PT01/ピーティーゼロウーノ 設立10周年 晩餐会のご報告、後編です!!

 毎日が刺激的である必要はありません。単調な日々の繰り返しの中にある特別な日。人が集う事で生まれる温もり。もてなす方、招かれる方、両方の心づくしが人生を豊かにするはずです。

 11月10日に行われた"PT01 設立10周年パーティー"の後編です。

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 この日、私達の耳を満たしてくださったのは、この御二方です。ヴァイオリン奏者の古澤 巌さんとメゾソプラノ歌手の愛羽 薫さん。音楽好きならご存知の古澤さんは、古田織部役で大河ドラマ「江~姫たちの戦国」にも出演されていました。この日はTAGLIATORE/タリアトーレのスーツを纏い、美しい音色を聴かせて頂きました。またスレンダーの愛羽さんは舞台に上がった瞬間に男性の目を釘付け、ソプラノとコントラルトの間ほどの声質になるメゾソプラノが会場を包み込みました。

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 最後はお二人のコラボ。滅多に見られない、貴重な組み合わせです。耳だけではなく、目も楽しませてくれる、そんな贅沢な時間が流れていきます。

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 7時から始まった宴も終わりに近づきました。コーベル社の4代目ピエランジェロ氏とファミリー、そして2017年秋冬のコレクションよりディレクターに就任したドメニコ・ジャンフラーテ氏。実は、この日、到着後の荷物7つのうち、今宵着るはずのタキシードを含め、5つのロストバゲージ。ピエランジェロ氏が着ているのは、小林社長のもの。急遽、買い揃えたりの大慌てだったそうです。洋服屋で幸いでしたが、小林社長の締めの挨拶でした。

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 TAGLIATORE/タリアトーレのピーノ氏もお祝いに駆けつけていました。右隣りは、ジュニア? ...に間違いはなさそうです。賑やかで豪華なパーティーです。

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 私も参列させて頂きました。右手に持っている携帯がおのぼりさんの証拠です。

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 PT JAPANの看板娘たち。少し遡っていただいて、2014年8月12日14日のSUGURU blogをご覧ください。わざわざ東京から、ここ岡崎まで遊びに来てくれたのが、このお二人。会場の受付や裏方としてお客様のサポートをしていました。パーティー終了後、ホッとした彼女たちと記念写真です。小林社長はじめ、スタッフの皆さまに感謝です。特別な日は、こうして幕を下ろしたのでした。

PT01/ピーティーゼロウーノ 設立10周年 晩餐会のご報告です!!

 師走を前に始まる来年秋冬のプレコレクション。毎年、この時期になると頭の中はフル回転です。特に展示会以外で東京に出掛けることが多い今年。東京に店でも作って、マンションを借りようかなんて...全くの冗談ですが、明日の展示会を皮切りに来週、再来週と東京です。今日はタカイちゃんがブログを作っており、少し時間がとれそうなので、10日、先週の金曜日に開催されたPT01(ピーティーゼロウーノ)の設立10周年の模様をご報告します。

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 まずは、ここからでしょうか。受付を済ませると、シャンパンと共にお出迎えしてくれたのは、バニーガールの御二方。昨年のTAGLIATORE(タリアトーレ)のパーティーの時と違って接する時間は、ほんの僅かでしたが、手に持ったグラスを落としそうになるほど、右腕が心地よい一時でした。

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 この日、招待されたのは、40名。その中に堺正章さんご夫婦もいらっしゃいました。着用されているジャケットはTAGLIATORE、パンツはPT01のはず?です。ゲストの殆どがスーツにタイドアップされており、一瞬どきっとしましたが、ジャケットスタイルの仲間が出来ました。ドレスコードは"エレガント" 実は私もスーツを用意していたのですが、パンツブランド、PTのパーティーとなれば、プロデューサのドメニコ氏もコーベル社の関係者も出席。ならば、穿いていかなければということで、私の下半身をご覧ください。ドメニコ氏デザインのPT01の「FORWARD」。NEWS blogでは11月1日にご案内しております。足元はスニーカですが、ハイカットにした事でお許し願いました。

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 そして、ポケットに付いた毛ばりをジャケットのラペルに。これが後でドメニコ氏の目に留まり、ファミリーとの写真にと繋がったのでした。目論見が外れなくて、良かった!!です。

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 今回のパーティーで最も驚いたのが、開催場所。ウェイティングルームの仕切りとなった右奥のカーテンが通常はなく、L字型のショールームです。今週から、プレコレクションが始まり、この景色は様変わりしていることでしょう。

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 写真が見つかりました。角度は違いますが、この場所です。一夜限りのレストランが、いや主催者の小林社長は、自宅にお招きをして、おもてなしをしたいという強い思いが、この開催会場に込められているのです。

