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GLORY GUYS

 ”ラグジュアリーよりもエレガンスを重視”のグローリーガイ&カシェートメンズです!!

花金の夜でした。週休二日制の導入で翌日の土曜日の出勤を気にせずに夜遅くまで遊ぶことができることから呼ばれた花金。華金とも言うのでしょうか。この言葉が生まれたのは、1980年代後半から1900年初頭のバブル期。グローリーガイの創業が1990年ですので、まさに真っ只中。ただ、いつの間にか使われなくなったのは、週休二日が当たり前になり、またバブル期ほど金銭的に余裕がなくなったり、在宅ワークが増えたりと、大きな時代の流れでしょう。それでも、金曜日の夜は平日と比べると賑やか。ついついの日付を跨いでの帰宅でしたが、本日は仕事。気持ちを切り替えていかなければなりません。

横柄な態度で失礼いたします。何をしているかと言えば、日向ぼっこなんです。飲まずに遊ぶこととができる私に二日酔いはありません。昨夜の興奮を鎮めるための日光浴? 確かに脳の興奮を抑えて精神を安定させるセロトニンが生成され、また、幸福感を高めるのに役立つことから「幸せホルモン」と呼ばれています。

いつまでも昨夜の余韻に浸っていてはいけません。本日、着用しているのは、BOGLIOLI/ボリオリのウール・コットン ジャージジャケット。ボトムはBorelio/ボレリオの「VAN」ウォッシュ・ド・デニスラパンツ。ニットについては、ブラックのハイゲージタートルを合わせていましたが、左胸に虫食い穴が開いており、濃い色のアンダーシャツでごまかしておりました。ブランドはFILIPPO DE LAURENTIIS/フィリッポ デ ローレンティス。今の代理店さんが扱う前のものですから、10年以上経っているはずです。「よし、諦めよう!!」とワードローブから外すことにしました。”一つなくなれば、一つ足す” そうすれば、クローゼットにものが増えることはありません。迷ったのは、色違いのチャコールで持っているDrumohr/ドルモアのタートルネックのオイスターベージュ。ただ、今回は英国行きや、今後手に入れることの難しいSCOTT&CHARTERS/スコット&チャーターズに。久しぶりに質の良いカシミアを手に入れることができました。

気になると言えば【CORDINGS/コーディングス】の「GREY FOX」ガングラブチェックツイードトラウザーズ。さほど日本の気温と変わらないロンドン。かえって、ここ岡崎の方が北西の冷たい風により体感温度は下がります。氷点下になることも少なく、防寒対策に特別な備えは必要ありません。ただ、気分だけは盛り上げていきたいものです。

そんな英国気分は、昨年のバイイング時にもありました。

BERWICH/ベルウィッチ】の生地コレクションで見つけたガンクラブチェック とヘリンボーン柄。どちらも英国生地ほど地厚ではありませんが、ツィーディな雰囲気は持っています。選ぶモデルは、もちろん「SCOTCH」ですね。

インのツープリーツに裾はダブルと英国気分を楽しみながらも、スニーカー合わせのできる気楽さもこのモデルの魅力です。

“ラグジュアリーよりもエレガンスを重視”は、グローリーガイ、カシェートの共通の指針。物事を進めていく上での方向性です。例として、完成度の高いオリジナルスーツやジャケットを求めて頼ったのが、ナポリの【Gabo/ガボ】。ジャケットに合わせるボトムとして、こだわったのが、同じナポリの【Massimo Corrado/マッシモ・コラード】のトラウザースでした。

選んだ柄もトラディショナルなハウンドトゥースとホームスパン。主張しすぎないグレイでセレクトです。

クラシコ歴の長いN様。メキシコ勤務5年、お帰りなさい。お疲れ様でした。帰国されすぐにご来店いただき、気に入っていただいたのが、【Gabo/ガボ】のジャケットと【Massimo Corrado/マッシモ・コラード】のトラウザースでした。全ての方にとはいきませんが、共感していただける方がまた一人増え、嬉しい限りです。ありがとうございました。

 

 

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