風にのれ!男子の夢

 本当は、続けて載せたかったのですが、今日まで延び延びになってしまいました。前回、「えと縄」の展示会に行った際、目を惹いたのが、「鯉のぼり。季節外れな話題ですが、ご容赦ください。

 「鯉のぼり」と言えば、五月五日の端午の節句です。男児の無事な成長を願う「鯉のぼり」を飾り、軒に菖蒲やヨモギを挿し、ちまき、柏餅を食べて邪気を祓います。田舎育ちの私は、家の前の畑で、風に泳ぐ、あでやかな鯉のぼりの姿を思い出すことができます。夜、風呂に入ると、湯船に菖蒲が入っていて、湯船から出ると、たくましくなった自分を感じるのが、とても不思議でした。今でも、その感覚は同じです(相変わらず、単純ですかね)。

 鯉が滝を登ると龍になるという中国の故事から「登龍門」という言葉が生まれました。鯉は出世魚。めでたい魚とされているのです。「鯉のぼり」は、玄関前に幟や吹流しを立てて祝ったことに始まります。江戸の中ごろには、武士の幟に対抗して、町人の間で紙や木綿などの鯉幟が盛大に飾られ、以来、男子が生まれましたという地域社会へのお披露目の意味と男子の無事成長を祈る祝いの風習として今にいたるまで続けられています。

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 どうですか、この勇ましく華やかな「鯉のぼり」。この「鯉のぼり」が天を泳ぐ姿を想像してください。きっと、元気が出るはずです。「草食系男子」などと、訳の分からない言葉を最近、耳にしますが、やはり男子たるもの、この「鯉のぼり」のように、たくましく、様々な困難に打ち勝って大成するぐらいの気持ちは必要ですね。

 そして、こんな可愛らしいものもありました。

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