スグルJr.です。
本日は、春夏のジョンスメドレーの中でも比較的新しいコレクションのショートスリーブモックネックニットをご提案したいと思います。
アウターを羽織れば半袖をインナーに着ても過ごしやすい気候になってきたので、モックネックはかなり便利ではないでしょうか。
【JOHN SMEDLEY/ジョンスメドレー】とは?
ジョン スメドレー社は、1784年、ジョン・スメドレーと彼の共同経営者であるピーター・ナイチンゲールにより、イングランドのダービーシャー州マットロックのリーミルズに設立されました。1819年、ジョン・スメドレーの息子であるジョン・スメドレー2世が工場で見習いとして働き始め、その後6年間の修行を経て、24歳で経営を継ぎました。 ジョン2世は、優れた行動力と先見の明を持ち、”製品を完全に仕上げるために必要な全工程は一貫して工場内で行い、原料には最上級の品質を用いるべきだ”という理念を掲げ、工場の近代化と拡大を図りました。そして小さな紡績工場から始まったJOHN SMEDLEYを一貫したラインで製品作りを行うニットメーカーへと発展させています。
ご用意したモデルは「S4627」。
色は定番色に合わせやすいカラーを3色選びました。
品番は変わっていますが毎シーズン継続している型です。
個人的に春夏で最も出番が多かったのがショートスリーブのモックネックニット。
インナー感のないインナーニットと言いますか…1枚で着用しても上品な印象を与えてくれ、アウターの様になるのはジョンスメドレーだからこそ。
ネック部分の物足りなさも解消してくれる優れもので、ジャケットやブルゾンなどのアウターに合わせた時に品のある着こなしに纏めてくれます。
意外と注目していなかった方も多いですが、使用してみると使い勝手の良さに驚かれる方が多いです。
MARINE BLUE(マリンブルー)
バブアーなどのカジュアルなアウターに合わせると新鮮な装いになります。
(コーディネート)
アウターは昨日ご提案した【Barbour/バブアー】を着用しております。
パンツ・【BERNARD ZINS/ベルナールザンス】「V3」ブラックウォッチシアサッカーストレッチ2インプリーツトラウザーズ
COFFEE BEAN(コーヒーブラウン)
シルエットは「MODERN FIT」に比べると、オーバーサイズ過ぎないリラックス感のあるシルエットに仕上がっています。
ネック部分は窮屈感はありませんが首に吸い付くような無駄のないフィッティングで、伸びてダラシなくなってしまう心配もありません。
シーアイランドコットン至極の肌触りを堪能することが出来るだけではなく、汗ジミにならないようにアウターを守ってもくれます。
コットンは吸湿性と放湿性が高いので、首周りもムレにくく快適な状態を保ちます。
ネックの高さやフィッティングなど絶妙な設定によって生まれるエレガントさがあるのも魅力です。
他のメーカーでも色々と探しましたが、ジョンスメドレーのバランスが最も美しく感じました。
シーアイランドコットンについては前回のブログで熱く語っているので引用させていただきます。
素材はJOHN SMEDLEY’S SEA ISLAND COTTONと呼ばれている特別なコットンです。
英国があまりにも素晴らしい肌触りと希少性ゆえに200年にもおよぶ長い間、シーアイランドコットンは英国から門外不出となっていた歴史もあります。
繊維の宝石とも呼ばれており、現存するコットン素材の頂点。
世界三大コットンの原種でもあるのですが、別格の希少性と質感をもっており、神様からの贈り物と称されたこともあるみたいです。
カリブ海、西インド諸島の限られた地域でしか生産することが出来ず、コットン全体の10万分の1しか採れないのも驚きではないでしょうか。
ジョンスメドレーは長年にわたり自社生産に拘っているのも、他にはない唯一無二な存在の理由です。
安定した価格でニットを生産出来る強みもあり、世界中に支持されているワールドブランドなのも納得出来ます。
コートに合わせても違和感がありません。
(コーディネート)
コート・【MACKINTOSH / マッキントッシュ】 「DUNKELD SHORT」バルマカーンコート
GRANITE(グラナイト)
モデルは身長181㎝、体重74kg、胸囲96㎝で、サイズLを着用しております。
MODEL:「 S4627」30Gシーアイランドコットン モックネックニット
SIZE:S・M・ L
COLOR:COFFEE BEAN(コーヒーブラウン)・MARINE BLUE(マリンブルー)・GRANITE(グラナイト)
MATERIAL:コットン100%
PRICE:¥31,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
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カシェート初登場の「SPEY/スペイ」をご提案しております。
