造作に羽織ることのできるコートは、旅にも最適なパートナーです。
モデルは身長175cm、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。
MODEL:前立て付きヘリンボーン柄セミチェスターコート
SIZE: 44 ・ 46 ・ 48 ・ 50
COLOR:ブラウン
MATERIAL:表地:ウール58%・アクリル16%・ナイロン13%・ポリエステル9%・アルパカ4% 中綿:ポリエステル100% 襟前立て:ナイロン100% 内側トリミング:ポリエステル100% 裏地:ナイロン100%
PRICE:¥159,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
脱ぎ着の楽な【FILIPPO DE LAURENTIIS/フィリッポ デ ローレンティス】のフルジップカーディガン。温度調整に揃えておかれると便利です。詳しくは、こちらからご覧ください。
皆さん、こんにちは。グローリーガイのマスヤマです。昨日今日の朝晩の冷え込みや強まった北風に、急な季節の変化を感じておられる方も多いのではないでしょうか。そろそろニットが気になる季節ですね。本日は、グローリーガイに新登場となるニットをご紹介していきます。
ざっくりとした編み地のフィッシャーマンセーター。イタリアの新ブランドの?いいえ、イタリアではないんです。
北欧・デンマークの【S.N.S. HERNING/エス.エヌ.エス. ハーニング】というブランドです。デンマーク人創業者のSøren Nielsen Skyt(ソーレン・ニールセン・スカイト)が、1919年に自作のニットウェアの販売を開始。1923年には、後にブランドの顔となる「フィッシャーマンセーター」を製造するようになったといいます。以来、スカイト家が3代100年にわたって、創業以来の製造方法を受け継ぎ、2019年にラトヴィアに生産拠点を移した今でも、Never change。同じ方法やデザインで生産が続けられています。
製品タグの中心にプリントされた漁夫の姿。フィッシャーマンセーターとは、イギリスやフランスの漁師が漁に出る際に着ていたとされる、ざっくりと編み込まれた手編みニットを起源とします。防寒性に優れた重厚感のあるニットは、アランセーターやガンジーセーターの名でも親しまれ、トラッド好きの方には馴染み深いアイテムの一つかもしれませんね。
【S.N.S. HERNING/エス.エヌ.エス. ハーニング】のフィッシャーマンセーターも、当初は海で働く漁師のためのものでしたが、時代の経過とともにワークウェアの垣根を越えた定番商品となり、今ではデンマークデザインのアイコンと呼ばれるまでの存在になっています。
気泡のような編み地は、”バブル”と呼ばれ、編み込まれたバブルが空気のポケットを作り、暖気を保持。保温性を高めます。このバブル編みは、糸の消費をできるだけ少なくし、いかにして最大限の暖かさを実現するか、というイギリスの手編み職人たちの知恵でもあるのです。
新ブランドだけに、バックグラウンドの説明が長くなりました。早速、着用してみましょう。
ボリュームのあるバブル編みと、スッキリとした平編みの編み地切り替えデザインによって、全体的にスッキリ。膨らみ過ぎてしまう印象はなく、北欧らしいモダンな雰囲気です。被りのプルオーバーはなく、着脱が簡単なジップタイプであること、立ち襟で襟元に表情を出しやすいことが、多くのお客様のメリットとなるのではないでしょうか。
ラインナップに並ぶのは、定番のネイビーに加え、
うっすらと黄みがかったアイボリーホワイト。今回のセレクトの中では最も上品な雰囲気です。中にハイゲージのタートルネックを着たり、素材感や起毛感のあるウールパンツと合わせたくなります。
もう1色は、ネイビーよりも明るいブルー。こちらはより海の香りがするというか、ラフな着こなしで撮影をしました。
昔からのオリジナルである「リラックス フィット」のもので、ドロップショルダーですが、オーバーサイズを前面に出したものではありません。打ち込みのしっかりとしたやや固めの編み感に、程よい重みが感じられるフィット感。リブ編みで折り返しの袖口、絞りのないフラットな裾がデザインのアクセントとなります。
着こなしのアレンジに使えそうな、リブ編みの立ち襟デザイン。13cmほど高さがあります。寝かせて良し、立たせて良しです。
良い開き具合です。
ちょっとラフに変則的に。無造作にアレンジするのも良いでしょう。
