2010.05.04
レデース店カシェートで、一緒に働いていただける方を募集しております。 平成18年9月にオープンして、3年半が過ぎました。試行錯誤を繰り返しながらも、ようやく方向性、道筋ができてきたように思います。【Cachette(カシェート)】とはフランス語で「かくれ場」と言う意味です。”慌ただしい日常のかくれ場として、ゆったりとくつろいでいただける時間と空間をご提案してゆきます。”というのが、コンセプトです。ただ、そのコンセプトは、言葉にするのは簡単なことですが、実際は難しく、ただ奥まった場所にある寂しい場所に過ぎず、お客様に満足していただくには、程遠いものでした。そんな想いの中、昨年9月、3周年を機にリニューアル・オープンをし、シンプルだけど、少し冷く感じる店内を、色を加えることで、あたたかく、やさしい雰囲気に変えました。そして、”あたたかい”をコンセプトに、私をはじめスタッフの意識改革にも臨んできたのです。そんな変化が功を奏したのか、少しずつですが、お客様が増えてきました。お客様が増えれば、商品が増えます。お客様の滞在時間も長くなり、その代わりスタッフの手が足りません。まだまだ、成長過程の小さな店ですが、一緒に働いてみたいと思っていただける方がお見えでしたら、私SUGURUまで、ご連絡ください。
2010.05.01
ゴールデンウイーク真っ只中です。いや、今日から。いやいや、仕事だよと言う方も、この爽やかな五月晴れ(新暦5月の良く晴れた天気の意味です。他にも、陰暦5月の、梅雨の晴れ間。梅雨晴れの意味もあります)の空気の暖かさにほっとしていることでしょう。風薫る5月。木々の緑も美しく、吹く風も爽やかで、家の中にいるのが、もったいない季節です。休みではない私は、仕事の合間にカシェートのテラスで、珈琲を飲みながら、さぼっております。
2週間前に行われた「BRITISH CLASSIC MARATHON」の余韻もまだ覚めやらず。こんな雑誌の記事を引っ張り出してきました。11年前、40歳の頃の私です。先輩と後輩、そして私。三人の会話形式になっています。

ー ブランドイメージを排除してクルマを選びたいというお話ー
すぐる:お待ちしていました。天気が良いですから、ご希望通りセブンも引っ張り出して来ましたよ。
後輩:ご丁寧に。メルセデス・ベンツにロータス・セブン、究極の組み合わせの一例ですね。
先輩:きれいなロータス・セブン、シリーズ3ですね。
すぐる:MGが好きで、ずっとBに乗ってたんですが、セブンに心惹かれまして。Bよりもっと楽しいクルマ、で昨年秋 に購入しました。実は、チャップマンやロータスへのこだわりは、それほど強くなかったんですよ。ただ、古い車への情景ありましたけど。
後輩:乗られてみてどうですか?
すぐる:販売業ですから、それほど休みがないわけです。それでも空けた休日、早朝に独りでワインディング・ドライブへ出かけ、温泉につかり帰路につく。日常から開放され、リラックスした自分が取り戻せる、私なりの究極の贅沢ですね。
後輩:その気持ち、良く分かります。編集長に叱られた後、NSR(2ストバイク)を全開にするとスカッとしますから。
先輩:それはともかくセブン、調子良さそうですね。お話を伺う限り。
すぐる:まだ維持している期間が短く大きなトラブルはありませんが、それでもこの時代のキャブですから、エンジン始動にそれなりのコツはいるみたいですね。エンジンが掛かったらラッキー、みたいなところは正直あります。
後輩:う~む、飯田の温泉でエンコしたら辛いですね。
すぐる:ただ、こう考えています。大人の趣味とはリスクがつきまとうものである、とね。だから緊張感があり夢中になれる。楽しいですよ、セブンのリスクは。
後輩:その気持ち良く分かります。三河湾スカイラインでNSRを・・・
先輩:それはともかく、C200、こちらはどうですか?
すぐる:仕事のアシとして使っていまして、期待を裏切らない、小回りも効く、高速道路も安心。有能な社員を一人かかえた感じです。97年に新車で購入しました。
先輩:オートマが5速になった時ですね。たいへん評判が良いです、それ以降。
後輩:他のクルマとは比較検討されなかったのですか?英国流にローバーとか。
すぐる:生産国やブランドは白紙にして、400万円以内のベストセレクトという観点だったんです。すると、そこにC200があった、ということなんですよ。
先輩:示唆に富んだ発言であります。
ーオリジナルブランドに込めたカッコいい大人の定義とは?-
後輩:ところでショップの方は、メンズのトラッドですね。
すぐる:大別するとそうなりましょうが、トラッドをベースに、新しい方向性を示せるショップである、と自負しています。
後輩:というと?