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トレンチコート発祥のファクトリーが手掛ける唯一無二なシングルトレンチをご提案しております。
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【JOHN SMEDLEY/ジョンスメドレー】からはロングスリーブニットをご提案しております。
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【MACKINTOSH / マッキントッシュ】も新作をご提案しております。
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【JAMES GROSE/ジェームスグロース】で最もお勧めしたいライダースジャケットをご提案しております。
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【MACKINTOSH / マッキントッシュ】からはバルマカーンコートをご提案しております。
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【Jeanik/ジーニック】からは新色のデニムジャケットをご提案しております。
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【BARNSTORMER/バーンストーマー】のトラウザーズをご提案しております。
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【JOSEPH CHEANEY/ ジョセフチーニー】からは定番モデルのケンゴンをご提案しております。
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スグルJr.です。
本日は、本物と呼ぶに相応しい仕立てと歴史をもつコート専業ファクトリーが手掛ける【CORBY’S/コービーズ】からシングルトレンチコートをご提案させて頂きます。
何度かオーダーはしていたのですが、入荷が叶うことがなく…3年オーダーを続けてついに入荷してきました。
今季取り扱っているお店は2社だけなので、他で見かけることも少ないと思います。
英国でもマッキントッシュやグレンフェルと並ぶ技術力の高いファクトリーですが、基本的にはOEMがメインなので、今後もコートに関してはオーダー出来るかもわかりません…今年の秋冬はオーダー出来ませんでした。
今季は2社だけのために特別に生産してくれたみたいです。価格もほとんど変わっていないのは幸運でした。
【CORBY’S/コービーズ】は1909年にアウター専門工場として創業しており、現在はイングランド中東部のノーザンプトンに近い町CORBYに工場があります。当時と同じ場所ではありませんが、第一次世界大戦時には英国陸軍のトレンチコートの生産も請け負っていた歴史があり、世界で初めてトレンチコートを生産したファクトリーでもあります。
当時は【CORBY’S/コービーズ】としてではなく、アクアスキュータムのファクトリーとして存在していました。
つまり本物のコートを100年以上前から作り続けていることになりますが、残念ながら日本ではあまり知られていません。
トレンチコートは英国軍で実際に着用されていたミリタリーアイテムで、第一次世界対戦で英国陸軍の塹壕で戦う兵士のためにバーバリーとアクアスキュータムによって開発されたコートになります。アクアスキュータムの創業者は1番最初に生産したと主張しておりますが、正直どちらが先とも言えません…
その時代に本物のトレンチコートを生産したファクトリーが【CORBY’S/コービーズ】として現代に受け継がれているのは事実です。
英国らしいと言いますか…気まぐれとも呼べる生産体制も嫌いじゃありません。
実力や歴史はあっても世に出ていないものはまだ他にもあるんだなと思わせてくれる、クオリティの高さと圧倒的な格好良さが【CORBY’S/コービーズ】にはありました。
本物志向の方は1度袖を通してみてください。
モデルは1960~70年代のブランドアーカイブから選んだシングルトレンチコート。
他では展開しているメーカーはほとんどなく、存在すら知らない希少価値の高いモデルではありますが、50年前から存在している由緒ある型です。
そしてシングルトレンチの原点もアクアスキュータム【CORBY’S/コービーズ】製になります。
トレンチコートももちろん良いですが、他にはない唯一無二なシングルトレンチに惹かれてしまいました。
しっかりとトレンチコートの雰囲気は残しつつ、普段使いしやすいように軍モノとして実用的な部分を取り除いた60年代の時代に合わせたモデルなのも粋ではないでしょうか。