襟の広がりも、写真ように綺麗です。シャツとも好相性で、色んなタイプのインナーと楽しむことができそうです。
フィッシャーマンセーターの無骨さに合うのが、シングルジップ。ファスナーメーカーとして名高いスイス・riri社のシングルジップが採用されています。細かい点ですが、スライダーの引き手の先が湾曲しており、デザイン力を感じます。
海の男の…と聞けば、つい反応してしまうサーフィンと海巡りが趣味のマスヤマ。最も簡単にコーディネートが決まったのが、このブルー。MAJESTIC FILATURES/マジェスティック フィラチュールのカットソーに、PT TORINO/ピーティートリノのウォッシュドグレイデニム、DOUCAL’S/デュカルスのスエードチャッカブーツを合わせておりました。
身長183㎝、体重67㎏、胸囲93㎝で、サイズSを着用しております。
MODEL:立ち襟フルジップ フィッシャーマンセーター
SIZE: XS・ S ・M
COLOR:アイボリーホワイト・ブルー・ネイビー
MATRIAL:ウール100%
PRICE:¥48,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
昨日、購入した CHAMBORD SELLIER/シャンボール・セリエの「BUSSE」シュリンクレザーLAGUNトートバッグ。コンパクトになった分、余計なものを入れずに済みます。そのおかげで軽い。撮影の為、移動の多い私スグル。どうやら車の助手席におくカメラとバッグを持って降りる際に、左肩の筋を違えたようです。二週間ほど難儀をしていましたが、バッグが軽くなったことでずいぶん楽になりました。
お気に入りのブルゾンです。どこのかと言えば、ASPESI/アスペジ。フルジップのショートブルゾンですが、薄い中綿「サーモア®」が入っていて、保温性もあります。この季節、出番の多いジーンズ(JACOB COHEN)にロングTシャツ(MAISON CORNICHON)スタイル。軽く羽織れて、着たまま車での移動も楽ちんです。シンプルで機能性のある洋服は擦り切れるまで着てしまう、そんなサステナブルなスタイルが好きです。
編み地はもちろん、デザインも好きなのでしょう。展示会で惹きつけられたフルジップのニット。本日、マスヤマが担当させていただきましたが、サイズの確認のため着てみることにしました。
マスヤマの着用サイズはSで程よいゆとり。私はXSを着てみましたが、ややタイト。特にフロントジップを締めた際のウエスト周りです。弾力性のある編み地ですので、自然と馴染んでくるかもしれません。サイズ44から46がXS、46から48がS、48から50でMがサイズ選びの目安でしょうか。
シンプルで存在感のあるフィッシャーマンセーター。強さと優しさ、そして温もりのある男らしい表情を作り出しています。この冬、ワードローブに入れたいニットです。
予告です。謎のナポリスーツ。近日中にご紹介いたします。
※Cachette MENS 情報
本日、カシェートメンズブログを担当させていただいたのは、私スグルシニアです。ぜひご覧ください。
昨日、ご案内させていただいた【TWC/ティー ダブリュー シー】のグレンチェック柄ウールベスト。本日、SUGURU SHOPに掲載されています。レアなアイテムになります。ぜひ、ご覧ください。
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太陽の日差しのないどんよりとした天気。風の音だけ聞いていると、まるで真冬の木枯らしのようです。少し前のあの暑さが嘘のような急展開の季節。どんどん秋が短くなってしまい、春夏秋冬の四季が春夏冬の三季に。いや、さらに夏と冬だけになってしまわないかと心配しています。
バッグ難民でした。お気に入りのCHAMBORD SELLIER/シャンボール・セリエのショルダートート。10年ほど使っていましたが、2年ほど前から内側が破れ、直し直し使っていましたが、諦めることにしました。代わりに使っていたイントレチャートのバッグは夏向き。そろそろ新しいパートナーを見つけようかと、悩んだ末に選んだのが、同じCHAMBORD SELLIER/シャンボール・セリエの「BUSSE」シュリンクレザーLAGUNトートバッグ。ブラウンに決めました。
