歳を重ねる記念日に...

 ♪Happy Birthday to you~♪ なんて、大合唱は聴こえてきませんでしたが、昨日は、私の誕生日。家内との外食は久しぶり。ましてや、誕生日に二人で食事するなんて、何年振りでしょう か。この時期は、展示会シーズンで毎週東京です。ただ今週が展示会の狭間になったこと、偶然、22日が火曜日(定休日)ということもあり、実現した誕生日 のお祝いです。

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  誕生日で思い出したことがあります。昨年の誕生日は、東京出張の最中。ちょうど、その日、神戸のチンクエクラシコの藤原社長から食事のお誘いを頂いてお り、青山にあるイタリアンに駆けつけたのでした。席には藤原社長の他にレディースバイヤーのウッチーさんとスタッフのキダ君、そしてPT JAPANの関さんと。業界仲間の食事会は、刺激にもなり有意義な時間です。話が佳境に入る頃、全くのサプライズでした。なんと、皆さんが誕生日をお祝い してくれたのです。いやぁ、これには参りました! 思わず目頭が熱くなります。うちのスタッフに、爪の垢を煎じて飲ませたいものです...は、冗談にしても、まさか、まさか、他のお店の方々にお祝いしていただくなんて、本当に驚きでした。

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 今年の誕生日に選んだ店は、スタッフの誕生日会や歓迎会、送別会など、記念日などの特別な日に利用させていただいているフレンチの"デッサン ブリュス"。フレンチなら、絶対にここ!って、決めているお気に入りの店です。

  イタリアや東京出張で美味しいモノを食べてきますが、どこのお店にも負けない料理と雰囲気が、ここにはあります。シェフが作る料理は、とても繊細で美味。 ソムリエのスダ氏が選ぶワインは絶妙。マダムとの会話も料理に花を添えます。そして、美しいナイフは更に料理を引き立て、食事を楽しいものにしてくれる のです。

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  世界中のソムリエが憧れる「シャトーラギオール」のソムリエナイフ。外見の優美さだけではなく、機能、耐久性にも優れています。フランス南部のミディ= ピレネー地域圏アヴェロン県にある人口1.200人あまりの小さな村で、家内工業として作られる刃物。ラギオールナイフのシンボルとされている、取っ手上 の部分にある彫刻。"蝿"という説と"ミツバチ"という説がありますが、できれば"ミツバチ"ということにしておきたいですね。

 料理人が拘る包丁、作家ならペン(今は違うかもしれません)、テーラーなら鋏。私たち、フィッターならメジャーでしょうか。人生の達人なら、生き様...なんて、格好良すぎです!

 昔は、誕生日なんて、一つ歳をとるだけじゃん(三河弁です)、なんて気にもかけなかったのですが...。最近は、一年に一度の自分だけの記念日。大切にしたいな、なんて思っております。素敵な誕生日、来年も来るといいですね。

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