特徴としてはダブルブレストではなくシングル仕立て、肩のエポーレット、ガンフラップ、Dカンは無くしています。その他のディテールはトレンチコートのままです。
トレンチコートを着用しない方にもお勧めで、バルマカーンコートやチェスターコートにはない雰囲気も楽しめます。
後ろ姿の趣のある佇まいはベーシックなトレンチコートと同じ。
アンブレラヨークと、高めの位置からのボタン付きのインバーテッドプリーツが施され特別感のある雰囲気を演出しています。
着込んでクタッとしてくる経年変化も楽しみな一生モノのコートです。
配色はクリーンさのあるライトベージュを選びました。
印象としては光が当たると明るさがあり、上品さを感じさせてくれる美しい発色です。
室内で見るともう少しベージュが強く見えます。
シルエットは本格的な仕様で、全体的に余裕をもたせたざっくりと羽織るサイズ感になっています。
オーバーサイズとは違い、計算された立体的で実用的なシルエットになっています。
ウエストベルトは閉めても、無造作に結んでもどちらでも問題ありません。
ベルトの位置がやや高めなので、絶妙なバランスの綺麗なウエストシェイプによる全体的なシルエットが完成されており絵になります。
生地は1858年創業のブリスベンモスのコットンツイルの生地を採用しております。
【CORBY’S/コービーズ】に季節は関係なく、質実剛健でしっかりとした生地になっているので、シーズンは春、秋、冬と対応してくれます。
秋冬もメインアウターとして活躍してくれるので、ドレススタイルにも重宝するのではないでしょうか。
厚みはそこそこあるのですが、ストレッチ素材も混紡なので、着用感にストレスはありません。風合いも微細に輝く光沢に、滑らかで柔らかさもある生地感がブリスベンモスの素晴らしさです。
トレンチコート特有の雨や風の侵入を防いでくれるスリーブストラップの絞りで生み出されるシワと袖のシルエットも趣があります。
モデルは身長181㎝、体重74kg、胸囲96㎝で、サイズ40を着用しております。
写真は撮れたのですが、その後に38サイズ以外は全て完売してしまいました。
MODEL:ブリスベンモスツイルコットン地シングルトレンチコート
SIZE:38
COLOR:ライトベージュ
MATERIAL:表地:コットン97%・ポリウレタン3% 袖裏:ポリエステル100%
PRICE:¥120,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
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【JOHN SMEDLEY/ジョンスメドレー】からはロングスリーブニットをご提案しております。
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【MACKINTOSH / マッキントッシュ】も新作をご提案しております。
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【JOSEPH CHEANEY/ ジョセフチーニー】からは定番モデルのケンゴンをご提案しております。
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スグルJr.です。
何事も継続することが大事だと思っておりますが、ジョンスメドレーはハイゲージニットを200年以上も継続して作り続けており、間違いなく最高峰のニットメーカーと言えます。
長年の知識や経験の高さがなければ辿り着けないほどの圧倒的な存在感は芸術品と言っても過言ではないです。
世の中には色々なニットメーカーがありますが、カシェートとグローリーガイで取り扱っているのは得意な部分を徹底的に拘り、アップデートしながら継続している素晴らしいものばかりだと思います。
価値があるものがきちんと評価されるように、カシェートでも力を入れて継続していきたいのが【JOHN SMEDLEY/ジョンスメドレー】です。
持っていない方は必ず手に取って頂きたいですし、持っている方はニューカラーやモデル違いを試してみて下さい。
本日は、英国最高峰のハイゲージニットメーカー【JOHN SMEDLEY/ジョンスメドレー】からロングスリーブニットをご提案したいと思います。
気温が上がり欲しくなってくるのが、ロングスリーブのニットではないでしょうか。個人的に今すぐ欲しいアイテムの1つです。
春からすぐに活躍してくれるので、毎シーズン大好評のクルーネックのロングスリーブニット。
今季も飽きさせることのない美しい発色ばかりで…心惹かれる5色展開でご用意しました。
シーズンカラーのCORNFLOWER BLUE(ウォーターブルー)
