展示会のあとは…

  モナコでの宿泊先は、フェアモンテ。F1好きの私にとっては、たまらない場所。

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  目の前には、あの有名なカーブ。ホテルの下はトンネルになっていて、時速300キロで走り抜けます。

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展示会のあとは…

  ミラノの仕事を早めに切り上げて、向かったのは、モナコ。少し早めのバカンスを楽しんできます。詳しくは、帰国後にご報告しますね。

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蒸し風呂あり、旬の食材に酒に...   旅の一番の楽しみは、やはり宿

 昨日は、今年最後の定休日。個人的には、12月に入って初めて取る貴重な休み。久しぶりに息子を誘って映画でも観にいこうと思いましたが、現実はそんなに甘くはありません。この後も31日まで休みが取れないため、我が家の強制的掃除に借り出されることに。特に粗大ごみは私の担当。この日、2回に分けてクリーンセンターへ息子とドライブ。車の中で、映画は字幕か吹替えかで揉めはしましたが、のどかな休日となりました。結局、夜、名古屋で学生時代の仲良し4人組みの飲み会があり、映画はお預けです。

 さてさて、鹿児島への慰安旅行報告が延びております。2013年秋冬プレコレクションのご報告が控えておりますので飛ばしますね。ところで、どこまででした・・・。そうそう知覧の特攻平和会館まででした。

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 今回のお宿は、砂蒸し温泉として有名な指宿「白水館」。和風のたたずまいで私たちを出迎えてくれました。

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 奥に見えるのが錦江湾(写真下)。松の緑と青い海に囲まれた豊かな自然が、ライトアップされることによって、さらに幻想的な風景に。綺麗でした。早速、砂蒸し風呂に露天風呂。その後は地元の食材を生かした献立で旬の物を堪能。写真を撮ることも時間が経つことも忘れて、大はしゃぎです(宴会写真が数枚ありましたが、この風景の後に出すには・・・ということで却下しました。あしからず)。

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 一夜明けて、部屋から見る錦江湾。捨てるほどの旅の恥は掻いておりませんが、昨夜の酔っ払いの痕跡はどこにもないような、爽やかな朝です。

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 出掛ける時より何故か距離が縮まった二人。酒豪と下戸の間に何か共通点があったのでしょうか。いいコンビです。

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 相変わらず鼻の下が長い私は、やはり両手に花。私の右隣の女性は、仲居さんとしてお世話になった種子島出身の島崎さん。左の女性は、ラウンジで働いている室屋さん。鹿児島出身の"薩摩おごじょ"です。お二人とも気立てがよく、優しい雰囲気の女性。でも、きっと芯が通ったしっかり者なのでしょうね。息子の嫁には、鹿児島からもらうのがいいと、勝手に思ったりしておりましたが、息子はまだ17歳。気の早い話です。

 本日は、ここまでにいたしましょう。近日中に最終回をご報告させていただきます。

 

 

 

旅先での想いは、平成から江戸時代、そして昭和へと

 冬眠をしたくなるような寒さです。寒がりな私は、11ヶ月休み無しで働いてもいいから、一年で最も、寒い時期の1ヶ月を避寒地でゆっくりと休みたいと、つくづく思うのです。でも、それを許してくれないのは、年2回の展示会が最も暑い夏と最も寒い冬にあることです。12月から始まるプレコレクション、1月のイタリア海外出張、そして戻ってからのメインコレクションとおよそ2ヶ月にわたり、ハードなスケジュールをこなします。明日、明後日もプレコレクションの為、今年最後となる東京出張に出掛けていきます。その前に、珍道中の模様をご報告しますね。

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 慰安旅行ではなく、展示会に行くような二人の出で立ち。ただ、いつもと異なるのは場所が空港ということ、そして笑顔。ただ気になるのは、この距離感です。椅子を一つ空けて座るところなんぞ、彼らの人間関係が良く分かるというものです。

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 鹿児島空港に到着した際の3人の写真は、前回お見せいたしました。最初に向かったのは、薩摩の小京都といわれる知覧の武家屋敷群。生け垣と石垣が美しい小路の両側に武家屋敷が続きます。

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 何故かこの時代の風景に溶け込んでしまう彼は、一体何者でしょう。生まれてくる時代を間違えてしまった・・・ような気がします。

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 この方は似合いません。ただ彼が合わないのは、武家顔ではなく公家顔だからでしょう。ここは武家屋敷ですからね。

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 酒も煙草もやらない(他は知りませんが・・・)彼が目ざとく見つけたのが、ここ。どうやら食べ盛りの彼は、ぜんざいに引き寄せられたようです。

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 武家顔かどうかは分かりませんが、つい正座をしてしまいます。背筋を伸ばさないといけない空気がここにはあります。古い家屋の中で食べるぜんざいは格別です。横においてあるゴマせんべいは、ここでしか売っていないもの。帰りの空港で探しましたが、どこにも売っていませんでした。残念です。

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 そして、今回も一緒です。このお方、業界では、かなりの有名人。知り合って、22年。もう腐れ縁ですね。

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 名勝指定の「佐多三舟氏庭園」は、江戸時代中期、宝暦年間(1751年~1763年)に作られたものです。知覧庭園の中では最も、豪華で広い庭園です。右側の二人、付き合いが長いのも困ります。傾きまでもが同じ。不思議です。

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 知覧特攻平和会館です。太平洋戦争の末期、沖縄戦で爆弾を装備した飛行機もろとも敵艦に体当たりするという人類史上類のない作戦で、多くの若い命が失われました。この地が出撃基地であったことから、英霊を祀り、当時の遺品、記録などを集めて展示してある場所です。今夏の終わりに出掛けた広島護国神社や広島平和祈念公園は、原爆投下によって犠牲になられた方々の霊を祀っています。2年続けて訪れた沖縄のひめゆりの塔、平和祈念公園。時代を継承している同じ日本人として、また戦争を知らない世代として、必ず訪れるべき場所です。

 本日は、ここまでにしますね。

旅の始まりは、服装からです。

 昨日のNEWSblogで、旅行報告の予告をしたものですから、私のブログへのアクセス件数が一気にあがりました。気にかけていただき、嬉しい限りです。

 急に寒くなったのと、そろそろボーナスの出る頃とあって、店頭のほうも忙しくなってきました。また早くも2013年秋冬プレコレクションのオーダーも近づいていて、何かとせわしない毎日。ゆっくりご報告する時間がありませんが、少しずつ載せていきますので楽しみにしていてください。

 本日は、一枚の写真だけお見せして、珍道中の始まりとさせていただきます。

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 鹿児島空港に着いた際に撮った写真です。今回の旅に向けての意気込みが並大抵でない方が約1名おります。お分かりになりますね。どうやら薩摩隼人に対抗して、薩摩おごじょにもてよう、な~んて魂胆が見え見えです。下心は隠して何ぼなんですが、彼の場合は隠し切れません。風に舞うマッキントッシュのコートが眩しすぎます。ルビアムのチェスターコートで程よく隠している彼を見習わなければなりませんね。最も下心を隠しているのは、実は私だったりするのですが・・・。

 さぁ、これから指宿に向かいます。

 

 

 

 



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