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 小林社長の挨拶でパーティーは始まります。隣の美しい着物姿の女性は、奥様。10月29日に行われたコマコ・オフィチーナの駒井さんの結婚披露宴でもお会いしましたが、品のある素敵な方です。

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 グリッシーニにも、PTのロゴが。粋な計らいです。そして、この細長いスティック状のパンは、コーベル社のあるトリノで14世紀に生まれたとされています。

 この日のメニューは、食事前だけに思い出すのが辛いのですが、毛蟹とグリーンアスパラのサラダ クロケッタ添え、秋ポルチーニ茸の丸焼き、黒トリュフのリゾットサルタート、和牛フィレ肉のビスカッテ 白トリュフ包み、ティラミス、カフェ。ワインも全てトリノから取り寄せたものでした。

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 なんとも贅沢な...興奮のあまり写真がピンボケです。キャビア、フォアグラとともに世界三大珍味のトリュフ。そして、

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 和牛フィレ肉のビスカッテに、なんとも贅沢です。今晩の食事をコンビにで済ませようかと思っているのに...いやいや、この日は特別なんです。

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 ドルチェは、やはり北イタリア生まれのティラミス。この意味がまた面白いんです。イタリア語で「私を引っ張り上げて」が転じて「私を元気付けて」に由来するんですね。ここまで来ると、もうお腹いっぱい、元気いっぱいです。トリノ風の食べ方はエスプレッソをかけて掻き混ぜ、焼き菓子と一緒に食べるんです。立食と違い、着席のパーティーは、ゆっくり食事を楽しむことができる贅沢な晩餐会です。

 そろそろお時間となりました。この続きは、金曜日にでも、いや近いうちにご報告させていただきます。明日も元気に展示会に行ってきます。buonaseraブオナセーラ...良い夜をお過ごしくださいませ

笑福梅な結婚披露宴にお招き頂きました!!

 結婚式や披露宴に出るのは、何年ぶりでしょう。31年ぶり、いやいや、これは私の結婚式。グローリーガイのタカイが9年前、カシェートの店長が、確かその後だから、7年前? いずれにしても久しぶりです。今年は10月14日に親友の娘さん、そして昨日はエージェントさんの披露宴に。お目出度い席は、やっぱりいいですね。幸せそうな二人を見て、回りも笑顔。幸せのお福分けです。

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 場所は、東京、代官山の「TENOHA&STYLE RESTAURANT」。家具やインテリア雑貨のショップやスタジオ、ミーティングルームなどの多目的スペースを有する複合施設。一階奥にあるレストランが会場です。会の参加者は130人。大勢の方がドレスアップして、この日の主役を待ちます。

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 音楽と共に入場してきた幸せいっぱいの二人は、TIBERIO FERRETTIの代理店を勤めるコマコ・オフィチーナの駒井さんとアシスタントのさくらちゃん。今年5月、展示会の後の食事会で、結婚の報告を受けたのでした。その時のレストランが、青山学院近くのナポリ出身のジーノさんが経営するイタリアンレストラン"ナポリマニア"。友人でもある彼もお祝いに駆けつけていました(一番上の写真、左隅に一際目立っております)。

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 まず最初に挨拶をされたのは、TAGLIATORE、Bagutta、DREW&CO.など錚々たるブランドの代理店を勤めるトレメッツォの小林社長。「皆さん、おはようございます!!」の一声は、まるで朝の朝礼。皆さんの背筋がピンと伸びたのではないでしょうか。さすが貫禄があります。

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 顔見知りの多いパーティ。話に夢中になってしまい、料理や女性の写真をすっかり撮り忘れてしまいました。辛うじてカメラに収めたのが、幸せな二人を囲んでの記念写真。皆さん、ご存知の京都グジのタノさん(右端)と盛岡、菅原靴店の菅原さん(私の左隣)。お二人とも業界を担うべきショップの経営者。ところで左端の方は? 幸せ者の駒井さんに似ているので兄弟かと思いましたが、聞けば、古くからの友人で三井物産インターファッションの金田さんでした。

 期間内で駆けずり回らなければならない展示会。いつもは挨拶だけになってしまいますが、今回は比較的、ゆっくりと話をする時間が取れました。次に会うのは、2018年秋冬のプレコレクションのどこかで...いや、その前にPT01のブランド設立10周年のパーティで会うことになっています。

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 遠方からの出席に恐縮されていた駒井さんご夫婦。こんな素敵な空間と時間を提供してくださり、こちらこそ感謝の気持ちでいっぱいです。また私の大好物を知っていたかのように、お土産としていただいた梅干。それも最高級の紀州南高梅。幸せのお福分け、本当にありがとうございました。末永くお幸せに。

 

また一つ、記念日が増えました!!