一目で発色の良さを感じる配色でジョンスメドレーらしい気品溢れるブルーです。
モデルは継続の「EMMETT/エメット」
シルエットは「MODERN FIT」になります。
優雅な雰囲気を演出してくれる胴回りと腕周りは程よくゆとりを持たせ、肩幅を広げて可動域も確保してくれる着心地にモデファイしたモデルになります。
袖丈と着丈はスッキリとさせており、体型を選ばず綺麗なシルエットにしてくれるフィットです。
スリムにしている部分とゆとり部分を巧く組み合わせており、野暮ったさや子供っぽさも感じさせません。
上質なニットをさりげなく優雅に着こなすと、大人の装いの洒落感に繋がるはずです。
昨日のブログでも【MACKINTOSH / マッキントッシュ】のアウターに合わせていました。
素材はJOHN SMEDLEY’S SEA ISLAND COTTONと呼ばれている特別なコットンです。
英国があまりにも素晴らしい肌触りと希少性ゆえに200年にもおよぶ長い間、シーアイランドコットンは英国から門外不出となっていた歴史もあります。
繊維の宝石とも呼ばれており、現存するコットン素材の頂点。
世界三大コットンの原種でもあるのですが、別格の希少性と質感をもっており、神様からの贈り物と称されたこともあるみたいです。
カリブ海、西インドの諸島の限られた地域でしか生産することが出来ず、コットン全体の10万分の1しか採れないのも驚きではないでしょうか。
ジョンスメドレーは長年にわたり自社生産に拘っているのも、他にはない唯一無二な存在の理由です。
安定した価格でニットを生産出来る強みもあり、世界中に支持されているワールドブランドなのも納得出来ます。
ネックは主張しすぎていないリブ仕様。
MANDARIN(マンダリンオレンジ)
ここまで発色がしっかりしている上品なオレンジは滅多にありません…
シルクと間違えるほどの優美な光沢と、カシミアのような至極の滑らかさがあり、心地よい肌触りを約束してくれます。
繊細そうに見えて耐久性もかなり高く、パラシュートにも使われていたこともあるコットンなので証明できます。
ネットに入れ、手洗いモード、お洒落着洗剤を推奨しますが洗濯も可能です。
素肌で初めて着用したときの素晴らしい着心地の快適さは今でも忘れません。
GRANITE(グラナイト)
グリーンがかったグレーと言った感じでしょうか。言葉で表現するのが1番難しい色目で、見たことがない配色です。
グラナイトは花崗岩なのでグレー系ではあるのですが、薄めのグリーンにも見えます。
こちらの画像が現物に1番近い色目になります。
MARINE BLUE(マリンブルー)
モナコで見た海の色と同じで圧巻の綺麗さを思い出しました。
深みのあるブルーなんですが、明るさもあって良い色なんです。
NAVY(ネイビー)
ワードローブには確実に必要な色ではないでしょうか。
定番色なのに圧倒的な存在感を誇る永遠のベーシックカラーです。
(コーディネート)
靴・【JOSEPH CHEANEY/ ジョセフチーニー】「CAIRNGORM2」グレインレザーストレートチップシューズ
バック・【Billingham/ビリンガム】NETHERTON TOTE
モデルは身長181㎝、体重74kg、胸囲96㎝で、サイズLを着用しております。
MODEL:「EMMETT」30Gシーアイランドコットン クルーネックセーター
SIZE:S・M・ L
COLOR:CORNFLOWER BLUE(ウォーターブルー) ・MANDARIN(マンダリンオレンジ)・GRANITE(グラナイト)・MARINE BLUE(マリンブルー)・NAVY(ネイビー)
MATERIAL:コットン100%
PRICE:¥33,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
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【MACKINTOSH / マッキントッシュ】も新作をご提案しております。
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【JAMES GROSE/ジェームスグロース】で最もお勧めしたいライダースジャケットをご提案しております。
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【BARNSTORMER/バーンストーマー】のトラウザーズをご提案しております。
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【JOSEPH CHEANEY/ ジョセフチーニー】からは定番モデルのケンゴンをご提案しております。
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スグルJr.です。
