「007 スカイフォール」を観て、思うことです。

 日本とイタリアの時差はサマータイム中ですので、7時間。日本のほうが7時間進んでいます。日本が朝の6時なら、イタリアは前日の23時。どうやら私の体内時計は、このイタリア時間に設定されているようです。春頃から徐々にずれていき、6月のイタリア出張の頃には、ぴったりと合ってきます。この時期、日本にいるときは寝入るのが明け方。出張中は12時前には就寝と、時差ぼけに悩まされることなく熟睡です。戻ってくれば、疲れもあるのか自然と日本時間に戻るのが常...がしかし、今回のイタリア行きは断念。なぜか時間が戻らず、未だにイタリア時間です。

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 そんな夜、眠れない私を見て、心優しい息子が手渡してくれたのが、こちら。007のスカイフォールのDVDと鉄アレイです。「起きているなら、イタリア語の勉強でもしたら」なんて最初は言っておりましたが、その気のない私を見て、諦めたのでしょう。「映画を観ながら、体を鍛えたら」という愛情表現です。DVDで映画を観るのは、久しぶり。一昔前ならビデオやさんでまとめ借りして毎晩のように観ていたのに...。いざ観ようと思ってリモコンを手にしたのに操作が分からず、息子に訊く始末です。ここ数年、余裕のない生活をしていたせいですね。

 ボンド役はダニエル・クレイグ。三作目の抜擢です。気になるのはファッションですが、今回、身につけているスーツはトム・フォード。個人的にはブリオーニのスーツの方が好きですが、タブカラーシャツにはこのスタイルの方が似合いそうです。最初はボタンダウン?と思いましたが、やはりイギリス映画。スポーティーさもありながらクラシックな表情を持つタブカラーのVゾーンは魅力的でした。そして何と行っても感動は、アストンマーティンDB5の登場です。「ゴールドフィンガー」で初めてボンドカーとしてベントレーに換わり支給。そのフォルムもさることながら秘密兵器となる装備がまた格好良く、当時の憧れ、いや今でも憧れの車として記憶に残っています。この映画の主題歌となったシャーリー・バッシの歌も素敵でした。世代なんでしょうね。どうしてもショーン・コネリー演じる007の方に気持ちがいってしまいます。

 23日に行われた国民投票で、欧州連合からの離脱が決まったイギリス。世界中に大きな波紋が広がっていきそうです。次なる007は、どんなストーリーになるのでしょうか。

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