2011.07.31
気がつけば、もう1週間もブログを更新していませんでした。それも、まだミラノに留まったままです。
7月の1週目から日本で始まったメインコレクションのハードスケジュールさに汗水たらして、駆けずり回っております。来春夏は、エージェントの皆さんが、かなりのスケベ心で魅力的な商品を紹介してくれるものですから、自ずと滞在時間が長くなります。この忙しさは、8月初めまで続きそうです。
さて、ミラノに戻りましょう。
移動は、もっぱらタクシー。でも次回からは、この路面電車に乗れるようにします。節約にもなります。
クラシコ最高峰「Kiton(キトン)」のショップ前にて。購買意欲なければ入るべからず・・・。素通りです。
イタリアの店は、日本と違ってお客様は神様ではありません。買う意思がないのに、店に入って勝手に商品を触ることは、とても無礼なことです。また、挨拶も忘れずに。入る時に、朝、昼なら「ボンジョルノ」、夕方なら「ボナセーラ」と言えば、好印象です。できれば、出る時にも「アリヴェデルチ(また、今度。さよなら。)」と言うといいですね。
「BRUNELLO CUCINELLI(ブルネロ・クチネリ)」のショーウインドゥ。もうすでに秋を感じさせるディスプレーです。
他のブランドショップの殆どが、秋冬物を飾っていましたね。さすが、ミラノ。流行の発信地です。
グローブと言えば、「Sermoneta(セルモネータ)」。ローマのスペイン広場に本店があります。夏だと言うのに、ひっきりなしにお客さんが来ていました。皆さん、よくご存知です。
「GUCCI」の店の前を、飛び切りの美人が歩いていきます。でも、男達の熱い視線は、こちらに。

車好きならずとも、このメルセデス・ベンツSLRマクラーレンロードスターの存在感には立ち止まらずを得ません。見事なプロポーション。下の写真、この角度が大好きです。因みに、価格は7000万円。笑うしかありませんね。
明日も仕事です。見とれてる時間はありません。
2011.07.23
CARUSO(カルーゾ)のショールームを出て、WHITE HOMMEの展示会場に向います。
名前の通り、白で統一された建物や会場内。出品しているブランドも、コンテンポラリーなカジュアル系ブランドが多く、フィレンツェで行われたピッティとは雰囲気は異なります。ただ、コンサバなクラシコ系ブランドも、最近はホワイトに出品したり、また逆もありで、お互いが刺激しあっているみたいです。

展示会場には何箇所か、軽い食事と飲み物を売っている場所があります。こんな空間までが、センスよく見えてしまいます。
そして、このように素敵な方はピアノを弾いていらっしゃいました。
見とれてばかりではいけません。仕事をしましょう。
この秋より展開予定の【G.V.CONTE]】。M65型のモデルは、このブランドの得意とするところ。サイジングも綺麗で、着用しているモデルは、ジャージ素材。入荷が楽しみな新ブランドです。
1976年イタリア・ヴィチェンツァ創業の【ZANELLATO(ザネラート)】は、知る人ぞ知るイタリアの実力派ファクトリー。 最近、展開し始めた【CICEI】も順調な滑り出し。他に良いブランドがないかと探していたら、見つかりました。一目ぼれです。来春には、店頭に並ぶはずですので、ご期待ください。
この後も時間があったのですが、早くミラノの通りを歩きたく、早々に会場を後にしてしまいました。過去、ピッテイ会場の近くに居ながら、仕事もせず、美術館めぐりをしてしまったことを思えば、よく働いております。
2011.07.18
フィレンツェからユーロスターでミラノに移動します。昼の12時、1時間45分でミラノ到着です。
今回、ミラノでお世話になるホテル・ポリツィアーノ フィエラ。清潔感ある明るい部屋です。ただ、以前にお話したようにバスタブが付いていないのが残念です。
荷物を置くと、すぐに出発です。午後から、CARUSO(カルーゾ)のショールームで、インターブリッジの木村さんに会う約束をしています。