すぐる:たとえばハケットのスーツがある。これはイギリス人に認められたイギリスの服ですね。つまりトラッドです。その横には、当店グローリーガイのオリジナルスーツがある。これはオントレンドであることを意識したドロップ7だったりするんです。
後輩:ロータス・セブンにドロップ・セブン(まさか駄洒落?)
先輩:ジャケットの胸囲値から胴囲を引いた差寸の値、それの半分がドロップ寸。つまり数字が大きければ、それだけタイト。
後輩:とすると、一般的なトラッドスーツよりも少し細目だったりするのですか?
すぐる:シャープですね。トラッドの雰囲気で、そういうスーツを作るんですよ。ですから、プクッと太目の方にはキツイ。
先輩:セブンが乗り手をを選ぶように、スーツも着る側を選ぶ、そういうワケですね。
すぐる:オリジナル品には、そんなスーツが着こなせるカッコいい大人であって欲しい。そんなメッセージがあるんです。
後輩:カッコいい大人ですか。憧れます。
すぐる:常に磨いていればカッコいい大人になれる。逆もまた然り、でしょうね。
後輩:やっぱフッ素配合ですかねえ・・・。
先輩:それではまた来月。
と、こんな記事の内容です。文面の「リスク」とは、この年の正月、伊良湖岬までのタイムトライアルレースの帰り道、家も店も無い産業道路の途中で、このセブンが停まってしまい、寒さの中、6時間もレッカー車を待っていたのです。その夜、参加したクルマ好きの仲間が集まってのパーティがあったのですが、岡崎にたどり着いたのは、夜の10時過ぎ。いい思い出ですけどね。
また、当時イギリスかぶれの私が、なぜメルセデスを選んだのか?実は、このクルマを買う前に、ローバーのエステートワゴンに乗っていました。7年ほど、乗っていたのですが、勝手にパワーウインドウが作動したり、雨の日、ワイパーが動かなかったりで、趣味で使う車で無いだけに、このリスクは負えないということで、泣く泣く手放したのです。この時、必要だったのは、安心で壊れないクルマ。それに、メルセデスC200のコストパフォーマンスに魅力を感じたからです。
2010.04.27
話題の【BOGLIOLI】のDOVERは、有力店の通販サイトを見ると、どこも売り切れ状態。(残念ながら)グローリーガイでは、まだ少し在庫があり、力不足を感じるところなのですが、この【BOGLIOLI】人気は、暫く続きそうです。為替も120円台。以前は160円後半まで上がり、どうなるかと心配しましたが、現在のユーロ安もインポート物にとって、追い風になっています。
そんな中、国内のファクトリーブランドの展示会に行ってきました。日本の技術は、各分野において世界最高のレベルです。地球温暖化、エネルギー問題などの環境問題が叫ばれる中、日本の技術力は、世界で注目されています。洋服(この場合の洋服は、スーツやジャケットなどの重衣料)に関しても、マシーンメードにおいては、世界の中でも飛びぬけた生産レベルを持ち、MADE IN JAPANに対する賞賛の声は多いのです。ただ、キレイ、丁寧に作りすぎて、あの肩の力を抜いたような、柔らかく色気のある服が作れないのは残念です。なぜ、作れないのか?は、また別の機会にお話させていただきますが、日本の服の良さは、世界でも認められています。
この日、3社ほど国内のファクトリーブランドを見てきたのですが、その中で特に目を引いた物をご紹介します。

カナディアンコートとダッフルコート。写真で見ると、分かりにくいのですが同じダブルフェースのウール素材です。この秋は、ウール素材のコートが人気を呼ぶのでは、と気にして探していたのですが、良いものが見つかりました。そして何よりも、気に入ったのは価格。一般的には、カナディアンが5万円台。ダッフルは、6万後半でしょうか。ところが、なんと、このカナディアンは3万後半、ダッフルも4万後半で、ご提供できます。毎回、良い意味で、予想を裏切ってくれる「B.P.C」ブランドのビアドプランさん。GLORY GUYオリジナルスーツ、ジャケットをお願いしている会社です。社長の大橋さんと奥様に加え、2.3人のスタッフ(後、忘れてはいけないのが、ゴールデンの”はな”)で運営している小さな会社ですが、皆さんご存知の大手のセレクトショップ、百貨店の別注も手掛けている懐の深いメーカー。社長の大橋さんは、以前、リングジャケットにおられた方で、生地、縫製、デザインなど、どの分野にも詳しく、頼りになる存在です。このダブルフェイスの生地も、オリジナルです。

