お参りの作法

 先日、「余香殿なおらい」にお邪魔した際に、岩津天満宮の月刊誌”てんじんやま”を頂いてきました。その中に、お参りの作法の特集が載っていましたので、ご紹介します。

 一)鳥居のくぐり方 鳥居の前に立ち一礼します。中心は神様の通り道ですので、向かって左側を通り手水舎に向かいます。

 二)手水の使い方 右手にひしゃくを持ち、左手に水をかけ清めます。左手にひしゃくを持ち替え右手を清めます。再び、ひしゃくを右手に持ち、左手の平に水を受け、その水で口をすすぎます。最後にひしゃくを立て、柄に水を流し清めて、静かに戻します。

 三)お参りの仕方 拝殿の前に立ち、軽く頭を下げ御賽銭を上げます。次に二拝します。「拝」とは深いおじきと言う意味で二度します。そして二拍手します。拍手(かしわで)を二度打つことで神様を敬う気持ちを表します。最後に一拝します。二拝二拍手一拝、これがお参りの作法です。一拝の後、もう一度軽く頭を下げて終わります。

 どうです、ご存知でしたか?知っているようで知らない方が多いのではないでしょうか。私なんぞは、ひしゃくを口に付けたこともあり、思い出すと恥ずかしいかぎりです。皆さんも気をつけてください。この冊子に、とてもよい言葉がありました。

 「気持ちが籠もっていれば、カタチにこだわることは無い、というお話も稀にありますが、カタチ、作法に則り行う意味は、とても大切です。お参りで言うなら、神様にお祈りを捧げる前、御神前に出るための心の支度、あるいは気持ちを整えることが、その作法となります。これは人と人の間でも同じで、作法を礼と言い換えることもできます。あたたかな心と心の交わりを成り立たせる法(のり)がおろそかにされている昨今、お参りの作法を通じ、見直して頂くと良いですね。」 

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