「脳のことを考えると、毎回毎回満腹になるまで食べるのはあまり好ましくはない。いつまでもボケないためには、腹八分程度で抑えておいたほうがいいが、アンチエイジングという視点からは腹六分目がいい」と言うのは、精神科医の保坂隆氏。また「若返り遺伝子をうまく働かせるためのポイントの1つは、お腹がすいたからといって、すぐに食事はせずに、30分~1時間の空腹時間を保ってから食事をすることだ」ということです。
「なるほど」です。もし、これを仕入れに置き換えてみれば…大いに当て嵌るから不思議です。毎回毎回の展示会で目一杯仕入れをしていた私スグルシニア。いつものことだからとなんとなく惰性でこなしていたバイイング。年々増える代理店さんの展示会をこなすのが精一杯で、腹八分どころか、いつも満腹状態。数を入れる際もじっくり考えることなく、その場で決めてしまっていました。このままではいけないと気づかせてくれたのは、カシェートバイヤーのジュニア。長年の経験や実績に固執することをやめれば、今まで気がつかなかったことも見えてきます。そんな転換期、来季は、腹六分目で若返ろうかと企んでおります。
バイヤーとして気になるのが最新のLEON。6月のPITTIやリアルタイムで行われている各ブランドのメイン展からの情報が盛りだくさん。今季より注目度が高い両サイドにポケットがついたシャツも”羽織れるポケシャツ”の見出しで登場しております。ただ、参考にするのはデザインだけで価格は無視。なんせ、10万だの25万だの51万だのとおよそ現実味のない価格です。
ジローラモに対抗すべき、サングラスをかけた、リアルクロージングを提案する私スグルが選ぶなら【CORDINGS/コーディングス】。アイリッシュリネンのハンティングシャツがオススメです。セレクトはカシェートバイヤー。リネンの高騰を見越して、三年分は大袈裟ですが、1店舗としてはかなりの数を仕込んでおります。彼の提案は夏はTシャツの上に、春や秋にはジョン・スメドレーのシーアイランドコットン、冬はメリノウールのハイゲージニットにと年間通して使えるアイテム。寒ければ、上にジャケットやコートを羽織ればいいと、なるほど、理にかなった考えです。
生地はアイルランドで1891年創業の「Spence Bryson/スペンスブライソン」。ジェームズモルティマーのアイリッシュリネンに嵌まっているだけに、他のデザインで欲しくなるのは人情。着用のダークネイビーも素敵ですが、このセージグリーン(カーキベージュ)が気になります。色抜けのデニムでワイルドに、ミルキーホワイトのコットンパンツでロマンティクックにとすでにイメージはできあがつてしまいました。
私もちゃんとセレクトしています。【ALESSANDRO GHERARDI/アレッサンドロ ゲラルディ】の「コットン・リネンサファリシャツ」。リネン100ではありませんが、素朴な雰囲気とヴィンテージ感のある表情が魅力です。
“揺れる楽パン”なんて記事もありましたが、揺れるパンツなら、こちらでしょう。
トップスのシャツは早い時期に完売してしまいましたが、なぜかボトムだけが。いつもはパンツからなくなってしまうのですが…。好みは別として、一度足を入れたら、穿いていることをを忘れてしまうほどの心地よさに感激してしまうはずです。今季で4シーズン目。グローリーガイの品揃えの中で異彩を放つのが【monção/モンサオ】。中でもシルク素材のアイテムは大人気です。
いやはや、なかなか新作鞄のご紹介にたどり着けません。午前中、勢いよく書き出したのですが、接客の一段落した夕方にはやや減速。冷房の中にいるとはいえ、やはり夏は体力を奪われます。そんな言い訳しながら、ご案内を明日に延ばそうとしている私スグルシニアでした。明日は必ず。通販サイト「SUGURU SHOP」への掲載も合わせて行いますので、もうしばらくお待ちください。
11月納期ですが、あえて、リネン素材をオーダーするという選択もあります。奮ってご参加ください。
※Cachette MENS 情報
残りわずかとなった【HERITAGE LETHER/ヘリテージレザー】のメッシュベルト。クオリティとプライスの理想的なバランス。ほと目見ただけで、その価値がわかるベルトです。
本日のカシェートメンズブログにて【CROCKETT&JONES/クロケット&ジョーンズ】の「Cavendish2」ホーウィンコードバンタッセルローファーをご紹介しております。すでにマイサイズの7,0が売れてしまっております。誰が購入したのでしょう。羨ましい限りです。
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