長い一日。長~い展示会報告。

 やっと、中目黒にたどり着きました。ここまで来るのに、本当に時間がかかってしまって・・・。

 これは、ブログ上での話です。8月26日の展示会報告が半月もかかってしまい、すいません。さぼってたわけでもありません。ましてや、イタリア人みたいに長期休暇を取っていたわけでもありません。例年より秋物の入荷が早く、それに伴って、お客様の購買時期も早まってきて、正直、焦っております。

 出張報告に話を戻しますと、日比谷線、中目黒駅を降り、目黒川沿い(桜の綺麗なところです)を歩いていくと、【ナイジェル・ケーボン】の展示会場にたどり着きます。グローリーガイの品揃えの中では、異色のブランドと言えるでしょう。彼の服に対する情熱、拘りに、いつも感動させられます。彼の洋服に対する「スケベ心」に共感すると言った方が良いのかもしれませんね。憶測ですが、彼は女性を愛するがごとく、洋服を愛して止まないのではないのでしょうか。既に、店頭では秋物が、かなり多く入荷しております。ご覧になっていただくと、そのことが良く分かるかと思います。

 次に、【ATTIRE】ブランドをプロデュースする松山氏に会うため、南青山の彼のオフィスへ。来春夏物の展示会と今週、開催するオーダー会の打ち合わせをしました。カメラのバッテリーを入れ忘れたことが悔やまれます。写真が無いので、文章ばかりで読みづらいですよね。

 急ぎます。今日は、6社ほど、回ることになっています。松山氏のオフィスから歩いて、7.8分のところに、「リデア」さんがあります。【バルバ】、【ヘルノ】などをセレクトしていますが、今秋から【ラルディー二】を展開しております。8月14日にアップした、あの”幻の【LARDINI】”を覚えていますか? 入るや否や、完売してしまった幻のラルディー二。なんとか、年内にもう一度、オーダーできないか、お願いする為に、伺うことにしたのです。生憎、イタリアはロングバケーションの最中。生地を何型か選んで、結果を待つ事に。何とか、1型(ネイビー系)のみ、11月に入荷することになりました。やはり、手作業の多い服。簡単には作れないのでしょうね。

 表参道から半蔵門線に乗り、九段下で下車。初めて降りる駅です。日本武道館を通り過ぎると、右に靖国神社が見えてきます。緑の多い場所で、この日、35度以上の猛暑日にもかかわらず、涼しい風が疲れを和らげてくれます。緑の多さだけではなく、この靖国神社からの厳粛な空気が、そう感じさせたのかもしれません。靖国通りを左に折れると、目的地である「コロネット」さんに着きます。この秋より、【ヤコブ・コーエン】のエージェントが変わりました。日本に初めて紹介した「N・K・クラシック」さんから長年、セレクトしていただけに、複雑な心境ですが、これもビジネス。仕方の無いことですね。

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 担当者の方に画像を送ってもらいました。やはり、定番が中心ですね。カーゴやショーツなどは、検討中です。

 

 

 そして、本日、最後の訪問先は、最近、人気急上昇の【MASTAI】をセレクトしている「ユーロワークス」さん。代表の本多さんは、岡崎市出身。もと「VAN」にみえた方で、口数の少ない、暖かい人柄の紳士です。なかなか、回りきれない事情を察してくださって、お盆の帰省の際にサンプルを持って、私どもの店に、わざわざ来てくださいます。その際、入荷済みの靴で、良い物があるからという話を聞いて、早速、見に行ったのです。それが、この【ゴールド・ブラザーズ】のデザートブーツと【オロビアンコ】のボディバックです。

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 【ゴールド・ブラザーズ】は、既にNEWSでご紹介してあります。【オロビアンコ】も、店頭においてありますので、見に来てください。

 さてさて、長い一日が終ります。この日、食事を済ませ、ホテルに入ったのは、10過ぎ。明日は、レディース中心の仕入れです。

 その前に、明日からべリーベリーショートバケーションです。明日、明後日と城巡りをしてきます。水曜日には、仕事に戻りますので、近いうちに報告させていただきます。

 

 



   

 

2011年春夏、展示会報告

 暑さの緩む間もなく、逆に9月に入って、更に暑さが増したような・・・。そんな異常な天気が続いています。夏の疲れが出るこの時季に追い討ちをかけるような暑さですが、後1週間もすれば、必ず涼しくなるはず。もう少しの辛抱です。

 先週の東京出張(8月26日、27日)も、湿度の高い暑い日になりました。特に26日は、訪問先が6件もあり、体力、気力の限界に挑戦です(大袈裟です)。この日一番に向ったのは、この秋より展開する「フランコバッシ」の展示会。JR恵比寿駅より徒歩7分の所にあります。商品のピックアップを終えて、カメラに収めようとすると、やけにカメラが軽い。そして、嫌な予感。昨夜、充電をしたままバッテリーを置いてきてしまったのです。夏バテではなく、夏ボケです。
担当の方にお願いして、画像を送ってもらうことにしました。

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 クールビズという環境対策の一つとして衣服の軽装化が叫ばれてから、春夏のネクタイは売れなくなったと言います。確かに、ゴールデンウィーク明けから、ネクタイ購入の動きは、ぴたっと止まります。”仕事用として、しなければならないからネクタイをする”人は、このノータイの流れを喜んでいることでしょう。でも”大人のたしなみとして、或いはお洒落の一環としてネクタイをしたい”と思っている方も多いはずです。その為にも、以前のように、品数の多さにだけ頼る仕入れは出来なくなりました。本当に、したいと思えるもの、個性を主張できる逸品を仕入れることが、更に重要になってきたのです。そんな変化の中で、私が選んだ一つに、「フランコバッシ」のネクタイがあります。上の写真は、来年春夏のコレクションですが、もうすぐ秋冬の物が入荷してきますので、ご期待ください。