本日は、英国生まれの【JAMES GROSE/ジェームスグロース】からシングルライダーズジャケットをご提案したいと思います。
英国には他にも色々とブランドがありそうなライダースカテゴリーですが、ブランドとして残っているのはかなり少なかったりします。
他とは違うブリティッシュカルチャーを身に纏える特別感のあるライダースメーカーでもあり、唯一無二な存在です。
モデル違いを自分自身も購入しましたが、ここまで快適で探し求めていたライダースに出会えるとは…
車の運転もしやすく、何とも言えない品の良さがコーディネートの選択肢もかなり多く感じました。ウールのスラックスからデニムまで馴染んでくれ、圧倒的なクラス感のある上質さに羽織るたび惹かれていきます。
【JAMES GROSE/ジェームスグロース】とは?
【英国のレザーブランド【JAMES GROSE/ジェームスグロース】の起源は 1876年のロンドンまで遡ります。19世紀末から20世紀にかけてモーターバイク、パーツのディーラーとして成功を収め、特に “Grose-Spur” と呼ばれるシンプルな構造の120 CC のバイクは、第一次大戦の人手や資源不足の中でも製造や原材料の調達のしやすさなどから大変良く知られたモデルとなりました。UKモーターサイクル全盛期には、ジェームス・グロースはモーターサイクリストのウェアやアクセサリーを扱うリテーラーとして発展し、1950年代には、スポーツ用品全般を取り扱うロンドン有数の専門店として親しまれていたみたいです。戦争を乗り越えているブランドは軍用品なども手掛けており、戦後はバイカー達に愛されていましたが、1971年に1度ブランドは幕を閉じてしまいました。 2013年に復活するきっかけとなったのは、工場に保管されているジェームス・グロースのヴィンテージ。1950年代という昔の1着にもかかわらず、素材の質の高さや昔の1着とは思えないほど完成度の高い製造技術だったそうです。現在はロンドン市内唯一と言われる、モーターサイクルジャケット専門ファクトリーで少数精鋭の熟練の職人さんがハンドメイドで作っています。
ご用意したのは、最もシンプルで洗練された雰囲気を醸し出している「DOVER JACKET」。
武骨さだけではなく上品さも感じさせてくれる英国らしさ溢れるモデルではないでしょうか。
飽きることがないスタンダードなデザインは、一生モノとしてワードローブに迎えることが出来ると思います。
革のタンナーからスタートするブランドが多い中で、バイク用品を取り扱っていたお店で展開していたライダースジャケットのアーカイブコレクションから復刻させたのがルーツになります。
バイク専門ショップが手掛けていたこともあり、コレクションのほとんどがファッション性よりも実用的なバイク乗りのための作りがベースになっているのも特徴です。
革も厚みがあるニューシープスキンレザーを採用しておりますが、ベジタブルタンニン鞣しで鞣されており、想像以上に柔らかく奥深さのある光沢が優美なレザーです。
肩の可動域を立体的に仕立ていたりと本格的なライダースジャケットの仕上がりになっており、重たさを感じさせない着心地もお伝えしなければなりません。
一人の職人さんが全ての工程を手掛けており、効率的ではありませんが、メリットが大きく作りのムラがないので、纏まりのあるシルエットと表情になっています。
現代ではかなり少なく、オーダーメイドのような仕立ては希少です。
肩から裾にかけてフィッティングも無駄がなく、後ろ姿も美しく様になります。
(コーディネート)
ニット・【JOHN SMEDLEY/ジョンスメドレー】「TINDALL」24Gショートスリーブ クルーネックニット
シューズ・【JOSEPH CHEANEY/ ジョセフチーニー】「CAIRNGORM2」グレインレザーストレートチップシューズ
モデルは身長181cm・体重74kg・胸囲96cmで、サイズ40を着用しております。イタリアレザーは48サイズを着用します。
MODEL:「DOVER JACKET」ニューシープスキン シングルライダース
SIZE:36 ・38 ・ 40・42
COLOR:ブラック
MATERIAL:表地:羊革 裏地:ポリエステル 65%・コットン35%
PRICE:¥160,000(本体価格)+税
こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
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【MACKINTOSH / マッキントッシュ】からはバルマカーンコートをご提案しております。
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【BARNSTORMER/バーンストーマー】のトラウザーズをご提案しております。
