3月13日、14日の二日間、松山氏を迎えての【ATTIRE】のオーダー会が開催されました。前回同様、多くの方に参加していただき、心よりお礼申し上げます。

　松山氏を交え、生地を選び、採寸をしながら自分の体型の特徴を知ることも楽しみの一つです。また、プロでなければ、知りえないことを教えてもらうことは、とても勉強になります。そして出来上がりを待つことも、オーダーならではの楽しみですね。

 　実は、この日、最も輝いていたのは、スタッフの名倉です。彼は既製品が体に合わない為、スーツ、ジャケットは全てオーダーに頼らないといけません。その為、この日の来ることを待ちわびていて、生地が届いてからは、暇ある毎に目を輝かせ、生地に見入っていました。今回、彼は、DRAPERSの生地を選び、2着のジャケットをオーダーしていました。しっかり、お客さんになっていましたね。私は、以前より必要としていたブラックスーツをウィリアムハルステッドの生地でオーダーしました。私の場合は、既製品で充分、間に合うのですが、胸囲に対しの肩周りとウエストに対してヒップ周りが貧弱なので、そこの調整をし、また、パンツにサイドストラップを付けるなどデティールにも拘りました。

  オーダーは、仕入れの延長線上にあります。展示会では、多くの物を見て仕入れをしてきますが、それだけでは、お客様に感動と満足を与えることはできません。本当に価値あるものを提案していく為に、オーダー会は、今後、もっともっと充実させていくつもりです。今回、ご参加できなかった方も、ぜひ次回（9月頃）を楽しみにしていてください。