2011年春夏展示会報告        【WOOLRICH(ウールリッチ)】

 今日は朝から気温がぐんぐん上がって、暑い日になりました。天気予報を見ると来週は晴れマークが続き、もう梅雨明けですね。来週も20日、21日と東京主張を控えており、気になる天気を見ると大体、岡崎と同じ晴れの日が続きます。気温は真夏日を通り越して猛暑日になりそうです。余談ですが、夏日と真夏日、猛暑日の使い分けをご存知ですか? 25度以上が夏日、30度以上が真夏日そして35度以上が猛暑日とのことです。最近では40度を越える地域もあり、もう一段階上の言い方が必要かもしれません。私は7月生まれの夏男。暑さには強い方なのですが、さすがに出張の時は、辛いですね。

 さて、展示会報告です。今回は、前回のブログでお話した通り、のんびりとした出張になりました。最初に訪れたのは、「WOOLRICH(ウールリッチ)」。イタリアでは、アメリカンスタイルがトレンドで、このウールリッチも大人気です。ご周知の通り、1830年アメリカ・ペンシルバニアで誕生したアメリカ最古のアウトドアブランド。現在はイタリアファッション業界をリードするWP社の元、アメリカの歴史と伝統の中で培われた機能美を大切にしながらも、現代的に洗練されたコレクションへと昇華させています。

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 そして、今回のコレクションのテーマが「TAKE IVY」。この言葉を聞いて懐かしく思う方は多いはずです。アメリカ東部の8大学(ハーバード、イエール、ブラウンなど)の学生達。彼らはプレッピースクールから来た、いわゆる特権階級、WASPの人々で、そんな彼らのファッションは、冬でもソックスを穿かずに裸足に靴を履いたり、寒くてもダウンジャケットの前を閉めず、セーターもお爺さんの頃からの物を肘が抜けてしまっても、スエードの布を貼って着るなど、バンカラが彼らのお洒落なのです。ただ、いざとなると、スーツを着て高級ホテルで食事もするし、パーティではきちんとタキシードも着るのです。本来は、先祖代々のエリート意識がこのファッションの土台であり、お金があればできるというものではありません。そんな当時のアメリカのアイビーリーグ・ファッションを60年代から70年代かけて紹介したのが、「VAN]です。私より少し上の世代は、この「VAN」の洗礼を受けた方は多いはずです。そして今また、アイビー或いはアメリカンカジュアルは若者に人気があり、ちょうど、その親が{VAN」世代というのも面白いですね。

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 商品の写真を今のタイミングで載せることはできませんので、シーズン前にご紹介させていただきます。他社に真似をされることを嫌う「WP社」の意向です。写真はバッチリ撮ってきておりますので、ご興味のある方は、スタッフまで申し付けください。

 明日は「MONCLER(モンクレール)」の展示会報告です。ご期待ください。

 
 

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