今季のセール事情&ご案内

  6月も半ばを過ぎて、そろそろセールの話題が出始めています。年々、早まるセール、また一年中セールをしている店もあり、何が適正価格なのか分からなくなります。売れないから、他がセールするからと理由は明瞭。利益率の下がるセールは、出来ることなら避けたいものです。ましてやセールを見込んで、価格設定するなんては言語道断です。セールで物を買わない方にっては、欲しいときに物が無くなってしまうことも懸念材料です。

今年の1月に出掛けたイタリア。ミラノでの食事会の際、神戸で店を構える力のあるセレクトショップのオーナーから、「セールって、するんですか?」と訊かれたことを思い出します。「するよ。」って答えると、「やめましょうよ。定価で買われた方に失礼じゃないですか。」と正直、返答にしどろもどろでした。セールをしないことは理想的ですが、なかなか難しいことです。それを実際に実行されていることは、賞賛に値します。

今年は、大手の百貨店がセールの後ろ倒しを唱えています。6月末から7月初頭に開始していたセールを13日からに後ろ倒しすると言うことです。影響力のある大手の百貨店だけに同調する向きもありますが、問題は単純ではありません。ただ、セールの後ろ倒しは、長い目で見れば業界にとっても消費者にとっても良いことのように思えます。

フランスではセールの開始期間が法律で定められています。イタリアでも州によって若干異なりますが、大体のオフィシャル開催日が決まっています。期間を統一した方が、お祭り気分で街も盛り上がるかもしれませんね。

ところでグローリーガイは?と言うお声が聞こえてきそうなので、ご案内します。今季は7月13日(金)からお盆頃までとなります。対象はストック商品と今季の一部の商品になります。通期商品や毎年仕入れをしている定番商品は値下げをしませんので、ご了承ください。

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 今年1月に訪れたパリ。シャトーダン通りにあるRepetto(レペット)の本店もセールをしていました。ディスプレーが可愛いですね。

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ウインドウを覗くと、BOGLIOLIやLARDINIのロゴスタンドが。パリにいるのに、イタリアの旬を感じることの出来るセレクトショップ「AVEDIS」。こちらもセールをしておりました。スタッフの方にWOOL RICHのアウターを薦められましたが、持って帰るのに大変なことと、サイズが大きすぎて諦めました。

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