秋の購入計画

 今日は暑いです。まだまだ残暑は続くのでしょうね。

 7月から始まった2010年春夏の展示会、カシェートのリニューアルオープンそして松山氏によるアタイアのオーダー会と、忙しく駆けずり回っていたのですが、この連休を境に少し、のんびりできます。この機会に自分の為に、秋の服を仕入れるつもりです。

 先日、ヤコブ・コーエンの620モデルを購入し、昨日はスリードッツのカットソー(シャツタイプ)を一枚。そして計画してるのがジョン・スメドレーのニット。実はホームページ用の写真を撮ってる際に欲しくなってしまったのです。フィリップというライン入りのVネックです。ジョン・スメドレーは毎年1枚は購入していて、一番最初に買った(10年ほど前)リチャードというタートルネックは今でも愛用しています。家庭の洗濯機でも洗えるので、便利ですね。

 そして、フィナモレのオックスフォードの洗いのB.Dシャツ。色はピンク。定番中の定番アイテムです。今まで着たいと思うオックスフォード地が無かったのですが、この生地はいいですよ。しなやかでハリがあり、着用してみて、更に納得です。春夏は白のシャツが大活躍。何枚あってもいいぐらいです。でも秋冬は重ね着するケースが多く、中に暖かみのあるピンクが活躍しそうです。

 今年こそはと思い、ボリオリのツィードのへリンボーン柄のジャケットを展示会で自分用にオーダーしたのですが、今年も売れてしまいました。ジャケットは何にしようか、検討中です。いつも「着る服が無い」と嘆いている私。昨年は何を着ていたのでしょうね。結局、欲しいと思う物は、売れてしまっているのです。

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控えめな主張

 今日は雲一つもない秋晴れ。陽射しは強いけど、日陰に居れば爽やかな風が心地よく、秋の訪れを感じさせてくれます。

 世の中、シルバーウィークの連休で各道路で渋滞しているみたいです。いつもは昼間の明るい時間帯にお見えになられるN様のご家族も高速道路の渋滞で、夕方のご来店になられました。貴重な時間を割いていただいて、申し訳ありません。

 先日のNEWSで、GLORY  GUYのオリジナルジャケットをご紹介したのですが、色々と拘る中で、最も悩んだのがオリジナルネームの付ける場所です。一般的には上着の内側、右側のポケット辺りに付けます。私達のオリジナルには、左側に生地ネームを付けていて、両方に付けると、くどくなり美しくありません(オリジナルネームがあまり、かっこよくないのかも・・・)。それで昔扱っていたイギリスのハケットを思い出したのです。ハケットのネームは内ポケットの内側に付いていて、外からは見えません。どこのブランドか、見ただけでは分からないのです。思い出した瞬間、即決です。

 GLORY GUYオリジナルのスーツ、ジャケットをお買い上げいただいたお客様、「それ、どこのブランド?」と訊かれたら、おもむろに内側の、更に内側のネームを見せてあげてください。控えめですが、しっかり主張していますから・・・。

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ATTIREのオーダー会を終えて

 彫が深く、髭が濃く、色黒な日本人離れした顔。笑うと好奇心旺盛な瞳が少年のような・・・。初めて会う松山氏の印象。

 1999年ビームスの名バイヤーとして活躍し、惜しまれつつ退社。在社時に岡山の縫製工場「創作屋研究所」との共同開発でギャラリーのオリジナルを手掛ける際、縫製のレベルの高さから、独立後は「ATTIRE」ブランドで彼自身のコレクションを発表。大手ブランドのプロデューサーを務めたり、メンズクロージングのコンサルタントとして、この業界ではなくてはならない人です。

 彼の作る服は、まさに”日本人の体型を熟知した日本人の為の服”です。以前、ある雑誌で”日本の極上”に選ばれた所以もそこにあるのでしょう。MADE IN JAPANの底力ですね。

 彼とは歳も近く(私のほうが一つ上)、お互いに販売から今の立場にいます。彼は物を作る側。私は物を売る側と、お互い立場は違えど、いい物を価値ある価格で提案すると言う点で同じで、これは大手のメーカーではできないこと。この業界も厳しさを増す中、同じビジョンを持って日本の洋服業界のために働く同志だと思っています。

