イランカラプテ アイヌ語で「こんにちは」です。

 今日は、ブログ作りに忙しい日です。先ほどNEWSに【Drumohr(ドルモア)】のブルゾン型カーディガンをご紹介させていただきました。店頭は名倉と高井に任せて、私は事務所に引きこもりでパソコンの前に座っております。イタリアの出張報告のように、いつまで続くんかい!と言われないように、本日で最終回とさせていただきます。一泊二日ですので、報告することも少ないですしね。

 小樽のお寿司屋さんを後にした私達は、ほろ酔い気分で宿泊先のある札幌に戻りました。ホテルにチェックインした後、またロビーに集合です。皆、元気です。仕事もこのぐらい元気だといいのですが・・・。後は、大人の自由時間です。こうして、それぞれの思いを包み込んで札幌の夜は更けていきましたが、なぜか写真がありません。

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 言わずと知れた札幌のシンボル「時計台」と「赤れんが」の愛称で知られる国の重要文化財。この場所は、絶対に見逃すわけにはいきません。そろそろ大通公園では、雪祭りの準備が始まっているのでしょうか。この雪祭り、スポンサーの減少など、様々な課題があるそうです。次は、雪祭りの頃に行けるといいですね。

 早めに札幌市内を回った私達は、レンタカーを借りて、近藤重蔵さんや松浦武四郎さんも通った中山峠へ。

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 スタッドレスを履いていれば、大丈夫です。

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 本当に大丈夫ですかね。

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 肩に力が入ります。

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 やっと中山峠にある道の駅「望洋中山」に到着。ホッとしたら、お腹が空いてきました。やはり、ここは名物「揚げイモ」です。ジャガイモ本来の美味しさであるほのかな甘味が口いっぱいに広がります。思い出していたら、よだれが・・・。

 まだまだ緊張の道中は続きます。

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 洞爺湖畔を走っていると、右に有珠山が見えてきます。今から11年前の平成12年3月31日午後1時10分ごろ、22年7ヶ月ぶりに噴火した有珠山。当時の新聞、テレビで大きく報道されましたね。写真は、昭和18年、突然地震と共に、麦畑が隆起してできた昭和新山です。不思議な光景ですが、当時は地獄絵のような恐ろしい状況だったはずです。それにしても私達以外、観光客は見当たりません。貸しきり状態です。ただ、売店も殆ど開いていないので、貸しきるものは、この風景のみです。

 次に向ったのは、アイヌ民族博物館(ポロトコタン)。「アイヌ」とはもともと「人間」を意味するアイヌ語です。北海道や東北北部、サハリン南部、千島列島には、和人やロシア人が住む前から、独自の言語と文化を持つ先住民族、アイヌが暮らしていたそうです。

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 茅葺きの民家で、アイヌの歴史、文化などの説明を受けた後、アイヌ古式舞踊を披露してくれました。始まる前は、私達を含め7.8人でしたが、途中、韓国の団体さんが入られ、席は一杯。立ち見も出るほどでした。ありがたいことですね。

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 この方が長老?でしょうか。踊りが終わった後、アイヌのことを熱く語ってくださいました。1970年の大阪万博で踊られたことや(当時20歳だったそうです)、つい最近では上海万博にも参加され、世界中で古式舞踊を通してアイヌの文化を伝えると共に、観光地としての魅力をPRされているとの事です。とても元気な方で、私もパワーをもらいました。知らないことを知るのも旅の楽しみの一つですね。

 冬の北海道は、日が落ちるのが早く、急に寒さが増してきます。そろそろ空港に向わなければならない時間です。レンタカーを返し、空港で少し早めの食事です。札幌ビールを飲みながら、軽くジンギスカン鍋をつつき、締めはカレーです。スープカレーが有名ですが、やはりカレーはビーフカレーがいいですね。

 一泊二日という駆け足での旅でしたが、北海道大好きと言う添乗員が付いてきてくれましたので、十分満喫できました。感謝です。

 

 

 

 

 

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