歳を重ねるほど、洋服を着るのが楽しくなります!!

 懐かしいブランドです。私が20代の頃、憧れていたり、愛用していたものが、再び注目を浴びています。蔵庫/マガジーノに初登場したSUPERGA/スペルガもそんなブランドです。バイニングしたのは、30代のマスヤマと20代のジュニア。彼らにとっては、新鮮に映るのでしょうね。BARACUT/バラクータも然りです。映画や音楽に敏感であり貪欲な青春時代。スターたちが愛用している写真を見て憧れたりするのは当然のことです。そんな時代は遠く昔のことですが、歳をとることで楽しみは2倍に増えました。それは、読書も同じ。若い頃に読んだ本を読み返すと、新しい発見があります。年を重ねることの楽しみです。

 そんなことを思いながら、この年齢になって、実に似合う...なんて自惚れているアイテムがあります。それは、CINQUANTA/チンクワンタのレザー。かつてピエランジェロ・ダコスティンと奥様のグン・ヨハンソンの二人が立ち上げた「hLam/ラム」。モナコへ旅した際に受けたインスピレーションからデザインされたコレクションです。特にレザーの美しさは格別で、レザーの虜となったきっかけを作ってくれたブランドなんです。ただ、このブランドが作り出すレザーはかなりマニアックでした。今は、もっとシンプルなレザーに惹かれます。EMMETI/エンメティも素敵ですが、最近はややミーハー的で、私の年齢では若いかな、なんて思ってしまいます。

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 シンプルでエレガント、そして服に丸みがあります。その丸みがセクシーと呼べる大切なことなんです。これは人も同じ。体型ではありませんよ。心のことです。丸みがあるからこそ、人の魅力も増します。懐の深さと置き換えてもいいかもしれません。

 顔は写っていませんが、かなりのドヤ顔です。全部欲しいと思うのは、選んだ本人としては当然の思いでしょう。どれか一つに絞らなければなりません。どれにするかは内緒...というより、当面はお客様優先です。

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