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【JOSEPH CHEANEY/ ジョセフチーニー】からは定番モデルのケンゴンをご提案しております。
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スグルJr.です。
東京出張が続いており、ブログの更新が久々となってしまいました。
本日は、ずっと前から取り扱いを考えていた、業界では稀な経歴のある英国を代表する革靴メーカーをご提案したいと思います。
ブランド名は【JOSEPH CHEANEY/ ジョセフチーニー】
先ずは、ブランドについてお話しさせて頂きます。
【JOSEPH CHEANEY/ ジョセフチーニー】は、1886年に英国靴の産地としても有名なノーザンプトンでジョセフ・チーニー氏が設立した靴ブランドになります。実は1966年にチャーチに買収されましたが、その後チャーチがプラダグループに吸収されたため、プラダグループ傘下となっている歴史があります。面白いことに2009年に、チャーチ創業一族であるジョナサン&ウィリアム・チャーチ氏が【JOSEPH CHEANEY/ ジョセフチーニー】を買い戻し現在はチャーチ家がブランドを手掛けています。
コレクションは色々とありましたが、先ずは、アイコンニックな存在でもある「CAIRNGORM2 /ケンゴン」をセレクトしてきました。
カラーは最も汎用性の高いブラック。
カジュアルであればどんなスタイルの足元にも馴染んでしまいます。
「CAIRNGORM 2/ケンゴン2」はボリュームのあるフォルムながらも、上品さも意識したすっきりとした印象にも見えるのも特徴です。
いつどこでも履けてしまう質実剛健な丈夫な作りで、何十年と長く履ける革靴でもあります。
アッパーには存在感のあるグレインレザーを採用し、きめ細かさよりも力強さを感じます。
ラストは英国軍に実際に供給していたチーニー最古のミリタリーラスト「4436」を採用しております。
製法はグットイヤーウェルト製法の派生でもある、ヴェルトショーンウェルト製法を採用しております。
革とウェルト同士の隙間をなくし、防水面の強化が施されております。小石や土埃、そして雨水が入りにくいミリタリーシーンで重宝されてきたこちらの製法は、英国的ディテールの代表格。 その中でも【JOSEPH CHEANEY/ ジョセフチーニー】は継続的にヴェルトショーンウェルト製法で作り上げることが出来る数少ないノーザンプトンのシューメーカーの1つだと言われています。
熟練の職人と専用のマシーンも必要のため、難易度の高い技法でもあります。生産数も限られており、職人不足の現代では貴重な存在です。
普通のストレートチップシューズにはない、サイドのステッチデザインもアクセントになってくれております。
ラバーソールの中でも、最もグリップ力と安定性を誇るコマンドソール仕様。山道やぬかるみ、砂利道など、コンディションの悪い地面用に開発されておりますが、タウンユースでも問題なく履ける優れものです。雨の日やゴツゴツした石畳などを歩いても疲れにくいのが魅力的です。
存在感のある絶妙なフォルムが素晴らしく、シボ革の質感も美しいです。
包み込まれるようなフィッティングで、重厚感はあるのですが、見た目に反して履き心地は重たさを感じません。
武骨な雰囲気とグレインレザーの上質感がミックスされているのが魅力的で、ミリタリーな着こなしからキレイ目なスタイルまでと幅広く活躍してくれるはずです。
冬はコーディロイやフランネルのトラウザーズと合わせると雰囲気が良く、春はデニムやチノクロスのトラウザーズとの組み合わせが良さそうです。
普段クロケットは7ハーフ、こちらのモデルは7ハーフサイズを選びます。ご参考下さい。
MODEL:「CAIRNGORM2」グレインレザーストレートチップシューズ
SIZE:5・5.5・6・6.5・7 ・ 7.5 ・8
COLOR:ブラック
MATERIAL:牛革
PRICE:¥80,000(本体価格)+税
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※定休日についてのお知らせ。
定休日は火曜日のみでしたが、2月より、月、火曜日の二日間となりました。決して働き方改革というほど大袈裟なものではありませんが、スタッフの休息はもとより、営業時間内の接客レベル向上のため、休日を一日増やさせていただきます。ご不便をおかけしますが、ご理解いただきますようお願いいたします。
尚、グローリーガイは今迄通り火曜定休ですので、月曜日は営業となります。今後とも、両店共々お引立てくださいますように重ねてお願い申し上げます。
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在庫が少なくなってきている【Whitehouse Cox/ホワイトハウスコックス】もご提案しております。
