2011.04.21
先日、NEWSでご紹介した【RAGAZZO ETERNO(ラガッツォ・エテルノ)】のカジュアルライン。次から次へと新しい商品を載せていかなければならない為、既に過去の記事になってしまいましたが、もう少し余韻を楽しませてください。それほど、思い入れの強い服なのです。もちろん私も購入して今日も着ております。
同じように思いを入れているものに、これも先日ご紹介した【Per noi(ペルノイ)】があります。イタリアの小さな工場には、多くの腕のよい職人さん達がいます。ただ、高い技術を持っていても、時としてそれを生かす場が無いときがあります。要するにアイデアが無いのです。例えば、【COVER】社。以前、グローリーガイでも【G.T.A】【MABTEX】と並んで扱っていたパンツブランドです。非常に穿きやすいパンツを作っていて、私も何本か購入しましたが、店頭ではさほど売れませんでした。【INCOTEX】を取り扱うことが決まったのと同時にオーダーするのをやめてしまいました。その【COVER】社、現在大人気の【PT01、05】を作っているファクトリーなのです。マリオ・ステファノ・マラン氏のアイデアが、技術力はあっても無名なファクトリーを有名にしてしまったのです。【Per noi】のグローブもイタリア マルケ州にある小さなファクトリーで作られています。ただ、その実力はと言えば、ドルチェ&ガッパーナ、ボッテガ ベネタ、コルネリアーニなどそうそうたるブランドのO.E.Mを手掛けてきた実力ファクトリー。今後、この【Per noi】と言うブランドは、「私たちからの提案」という意味が含まれていることからも、グローブだけに拘らず、様々なものを提案して、私たちを楽しませてくれることでしょう。そして、それは私たちの理想の形でもあるのです。【RAGAZZO ETERNO】も負けずに頑張らないといけませんね。
【Per noi】のスカーフではありません。昨年、家内のクローゼットから拝借をして以来、自分のもののように使っているスカーフ 。ややボリュームが出過ぎますが、【Per noi】は、この半分の大きさ。もっと、さりげなく使うことができるはずです。
ブログに載せるや早速、問い合わせがありました。価格は9975円(税込み)、納期は7月末ぐらいでしょうか。カモフラージュは大人気です。【RAGAZZO ETERNO】も、このワークジャケットが人気です。ブログを見てくださっている多くの女性ファン???のお一人の方が、ご主人にと購入してくださいました。
2011.04.16
【DRAKE’S(ドレイクス)】のネクタイが入荷しました。NEWSには、また詳しくご紹介しますね。
最近のクールビズ提唱でネクタイの売上げ本数が、ぐっと減ってしまったのが昨年。でも今年は、どうやらその流れも変わりそうです。実際、2月、3月のネクタイ需要は増えており、オーダー数を減らしたせいもあり、期中、メーカーに走って追加をかけたほどです。そして、今回もドレイクスのネクタイを展開するフェアファックスさんに急きょ連絡をして入れていただくことにしました。久しぶりにネクタイの並びの角度が45度です。
内輪の話ですが、売れない物の在庫過多は資金繰りを圧迫し、経営を苦しくさせます。かと言って売れ筋ばかり追いかけるのは、ショップとしての魅力を失いかねません。スーツが売れない、ネクタイが売れないからと言って、カジュアルなものばかり仕入れるのも片手落ち。オケージョン(特別な機会)で着る服を揃えていない店は、カジュアルショップです。いかにオケージョンに対応できるかは、とても大切で、それが店の品格にも繋がります。と偉そうなことを言いましたが、これは自分への反省の言葉でもあるのです。
2007年1月号のMEN'S EX 「ニッポンの名洋品店100」に選ばれました。雑誌社の方の取材を受け写真を撮られた時は、照れくさくもありましたが、とても嬉しかったですね。あれから、4年。日本を代表するメンズショップを目標に、日々、反省しながら勇往邁進しております。
2011.04.13
【Per noi(ペルノイ)】の展示会の為、東京に行ってきました。品川駅で降り、コンコースを歩くと照明の暗さに驚きます。地下鉄の券売機も半分は使えません。エスカレータも止まっています。全て節電の為です。地震のあった前日、3月10日に出かけて以来、1ヶ月ぶりの東京出張。心なしか、歩く人たちの足取りも重そうです。やはり、被災地に近いほど、この重さは増すのでしょう。
展示会場は、B.R.SHOPさんのBARにもなるショールーム。今回より、B.R.SHOPさんを運営されている「(株)ビー・アール・ティー」さんでの展開となります。他の展示会場で、何度となくお会いしている代表の大和さん。正式に挨拶をするのは今回が初めてです。「洋服が好きと言うより人が好き。」とおっしゃられる通り、大和さんのブログには交友関係の広さが伺われます。
さて、【Per noi(ペルノイ)】です。今回は、どんな仕掛けがあるのか、楽しみにしていましたが、やはり出てきましたね。カモフラージュです。
そして、スエード無地は、カラー見本からオーダーができるとの事です。気に入った色を選んでいたら、こんなにも並んでしまいました。
