「イボの功名」もとい「怪我の功名」!?

  Pernoi(ペルノイ)のグローブが売れています。11月号のLEONに掲載された時、「なるほど!」と感心し、お客様からも「これっ、入らないの?」と何度と訊かれ、何とかできないかなとは思ってはいました。偶々、ある靴ブランドの件で、問い合わせたところ、「もし良ければ、ペルノイのグローブ、興味ありませんか?」と尋ねられ、驚きました。まさか、「ここ」でペルノイの話が出るとは思ってもみませんでしたからね。「ここ」とは、盛岡にある「菅原靴店」さん。レディース、メンズ合わせて、7店舗を展開している靴屋さんなのです。よく訊くと、メンズ店では、ボリオリやPTなども扱っており、何度も電話で長話をしているうちに、いつの間にか意気投合してしまいました。

 菅原さん曰く、Pernoi(ペルノイ)のグローブ誕生の経緯は、ある日、都内のセレクトショップオーナーと雑誌社の方、そして菅原さんの3人が東京で飲んでいた時に、何気ない会話の中で出たアイデア。「こんなのあるといいよねぇ。」的な発想は、ヒット商品を生みます。このペルノイも展開と同時に大人気です。

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 冷え込みの厳しい朝。ペルノイがあれば、ハンドルの冷たさも平気です。運転も上手くなった気がするのは、気のせいでしょうか。レディース店カシェートの移動は、自転車。大活躍です。

 以前、お話した私の踵にできたイボ(魚の目)は、未だ直らず。直るどころか、ますますひどくなっていくようで、年明け早々の出張が心配です。踵をかばう為に、どうしても反対足に負担がかかります。そのうち腰から首筋までが痛くなり、気分も憂鬱です。売り場に出ないわけにもいかず、昨日からスリッパを履いています。お客様には大変、失礼に当たるのですが、やむを得ません。「何を履いても似合うね。」と褒めていただけるお客様には感謝です。

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 このスリッパは、家内のものです。サイズの小ささがが、踵にあたらず、見栄えも我が家にあるスリッパの中では最高。なんといってもレザーですから・・・、なんて見栄を張っても所詮スリッパです。でも、お客様の評判は上々!?  実は、このスリッパ、以前、グローリーガイで展開していたものです。もう10年以上前でしょうか。もともと、ブラックとレッドの2色展開で、私はブラックを自宅で履いていました。夏は素足で履くと気持ちよく、冬でも暖かいので、さんざん履いて、つぶしてしまったのですが、家内は何故か一度も使っていなかったのです。だから新品です。

 このスリッパを履いて、Pernoi(ペルノイ)を販売しているうちに「こんなカラフルなレザーのスリッパがあれば、毎日の生活が楽しいだろうな。」と思えてくるのです。確かに、このレザースリッパはよく売れましたね。ギフトにも最適です。イボができなければ、このスリッパの登場もなければ、この思いつきも無かったことでしょう。「イボよ、感謝!」とは思いませんが、これも一つのきっかけです。

 菅原靴店の菅原さんとも何度と電話で話したことはあってもお会いしたことがありません。少し前にPT01、PT05の代理店でもあるトレメッツォの小林さんのご好意で、年が明けたら3人で飲みましょうと誘ってくれました。その際に、相談してみようかと思います。他にも「こんなのあるといいよね。」という意見が出るかもしれません。

 

 



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