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【MACKINTOSH / マッキントッシュ】「BORNESS LONG」もご提案しております。
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【WILLIAM LOCKIE/ウィリアムロッキー】のフィッシャーマンセーターもお勧めです。
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【WILLIAM LOCKIE/ウィリアムロッキー】からはジャケット代わりに羽織れる立ち襟カーディガンをご提案しております。
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スコットランドの【WILLIAM LOCKIE/ウィリアムロッキー】からタートルネックをご提案しております。
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【CROCKETT&JONES/クロケット&ジョーンズ】から希少価値の高いコードバンモデルをご提案しております。
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英国で現存している唯一のダウン専門ファクトリ【P.H.DESIGNS/ピーエイチデザイン】をご紹介しております。
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【DENT’S/デンツ】からは冬の寒さから守ってくれるツイードのグローブをご提案しております。
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カシェート別注の【WILLIAM LOCKIE/ウイリアム ロッキー】のハーフジップニットをご提案しております。
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10年ぶりに取り扱いをスタートした【MACKINTOSH / マッキントッシュ】もご提案しております。
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寒くなっってきたのでフレンチダウンです!!!
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定番モデルの「BELFORT/ベルフォール」をご提案しております。
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ダウンやコートのインナー使いにもお勧めな【Alan Paine/アランペイン】のモックネックニットをご提案しております。
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【JOHN SMEDLEY/ジョンスメドレー】からお勧めの24ゲージのクルーネックニットをご提案しております。
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【Johnstons of Elgin/ジョンストンズ】のリバシーブルマフラーをご提案しております。
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【Alan Paine/アランペイン】のニットをご提案しております。
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【TWC/ティー ダブリュー シー】のリバーシブルベストをご提案しております。
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足元には英国靴【SANDERS/サンダース】がお勧めです。
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優雅な休日に【LACOSTE/ラコステ】のスウェットをご提案しております。
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ご好評頂いている【PYRENEX/ピレネックス】のダウンベストをご提案しております。
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英国スタイルには必ず手に持って欲しいバック【Billingham/ビリンガム】のトートバック。
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