右から、ご説明しましょう。Mー65型のジャケットで、中のジップ部分が外れるレイヤードタイプ。ウーステッドかなと思えば、実はニットなのです。ハードなデザインなのに、とてもソフトに見えるのは、ニットだからなのです。こういう発想も珍しく、新鮮です。そして、一番のお気に入りは、左のハンティングジャケット。英国「MOON社」のツイードを使用し、襟裏と袖裏に赤の布地が当ててあります。この”チラ見せ”こそ、男の下心みたいで、いいですね。価格も3万円後半とリーズナブル。価値ある一着です。
物つくりに対する情熱、創意工夫は、海外のブランドにも負けません。決して、大手の企業でなくても、町工場的なところに日本の底力があるのです。私達も、日本ブランドを大切に提案していきたいと思っています。
2010.04.22
一日中、雨ですね。こんな日は、お客様も少なく、じっくりデスクワークを、と思うのですが、なかなか出来ません。それに、私のデスクにある唯一のパソコンを名倉が使っていて、NEWSでの新作のご紹介もできませんでした。なんせ、名倉は、超アナログ人間で、最近になって、やっとパソコンを買ったほどです。30分もあれば、できる仕事が、なんと3時間近く、かかったのではないでしょうか。最後は、高井に助けられながら、やっと完成したのです。
そういう私も、どちらかと言うと、アナログ人間。携帯電話も、通話とメールのみ。車にナビはなく、自宅にパソコンを入れたときも業者任せ。息子に訊かれても、よく分からず、「普通は、オヤジが教えてくれるはずだよな。」と言われる始末。クラブに飲みに行っても、機能にも強く、最新の携帯を持っている友達の所に、人が集まり、最近はつまらなくて行かなくなったほど。嫌な時代だと嘆いても始まらず、昔は良かったと言えば、愚痴になるし・・・。
話を「BRITISH CLASSIC MARATHON」に戻します。このイベントに、最も強く思いを寄せているのが名倉です。彼が通勤で使っている車は、本文でも紹介されていた1963年式MG1100。その他に、1958年式のMG-Aを所有しています。学生の頃から、英国車一筋。それも全て、ヒストリックカーです。毎年、この時期になると、そわそわしだす彼。参加したい気持ちは、痛いほど分かるのですが、仕事が優先。でも、いつか参加させてあげたいと思う反面、先に参加するのは私、などと意地悪なことを考えています。いつか、このイベントの日は、臨時休業になるかもしれませんね。その時は、お許しください。
2010.04.22
いえいえ、竜美丘ガーデンプレイスです。
皆さん、こんにちは。スタッフの名倉です。いつも、GLORY GUYを贔屓にしていただき、誠にありがとうございます。
今回は、GLORY GUYのある竜美丘ガーデンプレイスが、80数台の1935年から75年製造の英国車に占拠された事件をレポートします。
4月17日土曜日、早朝、2時間あまりの間、竜美丘ガーデンプレイスが古い英国車で埋め尽くされました。とは言っても、毎年恒例の春のイベント「BRITISH CLASSIC MARATHON」のスタート地点が、ここ竜美丘ガーデンプレイスなのです。今回で17回目を迎えるこのイベント、愛知県岡崎市から富山県砺波市までラリー形式でタイムを競う大人の遊びです。
ちなみに優勝者には、あのグローブトロッターが・・・。
スタート会場には、ライトウェイトスポーツを代表するMG(A、B、MIDGET)、LOTUS(SEVEN、ELITE、ELAN、CORTINA)、AUSTIN HEALEY(3000、SPRITE)や、高級スポーツ車JAGUAR(E-type、S-type)、珍しいAC ACE(COBRAの基となった車)、LAGONDA RAPIER(戦前型です)等、普段の生活では、あまり見る事が出来ない貴重な車が集まりました。
私も通勤に使っている'63MG1100を一諸に並べさせてもらいました。(本当は参加した~い!)


大事に手入れされた綺麗な古い車を近くで見ますと、まさにpride and joyで人生を楽しんでいるcar enthusiastの背中を見る事ができました。
スタート時の旗振り(Union Jackでした)を仰せ付かり少し寒い中、1時間ほど、皆さんのスタートを応援しておりました。その時、当店のオーナーは、Entryの方々、お店のお客さんに自慢のコーヒーを振舞っており、多数の方々に喜ばれておりました。
2時間ほど、夢の世界を見た後、静かにいつものガーデンプレイスに戻っていきました。来場された皆さん、来年もお会いできる事を楽しみにしております。では、良い旅を!