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 昨夜、友人の娘さんから送られてきた写真。てるてる坊主なんて、懐かしい!! 添えられたメッセージは「明日は宜しくお願いします」でした。明日、何をお願いされたかと言えば、結婚式の参列なんです。高校時代の友人、Y君の娘さんの結婚式が、本日、名古屋のAMANDAN TERRACEで行われました。予報では雨。晴れることを祈ってのてるてる坊主に思わず頬が緩みます。娘さんのアーちゃんとの出会いは、彼女が3歳の時。一時、音信が途切れていたY君との再会は、ちょうど私の結婚が決まった頃。上さんを紹介する為、彼の家を訪ねた時でした。幼い頃から笑顔の素敵な彼女は短大を卒業後、就職。その後、家業を手伝うことになり、訪ねれば必ずいつもの笑顔で迎えてくれる、心優しい娘さんでした。

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 そんな彼女が結婚。父親ならずとも、淋しく感じるのは私に娘がいないからでしょうか。娘のような存在とは大袈裟ですが、親友でもあり、家族ぐるみでの付き合いがあるだけに、感慨深いものがあります。ただ、嫁ぐ娘に寄り添いながらバージンロードを歩く新婦の父親には及びません。

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 式が終わり、披露宴前のフォトタイム。新婦の父には見えませんね。この日、選んだスーツは、ここぞのイザイア。微かにチェック柄の入ったダークブルーのスーツ。4年ほど前のものですが、確実に成長しているのでしょう。ウエスト周りが、タイトです。とりあえず、平気な顔してモデル立ちで、素敵な記念写真を撮ることができました。そして披露宴が始まります。

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 自宅から高速道路を使って、1時間。宴が終わり次第、仕事に戻らなければなりません。美味しそうなお酒の誘惑に負けそうでしたが、ぐっと我慢です。

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 披露宴会場から見えるダイニング。シェフの挨拶まであり、見せるウエディングと、私達の時代にはなかった趣向が凝らされていました。

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 どうしたんでしょう。早すぎます。新婦の友人の挨拶で、号泣です。幼馴染の話だけに幼い頃の娘さんを思い出したんでしょうね。思わず、もらい泣きです。

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 仲のよい姉弟です。「最も信頼できるのは、姉」と言い切るほど。お姉さんのために熱唱する弟のゴウ君に感動です。

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 そして、弟さんの祝辞や歌に真剣に耳を傾ける姉のアーちゃん。本当に純粋で真っ直ぐな気持ちを持った可愛い娘さんです。子を見れば親がわかるって言いますが、子供と過ごす時間を大切にしていたことが良くわかります。少々、耳の痛い話ですが...

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 二人の祖母の間でピース。和やかな時間は、いつまでも続いて欲しいものです。

 私の隣に座られた女性は、京子さん(友人の奥様)の友人。35年前、名古屋の熱田神宮で、二人の結婚式に出席。同じお祝いの場に居合わせた間柄。35年ぶりの記念すべき日に再会だなんて、共通の話題で盛り上がりました。自分の記念日だけではなく、身近な人の記念日。本日、また人生に厚みが出たような、そんな気がしてなりません。

トリはシジュウカラ、オンナはゴジュウ~、オトコはロクジュウ~です!!

 30年来のお客様と深夜まで飲んでいました。じっくりと飲むのは、初めてです。出会いは独立する前のショップ。お客様と販売員という関係です。ただ、四半世紀以上のお付き合いともなれば、服の嗜好はもちろんのこと、仕事や趣味、家族構成までも分かり、大袈裟に言えば、その方が歩んできた歴史をも知っていることになります。知り合った頃は、彼もまだ独身。買い物は彼女と一緒。結婚してからも二人で。二人の娘さんが生まれてからは家族で、となると奥様や娘さんの成長も見ることになります。そして現在、お姉さんの方は飲食の仕事、妹さんは岐阜の大学に...などと、まるで古い友人のように良く知っています。昨夜は、フレンチの小料理屋エキュメさんでのマグロの解体ショー。私にも是非と、お声をかけてくれたのは、知り合った頃には影も形もなかった上の娘さん。彼女の彼氏がマグロを捌いてくれたのでした。

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 その後、彼の行きつけのバーへ。誰にも教えたくない、そんな隠れ家のようなバー。週末は必ず、ここで飲んでいるというほどの愛着のある場所。そんな特別な空間へ案内してくれたことに感謝です。トリはシジュウカラ、オンナはゴジュウカラ、オトコはロクジュウカラと言いますが、60歳を前にして、納得できる言葉です。年を重ねるほど、人生が楽しくなる...そんな思いにさせてくれた彼と彼の家族でした。

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