カルーゾのショールームがある場所は、観光でミラノに行かれた方なら、必ず歩くことになるモンテナポレオーネ通り。いわゆるブランドショップ街の中心にある通りです。丁度、この日、ショールーム開設の初日で、ささやかなパーティが行われていました。ショールームと言うより、一軒のお宅を訪ねているようでした。
気になるのが、上の写真左側ですよね。
【CARUSO(カルーソ)】は、1958年、パルマでラファエル・カルーソ氏によって創立されたマコ社のオリジナルブランドです。パルマと言えば、美食の都と言われていて、パルマハムが有名ですね。このパルマハム、正式にはProsciutto di parma(プロシュット・ディ・パルマ)と呼び世界三大ハムの一つです。参考のために、後の二つは中国の金華ハム、スペインのハモン・セラーノです。
ハムと職人さんを、この日のパーティのために、パルマから取り寄せたのです。本当に心憎い演出でもてなしてくれます。また、これはパルマに対する愛情と誇りの表れなのでしょうね。彼らはパルマの地ににこだわり、パルマを愛しているのです。この気持ちは、よく分かります。私も岡崎という土地を愛していますし、ここから全国に発信していけることを誇りに思っています。さらに、彼らがこだわった物がテラスにもありました。
写真左に見える植物は、イチゴです。パルマの本社、工場のある周りには、沢山のイチゴが栽培されているそうです。よりパルマを感じるために、このテラスにも植えたのです。そして、ワインの横にはイチゴが山のように置かれていました。この演出には、一緒に訪れた友人のOさん(写真右)も感動し、思わずカメラに収めていました。写真左に立たれているのが、インタブリッジの木村さん。長いお付き合いです。今回もずいぶんとお世話になりました。
そして、この演出とワインに心地よく酔っている方々が。とてもお洒落な方々です。白のスーツを素敵に着こなされている紳士。どこかで見覚えがありませんか。そう、この方こそ・・・。
そうなんです。ご存知、ミラノの重鎮でありAl Bazar(アルバザール)のオーナーであるリーノ氏。いやぁ~、お得意のポーズで決められると、もう私など、影の薄いこと(髪は元から薄いです)。やはり貫禄のある方です。リーノ氏とは翌日、Al Bazarでお会いすることになります。
2011.07.15
中央駅近くにあるサンタ・マリア・ノヴェラ広場。イタリアは、今年、建国150周年を迎えました。それに因んだイベントなのでしょうか。そして、この近くに世界最古の薬局として800年の歴史を誇るサンタ・マリア・ノヴェラ本店があります。日本に入ってきた当時、東京出張の帰りに銀座店によく通いました。オーデコロン、ハーブウォーター、ソープ、ポプリなど、少しずつ買い足していき、最後は、店頭で販売できないかと、日本の代理店に申し込みに行ったほどです。結局、実現しませんでしたが、当時、かなりはまりましたね。懐かしい話です。
この広場に隣接するホテル・ローマ。ここが、今回、宿泊したホテルです。こじんまりとした清潔なホテルで、バスタブがあるのが、何よりです。朝晩、バスタブにゆっくり浸かって、歯を磨いたり、頭を洗ったりするのが日課である私にとって、バスタブは不可欠です。4星以上なら、大丈夫かと思っていると、時々、シャワーしか付いていない場合があります。実は、今回、ミラノのホテルにはバスタブがありませんでした。
町の中心にあるレプブリカ広場は、フィレンツェという町の発祥の地。町ができた頃は、この広場を中心にして半径500m程の小さな町だったそうです。
広場の隅にメリーゴーランド。遊園地でしか見たことがなく驚きましたが、回りの建物と調和していて、とても素敵です。この発想は日本にはないですね。ここのメリーゴーランドのおかげで、この場所が大好きになりました。実は、昨日もこの場所に来て、食事をしています。
今夜は、白ワインとシーフードでフィレンツェ最後の夜を楽しみます。イタリアに来てから、お酒が強くなったかもしれません。
この方、この界隈では有名なのかもしれません。接客も見事ですが、料理を分ける手際のよさは、正に職人芸。言葉は通じませんが、楽しませて頂きました。
広場のどこからか、素敵な歌声も聴こえてきます。大人が楽しむには最高の場所。こうしてフィレンツェ最後の夜がゆっくりと優しく過ぎていきます。
明日は、ミラノです。
2011.07.13
陽射しを直接浴びれば、溶けてしまいそうな、そんな暑さです。そんな暑さを少しでも和らげてもらえればと思い、イタリアから爽やかな話題をお届けします。
フィレンツェで行われたピッティが16日金曜日で終わり、土曜日に一日、時間が空いた為、思い切ってCHIANTI(キャンティ)まで行くことにしました。フィレンツェ(州都)と同じトスカーナ州にある田舎町です。車で1時間強。早速、タクシーを拾って、出かけます。
イタリアに来て、目の保養になるものは、洋服以外に女性、いや失礼、車です。車好きにはたまらないでしょうね。ルノーやプジョーなどのフランス車、フィアットやアルファロメオはもちろん。ドイツ車も多く走っています。未だ、フランス車、イタリア車に乗ったことのない私としては、美しいフォルムに体を乗り出して、見とれるばかりです。目に栄養を与える為に、美しいものを見ることは大切です。
フロントガラスに付いた鳥の糞が気になりますが、お許しください。30分も車を走らせると、今度は、のどかな風景と心地よい風が出迎えてくれます。その中にいると、本当に幸せな気分になります。
キャンティに到着です。
町の広場にあるGIOVANINI DA VERRAZZANO(ジョバンニ・ダ・ヴェラッツァーノ)の銅像。イタリア人の探検家であり、1524年にフランス王の依頼で北アメリカ大西洋海岸(東海岸)を探検した最初のヨーロッパ人とされています。
広場では、市が出ていて、洋服、靴などの雑貨、野菜や果物など生活に必要なものは何でも揃います。土曜日と合って観光客以外に地元の人たちで賑わっていました。
そして、キャンティと言えば、酒好き、特にワイン好きの方ならお分かりですよね。少し軽めの赤ワイン。肉料理との相性は、抜群です。こんな地下の部屋が、いくつもあり、どれをどうやって選んで良いのか・・・。凄い量のワインが並んでいます。この後、近くのレストランで食事です。もちろん、肉料理にキャンティ・クラッシコで。
広場の両脇は、土産物屋さんがぎっしり。店でお客さんにお出しする為の大量のチョコレートとスタッフや知り合いへのお土産にとパスタを購入しました。ところが、タクシー代を節約し、バスに乗ったのが失敗です。バスは待てども来ない。2時間以上待って、やっとです。さらに降りる際に、お金の払い方が分からないまま、右往左往していたら、なんと!買ったお土産を全て、バスに置いてきてしまったのです。気づけど遅く、バスは既に視界から遠ざかってしまっているし、勝手を知らない異国の地では、どうすることもできません。携帯電話に続き、大失態です。でも、それも旅の良き思い出・・・。でも悔しい!

