2011.07.18
フィレンツェからユーロスターでミラノに移動します。昼の12時、1時間45分でミラノ到着です。
今回、ミラノでお世話になるホテル・ポリツィアーノ フィエラ。清潔感ある明るい部屋です。ただ、以前にお話したようにバスタブが付いていないのが残念です。
荷物を置くと、すぐに出発です。午後から、CARUSO(カルーゾ)のショールームで、インターブリッジの木村さんに会う約束をしています。
カルーゾのショールームがある場所は、観光でミラノに行かれた方なら、必ず歩くことになるモンテナポレオーネ通り。いわゆるブランドショップ街の中心にある通りです。丁度、この日、ショールーム開設の初日で、ささやかなパーティが行われていました。ショールームと言うより、一軒のお宅を訪ねているようでした。
気になるのが、上の写真左側ですよね。
【CARUSO(カルーソ)】は、1958年、パルマでラファエル・カルーソ氏によって創立されたマコ社のオリジナルブランドです。パルマと言えば、美食の都と言われていて、パルマハムが有名ですね。このパルマハム、正式にはProsciutto di parma(プロシュット・ディ・パルマ)と呼び世界三大ハムの一つです。参考のために、後の二つは中国の金華ハム、スペインのハモン・セラーノです。
ハムと職人さんを、この日のパーティのために、パルマから取り寄せたのです。本当に心憎い演出でもてなしてくれます。また、これはパルマに対する愛情と誇りの表れなのでしょうね。彼らはパルマの地ににこだわり、パルマを愛しているのです。この気持ちは、よく分かります。私も岡崎という土地を愛していますし、ここから全国に発信していけることを誇りに思っています。さらに、彼らがこだわった物がテラスにもありました。
写真左に見える植物は、イチゴです。パルマの本社、工場のある周りには、沢山のイチゴが栽培されているそうです。よりパルマを感じるために、このテラスにも植えたのです。そして、ワインの横にはイチゴが山のように置かれていました。この演出には、一緒に訪れた友人のOさん(写真右)も感動し、思わずカメラに収めていました。写真左に立たれているのが、インタブリッジの木村さん。長いお付き合いです。今回もずいぶんとお世話になりました。
そして、この演出とワインに心地よく酔っている方々が。とてもお洒落な方々です。白のスーツを素敵に着こなされている紳士。どこかで見覚えがありませんか。そう、この方こそ・・・。
そうなんです。ご存知、ミラノの重鎮でありAl Bazar(アルバザール)のオーナーであるリーノ氏。いやぁ~、お得意のポーズで決められると、もう私など、影の薄いこと(髪は元から薄いです)。やはり貫禄のある方です。リーノ氏とは翌日、Al Bazarでお会いすることになります。