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上のネクタイは、既に入荷している特別なニットタイです。【フランコバッシ】ではありませんが、Made in Italyのものです。何が特別かと言うと、詳しくはNEWSでご紹介しますが、ニットの編地が結び目のところだけ、より細かく打ち込んであります。ニットタイの結び目が、上手く出来ない方にも、このニットタイなら綺麗に結べますし、ディンプル(えくぼ)も楽に作ることができます。気になる方は、店頭でご確認ください。

 まだ1件目なのに、話が長くなりました。この後、恵比寿より日比谷線で中目黒に向います。【ナイジェル・ケーボン】の展示会です。そのお話は、次回。少しお待ちください。

 

 

2011年春夏、展示会報告       【JOHN SMEDLEY(ジョン・スメドレー)】

 まだまだ、ご紹介できていない展示会報告が山のようにあります。が、店頭のほうは、既に秋物が入荷し始めており、盆休み明けには、更に多くの新作が入荷してきますので、はしょって報告させていただきますね。

 まずは、【JOHN SMEDREY(ジョン・スメドレー)】。そう言えば、昨日も今日も着ています。昨日のジョンスメは、もう10年以上も前のものです。ネイビーの半袖ポロシャツ。既に廃盤になってしまっているモデルです。見た目は、繊細ですが、本当に長持ちします。もちろん家庭の洗濯機で洗っています。30ゲージのシーアイランドコットンならではの肌触りの良さ、上品さは、10年経っても変わることはありません。そして今日、着ているのは、昨年、購入した半袖ポロの定番とも言うべき「MILO」。カラーは「DEMERARA」という砂糖のような淡いベージュ。自分で言うのも変ですが、穿いているミディアム・グレーのトロピカルウールとの相性は抜群です。ウールのパンツに合うポロシャツって、なかなか無いですよね。

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メンズは、やはり定番を中心に オーダーをいれたのですが、レディースの内容がとても良くて、昨年の倍以上のオーダーになりました。カタログも以前よりナチュラルになり、オーダーが増えたのは、このモデルさんのせいかもしれません。レディースの仕入れに必要なのは、やはり”スケベ心”なのでしょうね。

2011年春夏、展示会報告

 「いちいち対応していると体がいくつあってもたりなさそう・・・」とは、今日の蟹座の運勢占い。確かに最近、細かいことまで対応しようとしていて、いつも時間が無くなります。そのせいか以前は、「報道ステーション」の始まる前か、番組の途中には帰宅していたのが、最近は、「NEWS ZERO」を見ながらの遅い晩飯に。夕飯とは程遠い食事時間ですね。それも、食べる量を減らせば良いものを、しっかり食事を取った後、お菓子をボリボリと。どうりでお腹がでてきたわけです。体重も3キロ増えて、昨日現在で66キロ。20年以上も変わらなかった体型も、最近はお腹が妙に気になりだしています。

 また、余分なことに対応していると時間が足らなくなります。遅ればせながら、展示会報告です。

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 【ORIAN(オリアン)】のシャツジャケット。オリアンがシャツジャケットを初めて発表したのが、2年前。もちろん、グローリーガイでも展開したのですが、残念なことに、ややサイズが大きめでした。今回のモデルは、余分な贅肉を取り(ドキ!人事ではありません。)、よりスマートに、着丈も短くなり、かなり格好良くなりました。


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 シャツジャケットと言えば、【Mario Muscariello(マリオムスカリエッロ)】。この時季、最も活躍しているのが、ここのシャツジャケット。本当に、毎日着ていて、休ませる暇がありません。写真だと分かりづらいですが、右から4番目のネイビーのピンドット柄が素敵でした。新型やカプリシャツもオーダーしていますので、ご期待ください。


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 次の春夏で最も力を入れたいのが、鞄、靴、ベルトなどの小物。ご紹介するは、ほんの一部ですが、他にも一杯、オーダーを入れています。また、時間の許す限り、ご紹介していきます。

 10時を廻りましたね。既に、「報道ステーション」が始まってしまいました。ダイエットの為に、今日はこの辺で終らせていただきますね。念のために、あまりウエスト周りを注目しないで下さいね。
  
  

2011年春夏、展示会報告 【スローウエアグループ】

 遅れ遅れになっている展示会報告です。店頭は、少しずつ秋物が入荷しており、入荷情報もこれから載せていきたいので、駆け足でご紹介していきますね。

 【ZANONE】、【glanshirt】そして【INCOTEX】を展開するスローウエアグループの展示会に行ってきました。

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 ザノーネならではの柔らかい色だし。サイズ感も良く、クラシックでありながら、モード感あるコレクションは、期待を裏切りません。

P1012369 同じクラシコ系のシャツブランドに比べると、肩の力を抜いた感じのグランス。もともと、リゾートウエアとして70年代にイタリアで大ブレークしたシャツだけに色の抜け感、着心地感も申し分無しのシャツブランドです。

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 久しぶりにオーダーする「チンクエタスケ」。新鮮です。そして右は、初めて展開する「J30」モデル。

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 今年、マイナーチェンジのあった「J35」モデル。左、コットン のハケ目は、夏のビジネスにも使えそうです。価格も2万円中と魅力的です。右、ウールの千鳥格子は、今までより質感があり、ドライな仕上がりになっています。

 写真で、ご紹介できるのは、ほんの一部。毎シーズン、大きな変化はありませんが、安心してご提案できるスローウエアグループの面々。このブランドを展開できるのは、グローリーガイの誇りですね。

  


  

 


 

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