決め手は過去のブログ。時々、振り返りながら手落ちはないかと確認するのが習慣。この二つの写真を見て、今のライフスタイルに合うのはどっちのバッグ? 出張用は別にあるだけに、日常使い。上の2WAYショルダーも考えましたが、左肩の筋を痛めており、重いのはダメ、入れるものはメガネケースと長財布、小銭入れ、名刺&カードケースなどの小物が中心。そうなれば、自ずと選択肢は限られてきます。先日の休み。バッグの整理をしていたら、ボストンの山ができるほど。以前は大きめなバッグが好みでしたが、今は実用的なものをと思うのは、年齢のせいもあるのでしょうか。大型犬から小型犬になったような、そんなバッグ選びでした。
撮影をしたのに、すっかり忘れていたのが、この写真。ご紹介は【PT TORINO/ピーティートリノ】のパンツです。合わせたジャケットはCIRCOLO/チルコロ、ニットはDrumohr/ドルモア、靴はDOUCAL’S(デュカルス)です。
ブラウンとブラックのハウンドトゥース柄ストレッチウールパンツです。ハリコシのある毛羽のないクリーンな表情を持ちます。
昨年の秋冬シーズンから登場した「MASTER FIT」は定番モデルの「SUPER SLIM FIT」をアップデートさせたモデル。安定感のある股上にプリーツの入ったやや余裕ある腰廻りと膝付近からしっかりとテーパード感あるシルエットが特徴です。また、裾はアンフィニッシュではなくダブル仕様。好みによってシングルに変更もできます。
先日、ご案内させていただいたコーデュロイパンツとフィットモデルは同じ、ただ、ノープリーツと裾の仕上げについては異なります。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。
MODEL:「MASTER FIT」ストレッチウールハウンドトゥース柄パンツ
SIZE: 44・ 46 ・48 ・50
COLOR:ブラウン×ブラック
MATRIAL:ウール95%・ポリウレタン5% 裏地:アセテート100%
PRICE:¥55,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
撮影したことを忘れていたことで、コーディネート写真が余ってしまいました。せっかくですので、このパンツを使った他のコーディネートをご覧ください。
撮影場所はカシェートテラス。カメラマンはジュニアです。合わせたジャケットとニットはTAGLIATORE/タリアトーレ、靴はジュニアの私物JOSEPH CHEANEY/ ジョセフチーニーの「WALTER」スエードシングルモンクストラップ。足のサイズは私の方がほんの少し大きいのですが、馴染んでいるせいでしょうか、ジャストサイズで気持ちの良い履き心地。そのまま履いて帰ろうかと思うほどです。同ブランドのローファーも履き馴染んだ後のフィット感は心地よく、どうも私の足に合うようです。
もうワンコーデ。合わせたレザージャケットはEMMETI/エンメティ 、ニットはDrumohr/ドルモアを使っています。
ニットのインに私物のシャツを着ていますが、注目していただきたいのが、カシェートで展開しているA Piece of Chic/ ア ピース オブ シックのスカーフ。Stefano Cau/ステファノカウのネッカチーフが品薄だけに気になる存在です。
ハウンドトゥースのブラウン、ブラックの色を拾っての基本コーデ。ただ、このボルドーとの組み合わせも素敵です。他にベージュ、グレイ、オフホワイト、ネイビーでもと、柄の奥行きがあるだけに無地よりも使いやすいパンツと言えます。また遠目には無地に見え、柄の大きさや組み合わせによってはパターンオンパターンの組み合わせも可能です。さらに毛羽の無さも魅力。春先まで使えるパンツとして重宝するはずです。
天気が悪かったせいもありますが、室内で撮る写真とは、ずいぶん見え方が変わります。幸い、今日は太陽の日差しもなく、服の質感が綺麗に出ています。今後、外での撮影が増えそうですが、さらに季節が進めば、寒くて震えながら…になるでしょうね。
昨日のブログで日光市を群馬県と書いてしまいましたが、栃木県の間違いでした。日光にお住いの方には大変失礼いたしました。お詫び申し上げます。
本日、ようやくデビューしたコーデュロイジャケット。着用しているのは、BOGLIOLI/ボリオリ の新作です。私が所有しているのは、黄味が強いベージュ。もう7年?いや、もっとかもしれませんね。店頭で、かつてのYouTubeでよく着ていましたので、ご存知の方もあるかと思います。この時期に必ず登場する私の定番服です。シャツはFinamore/フィナモレのオックスフォード、ボトムはJACOB COHEN/ヤコブ・コーエンのデニムパンツと好みは変わりません。体型も変わらないので、長い付き合いの服ばかりです。
