2017.11.15
師走を前に始まる来年秋冬のプレコレクション。毎年、この時期になると頭の中はフル回転です。特に展示会以外で東京に出掛けることが多い今年。東京に店でも作って、マンションを借りようかなんて...全くの冗談ですが、明日の展示会を皮切りに来週、再来週と東京です。今日はタカイちゃんがブログを作っており、少し時間がとれそうなので、10日、先週の金曜日に開催されたPT01(ピーティーゼロウーノ)の設立10周年の模様をご報告します。
まずは、ここからでしょうか。受付を済ませると、シャンパンと共にお出迎えしてくれたのは、バニーガールの御二方。昨年のTAGLIATORE(タリアトーレ)のパーティーの時と違って接する時間は、ほんの僅かでしたが、手に持ったグラスを落としそうになるほど、右腕が心地よい一時でした。
この日、招待されたのは、40名。その中に堺正章さんご夫婦もいらっしゃいました。着用されているジャケットはTAGLIATORE、パンツはPT01のはず?です。ゲストの殆どがスーツにタイドアップされており、一瞬どきっとしましたが、ジャケットスタイルの仲間が出来ました。ドレスコードは"エレガント" 実は私もスーツを用意していたのですが、パンツブランド、PTのパーティーとなれば、プロデューサのドメニコ氏もコーベル社の関係者も出席。ならば、穿いていかなければということで、私の下半身をご覧ください。ドメニコ氏デザインのPT01の「FORWARD」。NEWS blogでは11月1日にご案内しております。足元はスニーカですが、ハイカットにした事でお許し願いました。
そして、ポケットに付いた毛ばりをジャケットのラペルに。これが後でドメニコ氏の目に留まり、ファミリーとの写真にと繋がったのでした。目論見が外れなくて、良かった!!です。
今回のパーティーで最も驚いたのが、開催場所。ウェイティングルームの仕切りとなった右奥のカーテンが通常はなく、L字型のショールームです。今週から、プレコレクションが始まり、この景色は様変わりしていることでしょう。
写真が見つかりました。角度は違いますが、この場所です。一夜限りのレストランが、いや主催者の小林社長は、自宅にお招きをして、おもてなしをしたいという強い思いが、この開催会場に込められているのです。
小林社長の挨拶でパーティーは始まります。隣の美しい着物姿の女性は、奥様。10月29日に行われたコマコ・オフィチーナの駒井さんの結婚披露宴でもお会いしましたが、品のある素敵な方です。
グリッシーニにも、PTのロゴが。粋な計らいです。そして、この細長いスティック状のパンは、コーベル社のあるトリノで14世紀に生まれたとされています。
この日のメニューは、食事前だけに思い出すのが辛いのですが、毛蟹とグリーンアスパラのサラダ クロケッタ添え、秋ポルチーニ茸の丸焼き、黒トリュフのリゾットサルタート、和牛フィレ肉のビスカッテ 白トリュフ包み、ティラミス、カフェ。ワインも全てトリノから取り寄せたものでした。
なんとも贅沢な...興奮のあまり写真がピンボケです。キャビア、フォアグラとともに世界三大珍味のトリュフ。そして、
和牛フィレ肉のビスカッテに、なんとも贅沢です。今晩の食事をコンビにで済ませようかと思っているのに...いやいや、この日は特別なんです。
ドルチェは、やはり北イタリア生まれのティラミス。この意味がまた面白いんです。イタリア語で「私を引っ張り上げて」が転じて「私を元気付けて」に由来するんですね。ここまで来ると、もうお腹いっぱい、元気いっぱいです。トリノ風の食べ方はエスプレッソをかけて掻き混ぜ、焼き菓子と一緒に食べるんです。立食と違い、着席のパーティーは、ゆっくり食事を楽しむことができる贅沢な晩餐会です。
そろそろお時間となりました。この続きは、金曜日にでも、いや近いうちにご報告させていただきます。明日も元気に展示会に行ってきます。buonaseraブオナセーラ...良い夜をお過ごしくださいませ