今回からレディースの登場です。スタッフの女性に(わざわざ)はめていただきました。
レディースの仕入れは、カシェートのスタッフと打ち合わせしないといけませんが、女性へのプレゼントに最適かなと、そんな下心を秘めながらの仕入れになりそうです。
そして、こんなお茶目なものも【Per noi】から登場です。
スカーフです。ただ、通常のものの半分の大きさで、ボリュームをぐっと抑えた新しい感覚のスカーフ。ポケットチーフにもなります。これなら照れずにさりげなく巻けそうです。今まで、ありそうでなかった、あったら良いのに。そんな痒いところに手を届かせてくれるのが【Per noi(ペルノイ)】です。ブランド名のPer noiは、「私たちからの提案」という意味が吹き込まれています。イタリアの小さな工房とのコラポレーションで生まれた【Per noi】。今後の展開が楽しみです。
早速、B.R.SHOPのスタッフの方にも協力して頂き、巻いてみました。ジャケットにもパーカーにも合います。襟元が暖かいのは勿論、白シャツの襟元の汚れをカバーもしてくれます。いつまでも巻いていたい、そんな気持ちにさせてくれるストール。外した途端、首元が寂しくなりましたね。
2011.04.12
震災から1ヶ月が経ちました。3月11日2時46分に東北地方を襲った大地震。地震そして津波による被害の大きさと未だ解決をみない原子力発電の問題は、今後の日本のあり方を大きく変えていかざる得ません。直接、被害の無かった私たちも小売業として、微力ながら日本の経済のためにできるだけのことをしていこうと改めて思う一日でした。
レディース店カシェートの駐車場横に咲く桜は、満開です。人の心を和ます桜も、今日の冷たい風で少しずつ散ってしまいます。自然は、人を脅かすと共に安らぎも与えてくれます。でも、やはり、人には人の力が必要だと、つくづく思います。
余震が続く中、若干の不安はありますが、明日、東京に行ってきます。昨年、業界に旋風を起こした「ペルノイ」の展示会があるのです。雑誌LEONに「はめるだけのグローブはいらない」というキャッチフレーズで話題になり、グローリーガイでも大人気でした。このブランドのエージェントは、実は被災地岩手県の方で、以前PTやバグッタなどを取り扱うトレメッツォの小林さんと一緒にお酒を飲んだ菅原さんです。岩手の盛岡で靴店も経営されています。お店のほうは震災の影響で大変厳しい状況の中、ボランティア活動をしながら展示会の準備を進めてこられました。
私達、服好きをワクワクさせてくれた「ペルノイ」。今回は、どんなモノで楽しませてくれるのでしょうか。
どんなに便利な世の中になっても、人と人との絆は切れることはありません。どんなに大変な状況にあっても、それは同じです。人を感動させてくれるのはモノではありません。人が、そのモノに思いを入れた時、感動が生まれるのです。戻ってきたら、早速、報告をいたしますので、ご期待ください。
2011.04.06
春です。桜も一気に咲き始め、暖かい陽射しに誘われて多くの方が花見に出かけていることでしょう。車で走っていても、所々に咲く桜の花に心和まされます。
そろそろ、長い間、世話になった冬物を片付け、軽快な服装で出かけたいものです。今、店頭ではマッキントッシュの話題で持ちきりです。今月のMENS EXの表紙にも載っていたせいもあり、問い合わせが多く、人気の高さをうかがわせます。納期がもう少し早ければと、毎回思うのですが、でも実際に着るのは今から。そんなマッキントッシュの中で、特に気になるモデルが「ALYTH」。製品染めして、最初からヴィンテージ感を出しているイタリア製のアウターもいいのですが、質実剛健な英国製のマッキントッシュのアウターは、特にお勧めです。製品としては未完成。着込み、年月をかけて体に馴染んだ時が完成品。3年後、5年後、そして10年後とエイジングを楽しむことができるのは、英国製の大きな魅力です。
展示会の際、一目惚れをしたのが、実は「ERISART(エリサート)」と言うG-9タイプのゴルフジャンパーです。20代後半に初めてネイビーのバラクータG-9を手に入れてから、ダートマスグリーン、タンと毎年のように購入したことを憶えています。今、私のクローゼットには、当時の物は既に無く、父が着ていたバラクータが残っているのみです。展示会で、この「ERISART」を見た時、来春はベイジュかカーキのブルゾンを欲しいと思っていただけに、「これだっ!」って感激したものです。でも、自分のサイズ38を余分にオーダーしたにも拘らず、売れてしまって・・・。そこで、気になったのが、この「ALYTH」。ここ2.3日最も問い合わせが多かったせいもあり、急に気になりだしたのです。今日、穿いていたPT05のジーンズにも先日購入したICONのオフホワイトのチノにも・・・とイメージが膨らんでいきます。
そして、ドライビングシューズを履き、「ALYTH(アリス)」のベルトを締め、襟元にストールを巻けば準備万端。後必要なのはオープンのスポーツカー・・・ですが、最後の物は、憧れとして取っておいて、とりあえずは愛用の自転車ビアンキで春の陽射しの中を駆け巡ろうと思っております。