休日、出かけるなら、このスエードのG9型レザージャケット。変わらず、この組み合わせも好きです。以前、同じ色でMA-1型を所有していました。とはいえ、30年前の話。クローゼットからすでに消えています。季節が進み、もうすぐ着ることができるなんて、妄想とともに購買意欲がそそられます。この秋に日光に行くなら、このスタイルでしょうか。現実的には一泊二日と短い行程ですが、お気に入りの服と旅ができれば、それだけでもワクワクしてしまう、そんな服と旅が好きな私です。
本日のご案内は、【FEDELI/フェデーリ】です。展示会で見つけてしまった日常にも旅にも使いたいニット。ただ、価格が問題。どうしようかと迷っていた時、「他のモデルを絞って、量より質で選んだら」とナイスな一言。他人事のように。あっさりいうジュニアですが、いつも的を得ているだけにおろそかにできません。
選んだのは、フルジップのブルゾン型ニット。温度調整の必要な季節。脱ぎ着のしやすいデザインは重要なポイントとなります。ボトムは、シワや汚れを気にすることのないデニムパンツ(PT TORINO)が最適。暑さが遠のき、朝晩の気温差のある時期なら、程よい生地が環境の変化に対応してくれます。インナーについても、ニットではまだ早い、シャツでは堅苦しいと、デニム同様、季節をつなぐアイテムとして重宝するのが、ロングスリーブのTシャツです。靴選びは、やはり履き心地。季節感を大切にしながら、疲れない靴を選びたいものです。
素材は、ウール・カシミア。凹凸のある編み地が立体感と奥行きを表現。タックを積み重ねていくことでできる丸みは、保温性を高めるとともに通気性にも優れ、快適に着ることができます。
いつもなら定番のハイゲージからミドルゲージのニットでお茶を濁してしまう【FEDELI/フェデーリ】。本来のコレクションラインに魅力的なニットがいっぱいあるのに、高価だからと見過ごしていました。前期高齢者のバイヤーの私としては釈然としない心持ちになっていたのは、事実。ハイゲージのニットはDrumohr/ドルモアとカシェート展開のJOHN SMEDLEY/ジョン・スメドレーに任せて、【FEDELI/フェデーリ】ならではの感動できるモノをセレクトし、皆様と共有できるように発信していくつもりです。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。
MODEL:ウール・カシミア フルジップブルゾン型ニット
SIZE:46・48・50
COLOR:フォーン・ネイビー
MATERIAL:ウール70%・カシミア30%
PRICE:¥130,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
私の洋服の師匠であるN氏。JACOB COHEN/ヤコブ・コーエンを日本に紹介してくれた方です。ファッショニスタとしても知られている氏、日本より海外での知名度が高いかもしれません。そんな審美眼のある氏が勧めてくれたのが【ANTONIO PIO MELE/アントニオ・ピオ・メーレ】です。
ビスポーク靴職人であるアントニオ・ピオ・メーレさんが、1999年にミラノにて創業。展開店舗が限定されているため、日本における知名度は低いのですが、その履き心地に驚き、実際に使ってみて、足に優しい靴として手放せなくなりました。その感動をさらに広げたいと、今季、完売していた「TRAMONTANA」のブラウンスエードを追加オーダーをしました。
チャッカブーツに近いミッドカットのモンクストラップブーツ。紐で締めるチャッカブーツよりホールド感はあります。登場以来、多くのコーディネートで合わせていますので、おなじみの顔です。
フランスRELTEX社製の「LACTAE HEVEA/ラクト・エヴィア」という、50工程以上もの手作業を経て製作された、天然ゴム100%のスーパーソールを採用しています。驚きの軽さと柔らかさで、アントニオ・ピオ・メーレの軽やかな履き心地を、底面から支えてくれる素材です。
MODEL:「TRAMONTANA」スエード シングルモンクストラップブーツ
SIZE:39・40・41・42・43
COLOR:ブラウン
MATERIAL:牛革(スエード) ソール:ゴム(LACTAE HEVEA)
PRICE:¥78,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
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