はまってます。イタリア発アメリカンスタイル。

 今年の2月、スリードッツやマッキントッシュ、そして今年からジャパンが設立されたモンクレールなど、数々の人気ファクトリーを日本に紹介し、育て上げた八木通商からのオファーがあったのが、アメリカ最古のブランド「ウールリッチ」。以前にも他の商社からのオファーがあったのですが、あの野暮ったいアメリカのアウトドアーブランドは、グローリーガイに必要ないと断っていたのです。しかし今回、世界のファッション界をリードするイタリア、ミラノのwpラボリ社が手掛けていると聞き、さらにコレクションの写真を見て、展示会に行くことにしました。

 この仕事をしていて、服に興味がないと言うと嘘になるでしょうが、実は買い物が大の苦手。新しく出来たファッションビルやデパートなど殆ど行かないし、当たり前ですが着る物は全て、グローリーガイで購入。唯一、パジャマだけは新宿の伊勢丹でグラジオペルラの物を買うだけ。それも数分で済んでしまいます。勿論、他の階には行きません。いろんなショップや服を見ることは大切です。情報は多いに越したことはありません。ただ、情報が多すぎると迷いも出ます。どうしても売れてる物や売れる物を探してしまい、本当に提案したい物とのギャップが出てしまいます。繊維研究新聞という専門紙もあるのですが、これも止めてしまったほどです。今の私の情報源は、取引先メーカーの担当者とお客様の声。少しは雑誌も見ますが、殆どは人の生の声。今回も八木通商の担当者の生の声に興味を持ったのです。

 あまり広くは無い展示会場に入ると、今までイメージしていた通りのウールリッチの世界がそこにはありました。ただ、昔のように一つ一つの服に野暮ったさはありません。かといって洗練されているわけではなく、アメリカの伝統服を再発見しながら、新たに「今」を入れていく作業がここにあるのです。「J.W.BRINE」というイタリアのパンツブランドがあります。ここのカーゴパンツは遠方からの問い合わせも非常に多く、店頭でも品薄です。このブランド名「J.W.BRINE」は架空のアメリカ人の名前が由来です。イタリア人の目を通してアメリカの服を表現すると、こんなにも素敵になるのです。このウールリッチも同じことが言えます。

 今回、私が購入したのは赤のチェックのシャツとエルボーパッチ付きの黒のクルーネックセーター。そして撮影後、どうしても欲しくて本日、購入した赤のダウンベスト。勿論、素材は定番のロクヨンクロス。ロクヨンクロスについては、次回お話しましょう。「WOOLRICH」このブランドはあたたかいです。

 このセーター、他にダークブラウンとミディアムグレーがあり、価格は19425円。ダウンベストの方は、写真の通りダークブラウン、レッド、ネイビー。価格は32865円になります。よろしければ、お揃いで着ませんか?

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