取り留めのない話ですが・・・

  まるで台風のような荒れた先週の火曜日。皆さん、大丈夫でしたか?

 いつもなら定休日の火曜日に出張に出掛けるのですが、この日、用事があって水曜日に変更した為、難なく仕事をこなしてきました。いつも、こんな風に自然に対しては運が強いのです。

 この日の展示会先は、1社のみ。【ATTIRE(アタイア)】ブランドで展開しているスタジオ・アークさん。今年の春は開催できませんでしたが、年に二回、代表の松山氏にご来店いただいてのオーダー会では、ずいぶんお世話になっています。

 原宿駅を降りると、昨日の天気が嘘のような穏やかな天気に誘われてか、また春休みともあって多くの若者で賑わいを見せていました。そのまま表参道に入ると、通りは人波で埋め尽くされています。自分のペースで歩くことはまず不可能です。外国の方も多く、きっと桜の時期に合わせて来日されているのでしょうか。昨年のこの時期と比べれば、雲泥の差です。春の日差しの中、多くの方が目的もなく、のんびりと通りを歩いています。私はと言えば、筋トレの為、ジグザグ走行です。

 この日、早めに出掛けた為、約束の4時まで1時間半以上もあります。時にはゆっくりとお茶でも飲みながら、人の流れを眺めたり、本でも読みながら時間をつぶそうと適当な場所を探したのですが、なかなか良い場所が見つかりません。いざ時間ができると困りますね。以前、使っていたカフェは、新しい商業施設ができた為、なくなってしまい、やっと見つけて入ろうとすれば、人が多すぎて、とても落ち着ける雰囲気ではありません。近くにホテルのラウンジがあればと思ったのですが、結局諦めて入ったのは、少々苦手なSTARBUCKS・・・

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 こちらは、パリで有名なカフェ「フーケ」。凱旋門を目指してシャンゼリゼ通りを歩くと、左側に見えてきます。道を挟んで、目の前にヴィトンの本店がありますので、すぐ見つけることができます。1899年創業で、数々の映画の舞台になった伝統のあるカフェです。あの風月堂の名も、このフーケからとったと言われています。

 パリの街を歩いていると、所々に素敵なカフェがあります。現在、パリにはカフェが5000軒とも6000軒ともあると
言われています。「カフェ・ド・フロール」や「レ・ドゥ・マゴ」は有名ですね。若者達が集まるトレンドカフェやデザインカフェなど様々なタイプのカフェがあり、年齢やクラスによって使い分けられています。座る席や時間帯によっても料金がことなりますが、コーヒー一杯で長く居ても嫌な顔されることもありません。カフェは、フランス人の生活に根付いており、かけがえのない場所なのです。

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 「フーケ」で食べるケーキも格別です。周りが大人ばかりですので、一人でケーキを食べていても恥ずかしくありません。この雰囲気に高いお金を出しても、決して無駄ではありません。ギャルソンの笑顔もサービスも良いですしね。

 ここ岡崎にも多くのカフェ(喫茶店)がありましたが、いつの間にか姿を消してしまい、チェーン展開の店ばかりが目立つようになりました。余談ですが、以前は160店舗ほどあった岡崎の寿司やさんも今では半分になっているそうです。人の集まる場所、特に趣向を凝らした個性のある店や大人が寛げる場所がなくなったことは、寂しい限りです。

 あるお客様に、「スグル君、岡崎にいいカフェを作ってよ。」と言われたことがありました。作りたいのは山々なのですが、資金が・・・、すいません。

 本日も取り留めのない話になりました。

 

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