オフ気分+雨仕様が、本日の出で立ちです!!

 昨日の30度超えの真夏日とは一転して、気温は上がりません。20度くらいでしょうか。午後からの横降りの雨は、傘を差していても足元を濡らします。「こんな日は忙しくなるかな」と予測したとおり、店頭は朝から閉店時間まで切れ目のない忙しさで、ナグラさんとタカイちゃんは天手古舞いです。私はといえば、ブログの休息日でもあり、オフ気分で出勤の為、フラフラしておりましたが、"本日の出で立ち"だけはと、閉店時間が過ぎてからパソコンの前に座っております。

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 本日の出で立ちは、オフ気分+雨仕様です。雨ですので、Sealup(シーラップ)のレインコートを着ています。注目していただきたいのが、【JACOB COHEM/ヤコブ コーエン】のジーンズ。所有しているデニムの殆どがヤコブ コーエンですが、ここ最近はRICHARD J.BROWN(リチャード ジェイ ブラウン)に目がいっていたせいか、久しぶりの購入となりました。先月の25日にご案内させていただいた「J656」です。数多くのコレクションの中で、バックパッチのデザインとリネンのバンダナにまず目が留まり、インディゴの色合いや色落ち具合に即オーダーしたモデルですが、実際、穿いてみると、今の自分の嗜好にピッタリなんです。10年以上穿くデニムに妥協はありません。

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 24㎝の安定感ある股上。腰周りからワタリにかけての程よいゆとりは、膝下でぐっと絞られます。そして股下74.0㎝で、16.3㎝の裾にかけての自然なテーパードラインが何とも言えない美しさ。穿いた瞬間に、「これ、買おう!!」ってジュニアで宣言したほどです。かつて大人気、いや今でも人気があるのかもしれない「688」モデルを、現代風にモデファイしたのが、この「656」と言えそうです。

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 さり気ないステッチと「J」のロゴ刺繍。ベルトのピン止めの配色も好みです。JACOB COHEN(ヤコブ コーエン)独特のフロント釦が見え隠れするのもセクシーです。

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 シンプルで、質のよいものを、いかにさり気なく着るか...は、昔からの好みでもあり、永遠のテーマでもあります。この日、合わせたシャツも白のボタンダウンにライトグレーのラウンドネックセーター。ブルックスのボタンダウンに憧れたこともありますが、アメリカ人体型ではない私には合いません。Finamore(フィナモレ)に出会ってからは、このブランドのボタンダウンをずっと着ています。ニットはDRUMOHR(ドルモア)のもので、カシミア混のコットンです。ドルモアに限らず、サマーニットでもカシミア混を選ぶのは、手触りの柔らかさ。肌寒い時に着る機会の多いニットだけにカシミアの温もりは必要。またリネンシャツのざらっとした質感とも好相性です。イタリア人も好んで着るカシミア混のニットですが、日本ではシンプルすぎるのか、あまり売れてはいません。ただ一度手にされた方のリピート率が多いのも事実です。

 少し長くなりますが、選んだデニムのフォルムに合わせて、少し工夫をしてみました。アイテムはニット。最近、"自分のことは自分でやらなければ"と教えられている私は、よく洗濯をします。全体に伸ばしてやろうなんて、本来ならクリーニングですが、洗濯機に放り込み、ハンガーで干してみました。特に緩めたかったのは、首周り。水分を含んだニットをハンガーで干せば、当然伸びます。好い頃合いを見て、ハンガーから外して形を整えたのが、写真のラウンド加減。ボタンダウンの片方の釦を外し、ニットの外に出せば、さり気なさの完成です。

 時には、釦が外れてるよ、なんて指摘されるかもしれません。そんな時は素直に「ありがとう」と言います。

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