照れくさいから洗います。

 もう何年、穿いているのでしょうか?初めて、グローリーガイがNotify(ノティファイ)を扱うきっかけになったのが、このジーンズです。ボリオリの展示会に行って、その場で目にしたのがこのモデル。色の抜け具合、シルエット、ディティールなど今まで見たことの無いジーンズで、穿いてみると、股上の浅いのに驚かされたのですが(当時、ヤコブ・コーエンの610が人気でもっと股上が深くそれに慣れていました。今はヤコブ・コーエンも688という股上の浅いものが人気ですね)、妙に履き心地が良く、すぐにオーダーをしたのです。

 売り場に入って、4万円もするのに、あっという間に完売。次のシーズンには廃盤になってしまい、手に入れることのできないジーンズになってしまったのです。売り場で穿いていると、お客様にどこのジーンズかと、よく訊かれました。自分が持っている服の中で、こんなに多くの方に訊かれたものは、他になかったと思います。

 そんな、お気に入りのジーンズ。一年のうち、半分は穿いていたでしょうね。オールシーズン、ジャケットにセーターに、そしてポロシャツにとフル回転です。そんな愛着のあるジーンズも今年になって、お尻の部分が破れてしまい、穿くごとに大きくなっていきます。家内に注意されてから、どうも人の目が気になりだして・・・。

 ということで話が長くなりましたが、新しくジーンズを買うことにしました。今回、手に入れたのはヤコブ・コーエンの620モデル。股上が浅く、細身のストレートです(9月号のMen's EXの”今、売れているデニム、ベスト7”の№1になっていたモデルです)。今日、直しから出来上がってきて、早速、穿いてみたのですが、すぐに破れたノティファイのジーンズに履き替えてしまったのです。何故か?当たり前なのですが、馴染まないのです。スタッフの皆一人ずつに「おかしくないか?」と訊いて回ったほどです。皆、おかしくないと言ってくれるのですが、落ち着かなくて、結局、洗うことに。

 それだけ、このジーンズ。身体に馴染んでいたのでしょうね。買う時は「高い!」と思っても、これだけ穿いて、破れても、まだ履きたいと思えるもの。そんなには無いでしょうね。

 ”擦り切れるまで着込んだ後も、再び求めてしまう。そんな物を提案したい”。これはグーローリーガイのオープン当初からのメッセージです。このジーンズを見ると、そのメッセージを大切にしていきたいと思います。

  Dm_hp_24985

  Dm_hp_24992   

初めてのホワイトジーンズ

 初めて、ホワイトジーンズを購入しました。

 最近の、どの雑誌を見てもホワイトジーンズは特集が組まれていますし、数多くのコーディネートを見てもホワイトジーンズが登場しています。店頭でも多くのお客様に提案させていただき、購入もしていただいております。  

 にもかかわらず、今まで穿いたことがないのです。オフやオイスターの白に近い色は何本も持っているのですが、真っ白は眩しすぎると言うのか、照れくさいと言うのか。でも50歳になって初めて買いました。買ったのはヤコブ・コーエンの688モデル。昨年デビューしたモデルで610の股上を1.5㎝、浅くしたモデルです。今日も照れながら、穿いています。

             P3160683

  • 1

SUGURU BLOG

カテゴリー

TWITTER

feed

MOBILE QR

QRコード

ページ先頭へ戻る