 オーダー会初日の夜、お酒好きの松山氏をもてなす為、和食の「きさらぎ」に行ったのです。その時の写真を載せたかったのですが、またもカメラを忘れてしまいました。

照れくさいから洗います。

 もう何年、穿いているのでしょうか?初めて、グローリーガイがNotify(ノティファイ)を扱うきっかけになったのが、このジーンズです。ボリオリの展示会に行って、その場で目にしたのがこのモデル。色の抜け具合、シルエット、ディティールなど今まで見たことの無いジーンズで、穿いてみると、股上の浅いのに驚かされたのですが(当時、ヤコブ・コーエンの610が人気でもっと股上が深くそれに慣れていました。今はヤコブ・コーエンも688という股上の浅いものが人気ですね)、妙に履き心地が良く、すぐにオーダーをしたのです。

 売り場に入って、4万円もするのに、あっという間に完売。次のシーズンには廃盤になってしまい、手に入れることのできないジーンズになってしまったのです。売り場で穿いていると、お客様にどこのジーンズかと、よく訊かれました。自分が持っている服の中で、こんなに多くの方に訊かれたものは、他になかったと思います。

 そんな、お気に入りのジーンズ。一年のうち、半分は穿いていたでしょうね。オールシーズン、ジャケットにセーターに、そしてポロシャツにとフル回転です。そんな愛着のあるジーンズも今年になって、お尻の部分が破れてしまい、穿くごとに大きくなっていきます。家内に注意されてから、どうも人の目が気になりだして・・・。

 ということで話が長くなりましたが、新しくジーンズを買うことにしました。今回、手に入れたのはヤコブ・コーエンの620モデル。股上が浅く、細身のストレートです(9月号のMen's EXの”今、売れているデニム、ベスト7”の№1になっていたモデルです)。今日、直しから出来上がってきて、早速、穿いてみたのですが、すぐに破れたノティファイのジーンズに履き替えてしまったのです。何故か?当たり前なのですが、馴染まないのです。スタッフの皆一人ずつに「おかしくないか?」と訊いて回ったほどです。皆、おかしくないと言ってくれるのですが、落ち着かなくて、結局、洗うことに。

 それだけ、このジーンズ。身体に馴染んでいたのでしょうね。買う時は「高い!」と思っても、これだけ穿いて、破れても、まだ履きたいと思えるもの。そんなには無いでしょうね。

 ”擦り切れるまで着込んだ後も、再び求めてしまう。そんな物を提案したい”。これはグーローリーガイのオープン当初からのメッセージです。このジーンズを見ると、そのメッセージを大切にしていきたいと思います。

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金太郎飴

 来年1月31日に松坂屋岡崎店が閉店します。1971年の4月開業ですから38年の歴史に幕が閉じるわけです。以前より、噂があり、驚きはしなかったのですが、岡崎の中心街から、またひとつ灯りが消えるかと思うと、一抹の寂しさを覚えます。

 今から8年前、もうそんなに年月が経っているのかと驚くのですが、岡崎メルサが閉店しました。今は何とかと言う高層マンションが建っているのですが、この時はもっとショックでした。と言うのも、私も独立(1990年)する前はこのメルサの1階にある「マック8」で働いていたのです。私の世代の方なら、よくご存知ですね。元々は神戸の老舗マックの8番目の店。1973年当時、一世を風靡した「VAN」ショップとして岡崎にオープンしたのです。当時はメルサでなくサンリバーという名前でした。中学の時、初めてのデートで行った記憶があります。1983年にメルサに名前が変わって、私がここにお世話になる頃には、すでに「VAN」は無くなっていて(1978年に倒産)、当時はラルフ・ローレンを中心に展開していました。私が入社してすぐにDCブランドが大ブレークし、DCブランドだけを集めたエスパシオがメルサに増床され、市外からも多くの人が集まり、土日ともなれば康生通りは大勢の人で賑っていました。

 そして今は、通りを歩く人も疎らで、なんとも寂しい通りになってしまったのです。そして、ついに松坂屋も撤退。大きな要因はやはり郊外にできた大型ショッピングモールのせいでしょうね。名古屋から帰りの名鉄電車の窓から見える名鉄と松坂屋の看板を見て、やっと岡崎に着いたと、ほっとできる風景が無くなること、他と変わらない金太郎飴みたいな街になってしまう岡崎に複雑な感情を抱いているのは、私だけではないでしょうね。

 

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